最近話題の本でもあり、読んでみた。
吉野ヶ里、四天王寺、法隆寺といった言葉が、実際に行ったことにより、言葉として覚えるのではなく体験として伝わってくる。
歴史も、その遺跡等を実際に体験している人は強いだろうな、ということを強く思った。
近現代史は色々な本を読むので、さらっと書くとこうなるのかなという感じがする。
それにしても、第二次世界大戦前の新聞の偏向報道には改めて、問題を感ずる。
現代のマスコミがそうではないと言えないのであるから、本質をきちんと見抜く受け手側の能力が大事である。
過去も、常に反対があるなど色々な意見の戦いの中から一本の道が選ばれている。
多くの人がより良い道を選ぶ力を持ったときによい方向に行くだろう。
それでも、正しいと思ったことがそれとは別の効果を生むこともある。
そういうことに注意しながら、注意深くアジャストしていくしかないのだろう。
目次
第Ⅰ部 原始・古代
第1章 日本のあけぼの
第2章 大和王権の成立
第3章 古代国家の形成
第4章 律令国家の変
質
第Ⅱ部 中世
第5章 武家社会の形成
第6章 武家社会の転換
第7章 下克上と戦国大名
第
Ⅲ部 近世
第8章 幕藩体制の確立
第9章 幕政の安定と町人の活動
第10章 幕藩体制の動揺
第Ⅳ部 近
代・現代
第11章 近代国家の成立
第12章 大陸政策の展開と資本主義の発達
第13章 第一次世界大戦と日本
第14章 軍部の台頭と第二次世界大戦
第15章 現代世界と日本