ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

イルカ漁は残酷か

2015-11-28 07:32:42 | 本と雑誌


伴野準一さんはノンフィクションライター。
難しいテーマを穏やかな筆致で描く。
幅広い視点から要領よくまとめてあるので勉強になる。

目次

第1章 最後のイルカ漁
第2章 太地町立「くじらの博物館」物語
第3章 太地追い込み漁成立秘話
第4章 価値観の衝突
第5章 スター誕生
第6章 乱獲と生体ビジネスの始まり、包囲網の形成
第7章 イルカと水族館
第8章 幕間劇「くじらの博物館訴訟事件」
第9章 夏は終わりぬ
終章 イルカと人間の現在
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生命と記憶のパラドクス 福岡ハカセ、66の小さな発見

2015-11-19 23:03:24 | 本と雑誌


福岡先生のエッセイは面白く、ためになる。
どこかで聞いたことがある話もあるが、福岡先生の筆致でぐいぐい読ませる。

目次

ハカセの記憶
ハカセの旅
ハカセの進化
ハカセのIT
ハカセの読書
ハカセの芸術
ハカセのナチュラリスト宣言
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

督促OL 奮闘日記 ちょっとためになるお金の話

2015-11-13 22:08:02 | 本と雑誌


著者の榎本まみさんは、「督促OL 修行日記 (文春文庫)」で知った方。
次作を楽しみにしていたが、期待通り。
素晴らしい人材である。

同じような仕事をしている人は読みたくなるだろう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

失われた場を探して──ロストジェネレーションの社会学

2015-11-12 23:05:45 | 本と雑誌


以前「リスクに背を向ける日本人 (講談社現代新書)」という本を読んだことがある。
その時から著者のお一人のメアリー・C・ブリントンさんという方は気になっていた。
とは言え、随分前にこの本は買っていたのだが積読になっていた。
出張の機会に持って出る。
読み始めたら、知的興味を刺激する本であり、とても興味深かった。
こういう本を読むと元気になる。

目次

プロローグ
1章 ロストジェネレーションの誕生──「場」が消えて、格差が生まれた
2章 若者を仕事の世界に送り込むメカニズム
3章 「場」が重要な社会、「場」が崩壊した世代
4章 高校と企業の「実績関係」に起きた変化
5章 ニート・フリーターはどこから生まれる?
6章 モバイル型ワーカーの生きる道
7章 ロスト・ジェネレーションとポスト・ロストジェネレーションの可能性
エピローグ
解説 玄田有史
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い

2015-11-11 22:58:15 | 本と雑誌


山口仲美先生の本を初めて読む。
表題にひかれたのだが、内容も面白い。
こんな研究をしていらっしゃる方もいるのだなと感心した。

目次

第1部 擬音語・擬態語の不思議
第2部 動物の声の不思議
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

決してマネしないでください。(2)

2015-11-08 17:57:33 | 本と雑誌


蛇蔵さんを続けて読む。
この本も私にはちょっと難しかった。
最近この手の本は読めない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

決してマネしないでください。(1)

2015-11-08 14:24:23 | 本と雑誌


蛇蔵さんの本。
なかなか面白い。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嘘みたいな本当の話

2015-11-08 08:32:22 | 本と雑誌


内田樹・高橋源一郎という名前にひかれたが、選というだけで、書いているのは市井の人。
つまらない内容である。

目次

戻ってくるはずがないのに、戻ってきたものの話
犬と猫の話
あとからぞっとした話
空に浮かんでいたものの話
変な機械の話
おばあさんの話
私が会ったなかで、いちばん粗忽な人の話
そっくりな人の話
マジックナンバーの話
ばったり会った話
私が会ったなかで、いちばん物忘れのはげしい人の話
予知した話
終電車の話
壮絶にまずい食べ物の話
私が会ったなかで、いちばんカラフルな人生を送った人の話
あの人、高貴な方だったのね、という話
私が会ったなかで、いちばん酔っぱらっていた人の話
今年いちばん、嘘みたいだった話
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

想い出の街

2015-11-05 23:12:30 | 本と雑誌


写真家の井上孝治さんは福岡の方。
春日原駅前に写真店を出していたということであるから、近くにいらっしゃということであり、そういう意味でも近く感じる。
懐かしい味の写真集である。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この君なくば

2015-11-04 06:20:33 | 本と雑誌


葉室麟さんの本を読む。
幕末の恋愛小説というとイメージが違うが、一言で言えばそういう内容ではある。
清冽な中に熱いものがある。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンヴィヴィアリティのための道具

2015-11-03 19:12:09 | 本と雑誌


イリイチという名前は聞いたことがあるが、読んだことがない。
ちくま学芸文庫に200ページほどの本が入ったので買ってみる。
全くと言ってよいほど歯が立たなかった。

朝倉秀吾さんという方が要領よくまとめていらっしゃる。
SYUGO.COMという名前で、要約ノート社会思想やフランス文学データベース、いうまとめをしようとしていらっしゃる。
本書は、ここでお読みください。

とは言え、重要な指摘があり、現代人として考えるべきものであるだろう。
学生時代「スモール イズ ビューティフル (講談社学術文庫)」を読んで、考えさせられたことがあったが、それ以来の文明論である。

万人におすすめはしないが、興味がある方は是非お読みくださいませ。

目次

1 二つの分水嶺
2 自立共生的な再構築
3 多元的な均衡
 生物学的退化
 根元的独占
 計画化の過剰
 分極化
 廃用化
 欲求不満
4 回復
 科学の非神話化
 言葉の再発見
 法的手続きの回復
5 政治における逆倒
 神話と多数派
 崩壊から混沌へ
 危機の洞察
 急激な変化
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする