立石泰則さんが、1988年12月に文藝春秋から刊行されたもの。
松下電器に関する人なら買うのだろうな。
松下幸之助さんに対するイメージが変わる。
関係者はどのように読むのだろうか。
第1章 山下俊彦社長就任劇の謎
第2章 幸之助の前線復帰―熱海会談
第3章 コンピュータ撤退
第4章 同族経営の時代
第5章 番頭体制の時代
第6章 二人の大番頭―丹羽正治と高橋荒太郎
第7章 最大の危機―PHP運動の開始
第8章 戒律なき宗教
第9章 批判される商法―消費者運動の波
第10章 パナファコム―富士通との提携
第11章 山下俊彦の九年間
第12章 神話は呪縛する
第13章 松下正治の十六年間
第14章 もうひとつの「山下社長就任劇」
第15章 「神様」とは何だったか
新入社員が来るたびに思い出す本。
高橋達男著。
昭和43年初版。
私は、昭和55年入社のときに読み、インパクトがあった。
Amazonで古本で購入。
久しぶりに読み懐かしい。
男が働くのが前提、たばこを職場の吸うのも前提など今の世に合わないことは多い。
しかし、サラリーマンをビジネスマンと読み替えてビジネス能力開発と言う観点で読むと、一向に古くない。
昔の方が、レベルが高いということもないかもしれないが、要求レベルは高い。
若い人にも読ませてみたい。
内田樹さんの本を読む。
呪いの時代とは言いえて妙である。
<他者へ祝福の言葉を贈ることこそが、自分を愛することになる>と帯にあるが、その通りだと思う。
最初は、自分の他者への働きかけなのだと思う。皆がそう思うことが大事だ。
Ⅰ 日本のことを考える
第1章 呪いの時代
第2章 「祝福」の言葉について
第3章 「後手」に回る日本
第4章 英語が要らない奇跡の国
第5章 「婚活」と他者との共生
第6章 「草食系男子」とは何だったのか
第7章 『日本辺境論』を超えて
第8章 これからを生き延びる智恵
第9章 神の言葉に聴き従うもの
Ⅱ 未曾有の震災の後に
第10章 荒ぶる神を鎮める
第11章 戦争世代と科学について
猪瀬直樹さんの本を続けて読む。
実践して成果を出している人の言葉だけに迫力が違う。
目次
Ⅰ 即断即決で立ち向かう
1いざというときに優先すべきことは何か
2指揮命令系統の一元化と大胆な権限委譲
3刻々と変化する状況に対応する
4立ち止まっている時間はない。奔りながら考える
5スピードこそ命。迅速な意思決定
6杓子定規の対応では危機は乗り切れない
7縦割りの組織は“昨日のルール”でできている
8一度決断したらブレない
Ⅱ “想定外”をなくす思考と行動
9普段の行動の延長線上に危機管理がある
10日常使っているネットワークこそ役に立つ
11「自助・共助・公助」の発想こそが重要
12トレーニングは本番さながらにやってこそ意味がある
13歴史をさかのぼり、危機をとらえ直す
14緻密なシミュレーションで“想定外”をなくす
Ⅲ リスクをとって攻めに転じる
15現状に安住せず、先を見越して危機の芽を摘む
16利用者の視点に立って常識を働かせる
17自前の発電所を持ってリスクヘッジする
18身を削る覚悟がない電気料金値上げに異議あり
19外国企業を呼び込んで東京に活力を取り戻す
20「災後社会」に国民としてどう立ち向かうのか