ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

2015年の決済サービス―決済の脱「ガラパゴス化」

2010-02-28 16:43:13 | 本と雑誌

野村総合研究所決済制度プロジェクトチームの著した本。

コンパクトにまとまっており、興味深い。
脱「ガラパゴス化」ができるのか、どうかは分からないが、決済の現状を理解するには良い本である。

目次

第1章 決済手段の利用実態と今後の展開
    ―誰が、いつ、どこで、どのように決済をしているのか
第2章 今、決済の仕組みが変わることの背景・要因、うねり
    ―今、決済の世界で何が起きているか
第3章 諸外国に見る先進事例
    ―EUにおける先進事例
    ―北米における先進事例
    ―アジア・新興国における先進事例
    ―世界共通の先進事例
第4章 今後の決済を取り巻く環境変化とビジネスモデルの変化
    ―「第三の開国」における決済サービスのグローバル化
    ―なぜ日本固有の仕組みは世界に受け入れられないのか

 

2015年の決済サービス―決済の脱「ガラパゴス化」

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東京ファイティングキッズ・リターン―悪い兄たちが帰ってきた

2010-02-26 07:40:41 | 本と雑誌

内田樹さんと平川克美さんのメールのやりとり。
興味深い話が多い。
冒頭から、もっとビジネスよりの話や世の中の話題に即してファイトしてくれたほうが面白かっただろう。

目次

正しさは誰が判断する?
第三者、エロス、時間
自由という神話、成長という物神
詩と反復
言葉に対する敬意と慎み 深さ
エクリチュールの魔
キャリアという自己商品化
常識と陰謀
非決定問題について
ブリコラージュ的知性について
「忘 れられた」ブリコルールたち
インビジブル・アセット
蕩尽的時間論と言葉の「後ろめたさ」について
労働と豊穣性
党派を遠く はなれて
歴史の中のifと「ナカとって主義者」
さようならアメリカ、さようならニッポン
アメリカの光、日本の影
非同盟的 なむすびつきと見えない時間
負け方と貨幣と時間
ぼくたちのベル・エポック
悪い兄たちが帰ってゆく

東京ファイティングキッズ・リターン―悪い兄たちが帰ってきた (文春文庫)

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図解 クレジット&ローン業界ハンドブック (「図解業界ハンドブック」シリーズ)

2010-02-22 07:35:39 | 本と雑誌

「図解 業界ハンドブック」シリーズの一冊。
就職のために書かれた本だとは思うが、コンパクトにまとまっており、分かりやすい。

目次

第1章 クレジット&ローン業界の最新トレンド
第2章 クレジット&ローン業界の市場規模と構造
第3章 クレジット業界の電子マネー戦略
第4章 クレジット&ローン業界の儲けの仕組み
第5章 クレジット&ローン業界の展望と課題
第6章 クレジット&ローン業界の仕事
第7章 クレジット&ローン主要30社

図解 クレジット&ローン業界ハンドブック (「図解業界ハンドブック」シリーズ)

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クレジットカードの知識

2010-02-14 22:06:56 | 本と雑誌

クレジットカードは身近であるが、その課題等についてまとめて読んだことはなかった。
この本は、3版目ということことであり、新しいビジネスモデルも書いてあるということで期待して読む。
びっくりするようなことは書いていない。
まあ、そんなことが書いてあれば皆やっているだろう。

目次

Ⅰ クレジットカードとは何か
Ⅱ クレジットカードに関する規制
Ⅲ 市場におけるクレジットカード
Ⅳ 金融再編とクレジットカード
Ⅴ 求められる新しいビジネスモデル

クレジットカードの知識 (日経文庫)

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小説の周辺

2010-02-11 21:23:12 | 本と雑誌

藤沢周平の名前はもちろん知っているが、実は読んだことがなかった。
たまたま手にしたので購入し、読んでみる。
サラリーマンだったとは知らなかった。
エッセイは読みやすく、小説も読んでみようかと思わせる。

小説の周辺 (文春文庫)

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事件の年輪

2010-02-11 11:09:46 | 本と雑誌

佐野洋さんの名前は知っていたが、初めて読んだ。
老いをテーマに、ミステリー十話を軽妙につづる。
なかなか、面白い。

事件の年輪 (文春文庫)

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もういちど読む山川世界史

2010-02-10 06:20:28 | 本と雑誌

もういちど読む山川日本史」に続けて読む。
世界史を一冊に詰め込もうというのに無理がある。ローマ人の物語を読んでいる身にすれば、ローマ帝国の話も、こんな風に教科書には書いてあったのかとがっかりする。
歴史のダイナミズムは伝わってこない。
また、悪文だと思う。「しかし」を多用するが、なぜ「しかし」か理解できないことが多い。そもそも何故そう続くのかが分からない文章が多いのが困る。
原因と結果のつながりが分からないということだ。
高校生の頃から、数学や物理は好きだったが、教科書の歴史は嫌いだった。
その理由が分かるような気がする。

なお、東南アジアの歴史については、それぞれの国の視点から再度読み直してみると興味深いだろうと思った。大学生の頃、民族解放運動史としては読んだが、通史として読むと国と国との関係も違って見えるのかもしれない。

目次

序章 文明の起源
第Ⅰ部 古代
 第1章 古代の世界
第Ⅱ部 中世
 第2章 東アジア世界
 第3章 イスラーム世界
 第4章 ヨーロッパ世界
第Ⅲ部 近代
 第5章 近代ヨーロッパの形成
 第6章 欧米近代社会の確立
 第7章 アジアの変動
第Ⅳ部 現代
 第8章 帝国主義時代の始まりと第一次世界大戦
 第9章 ヴェルサイユ体制と第二次世界大戦
 第11章 現代の世界

もういちど読む山川世界史

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もういちど読む山川日本史

2010-02-07 11:50:23 | 本と雑誌

最近話題の本でもあり、読んでみた。
吉野ヶ里、四天王寺、法隆寺といった言葉が、実際に行ったことにより、言葉として覚えるのではなく体験として伝わってくる。
歴史も、その遺跡等を実際に体験している人は強いだろうな、ということを強く思った。
近現代史は色々な本を読むので、さらっと書くとこうなるのかなという感じがする。

それにしても、第二次世界大戦前の新聞の偏向報道には改めて、問題を感ずる。
現代のマスコミがそうではないと言えないのであるから、本質をきちんと見抜く受け手側の能力が大事である。

過去も、常に反対があるなど色々な意見の戦いの中から一本の道が選ばれている。
多くの人がより良い道を選ぶ力を持ったときによい方向に行くだろう。
それでも、正しいと思ったことがそれとは別の効果を生むこともある。
そういうことに注意しながら、注意深くアジャストしていくしかないのだろう。

目次

第Ⅰ部 原始・古代
 第1章 日本のあけぼの
 第2章 大和王権の成立
 第3章 古代国家の形成
 第4章 律令国家の変 質

第Ⅱ部 中世
 第5章 武家社会の形成
 第6章 武家社会の転換
 第7章 下克上と戦国大名

第 Ⅲ部 近世
 第8章 幕藩体制の確立
 第9章 幕政の安定と町人の活動
 第10章 幕藩体制の動揺

第Ⅳ部 近 代・現代
 第11章 近代国家の成立
 第12章 大陸政策の展開と資本主義の発達
 第13章 第一次世界大戦と日本
 第14章 軍部の台頭と第二次世界大戦
 第15章 現代世界と日本

もういちど読む山川日本史

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痔っとガマンするな!医者を選べ

2010-02-05 14:16:05 | 本と雑誌

ひょんなことから、辻仲康伸先生という名医を知り、興味を持ち、読む。
2005年の本であり、網羅的であり、幅広く知るには良い。
深く知るには、「よくわかる大腸肛門科」というホームページがお薦めである。

目次

第1章 民間療法と生活療法
第2章 さまざまな便秘と良く効く食べ物
第3章 自分でなんとかしたい人へ
第4章 病院へ行く前の準備
第5章 実際の治療
第6章 アカデミックな話―大腸・肛門なるほど事典
第7章 歴史を繙けば
エピロー グ―よりよい日々を送るための医療をめざして

痔っとガマンするな!医者を選べ

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内向の世界帝国 日本の時代がやってくる

2010-02-05 08:30:36 | 本と雑誌

増田悦左さんを知らなかった。
書名だけ見ると、とんでも本と見間違いそうであるが、そうでもない。
気宇壮大。日本の未来を考えるチャンスとなる。

目次

第1章 この金融恐慌の本物の台京にしたかったら……
      ――日本人だけが、そうする力を持っている
第2章 経済覇権交代の法則
      ――世界的な不況でいちばん苦しむのは、次世代の経済覇権国
第3章 先進国を周期的に襲う「どん欲」症候群の不思議
      ――排他的クラブが新メンバーを受け入れるとき
第4章 ナンバー・ツーであることの不安が、愚策を採用させる
第5章 単一言語が覇権を呼び寄せる
      ――ことばこそ経済の主戦場
第 6章 経済覇権国の性格が激変する
      ――もっとも外交的な世界帝国から内向的な世界帝国へ
第7章 ピンチはチャンス、チャンスはピンチ
      ――そのとき日本はどうする

内向の世界帝国 日本の時代がやってくる

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戦場取材では食えなかったけれど

2010-02-05 07:24:51 | 本と雑誌

日垣隆さんの対談集。
戦場取材の、世代間の違いも分かるし、YouTubeで、取材される側からも発進できる現代の取材の難しさも分かる。
ところで、あまり売れていないとのこと。
こういう本こそ平和な日本で読みたいものである。

目次

戦場に行かなかった父から子へ
第1部  職業としての戦争取材
 第1節 食いつめたらカタギに戻り(加藤健二郎×中川昌俊×日垣隆)
 第2節 「ペ ンかパンか」の発想を超えて(中川昌俊×日垣隆)
 第3節 愉快な隙間ビジネス生活(加藤健二郎×日垣隆)
第2部 戦争ジャーナリストに未来はあるか
 第1節 ベトナム戦争は終わっていない(竹内正右×日垣隆)
 第2節 ポル・ポトのシンパと呼ばれても(馬渕直城×日垣隆)
 第3節 真実を伝える矜恃(馬渕直城×竹内正右×日垣隆))

戦場取材では食えなかったけれど (幻冬舎新書)

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ワタシの夫は理系クン

2010-02-04 07:04:32 | 本と雑誌

理系クンにふとっちょパパも似ているところがある。
徹底的に理系クンではないので、うーん、そこまではね、というところもありながら、首肯しながら読んだ。

目次

はじめに

第一章 機械はトモダチ
第二章 理系くんの苦悩
第三章 美しいシステム運用
第四章 夫vs妻 マイルール対決
第五章 男子の習性・女子対策
第六章 オタクのこだわり

ワタシの夫は理系クン

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百年続く企業の条件 老舗は変化を恐れない

2010-02-02 20:29:11 | 本と雑誌

帝国データバンクが、百年続く企業の条件を明らかにする。
なかなか興味深い。
自分達に置き換えてみても、企業の寿命30年説は乗り越えなければならない。

目次

第1章 戦災、震災、恐慌を生き抜いた老舗の社是、社訓
第2章 老舗とは何か
第3章 老舗は一日にして成らず―12社の肖像
第4章 老舗の財務を分析する
第5章 老舗が倒れるとき
第6章 変わる老舗、新しい老舗

百年続く企業の条件 老舗は変化を恐れない (朝日新書)

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組織を変える「仕掛け」

2010-02-01 07:11:30 | 本と雑誌

高間邦男さんは、株式会社ヒューマンバリュー代表取締役。
書いてあることは、日頃思っているようなことであるが、アメリカの理論を援用するなど、分かりやすく整理してある。
実行できるかがポイントである。

目次

第1章 仕事をめぐる環境が、大きく変わった
第2章 組織は生命体
第3章 「働きがい」をつくり出す方法
第4章 ポジティブアプローチで組織を変える
第5章 組織を変えるプロセスをコントロールする

組織を変える「仕掛け」 (光文社新書)

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