後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔665〕3.11フクシマから13年。清瀬・憲法九条を守る会は東海第2原発再稼働を許さない!

2024年03月11日 | 市民運動

 3月2日(土)、清瀬・憲法九条を守る会、清瀬・くらしと平和の会は清瀬駅北口、ペデストリアンデッキに参集していました。東海第2原発再稼働反対統一行動に参加するためです。この統一行動には、およそ全国で60の市民団体が結集しています。1,2週間の内に各々地元でアピール行動が展開されています。
  東海第2原発だけでなく女川原発でも今年の秋に再稼働が画策されています。3.11福島から13年、溶け落ちたデブリは1グラムも取り出せていません。わずかばかりのくらしの「安楽」のために子や孫の世代に取り返しの付かない負の遺産を残すのは愚の骨頂です。
 日本はGDPでドイツに抜かれて世界4位に後退しました。ドイツは日本の人口の3分の2です。そのドイツは昨年春に原発をすべて停止しました。原発がなくてもやっていけるのです。
  日本の原発は54基、そのうち再稼働しているのが13基と聞きました。有害な核廃棄物が日々どんどん増えています。
 原発は再稼働しなくてもけして安全とは言えません。能登半島の付け根にある志賀原発は変圧器が2基故障しました。使用積み核廃棄物を冷やす電源が喪失するところだったのです。半島突端の2基の原発は住民の反対で作られませんでした。(ありがとう!)
 清瀬・憲法九条を守る会は数年前に東海第2原発再稼働反対の請願をし、議会がそれを承認しました。すべての原発を廃炉にするまで我々は戦い続けます!

 ●志賀原発は廃炉に 規制委の指針は絵に描いた餅

                                          鎌田 慧(ルポライター)

 先月末「志賀原発を廃炉に!訴訟原告団」など石川県の7市民団体が
上京、衆議院議員会館で首相、経済産業相、原子力規制委員会宛てに「
志賀原発の廃炉を求める要請書」を共同提出した。
 そのあと、原告団の北野進団長などそれぞれが、志賀原発の廃炉を訴
えた。地震後、住民と政府との初めての会談だった。
 今回の地震で、能登半島各地では複数の断層が連動、道路の寸断、土
砂崩れ、隆起・陥没が発生、救援活動さえ困難な状況になった。

 それでもなお、規制委の山中伸介委員長は「安全上の問題はない」と
発言している。
 それに対して安全が確認されていない中での安全宣言は撤回せよ。内
閣の原子力災害対策指針や自治体の避難計画を根本から見直せ、などの
意見が各代表から続出した。
 原発から5キロ圏内は「圏外避難」、それ以上は「屋内退避」とする
規制委の指針は、家の下敷きになった人や道路が破壊されて脱出できな
い現実をみれば、絵に描いた餅。

 唯一の救いは、原発が稼働していなかったことと、中部、関西、北陸
の3電力が計画した「珠洲原発」が反対運動でつぶされていたことだった。
 鋭い追及を受けて各官庁の担当者は「既定方針を見直しています」と
いうだけで精いっぱいだった。
 会場で発言を求められてわたしは「政府は空理空論ばかりだ。政府を
替えるしかない」といった。
                  (3月5日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」)

◆たんぽぽ舎メルマガ(4982号、2月26日) 

安倍首相がいかにこの国のあり様を踏みにじってきたか
  このままでは民主主義が死んでしまう
  1/19安倍国葬第4回口頭弁論報告
            溜口郁子(安倍元首相の国葬を許さない会)

 1月19日(金)、前段集会後に東京地裁大法廷において安倍国葬第4
回口頭弁論が開かれました。大法廷は8割の傍聴人が埋めるなか、長橋
さん、小山さん、梶間さんの3人の方の意見陳述が展開されました。

 一人目の長橋美保さんからは、「このままでは民主主義が死んでしま
う。亡き安倍首相は何ひとつ真実を明らかにしなかった。行政権の乱用
の連続のまま、沢山の反対の声がありながら国葬が行われてしまった。
税金は最も使われるべきところに使われるべき。NPOの福祉施設で働
いていたが、すべて民間に丸投げしたまま負担を強いながら上に厚く下
に薄い実情をもたらして重大な問題を先送りにしてきた。又、学問は権
力の道具ではない。病んでいる時代に楔を打ちたい。貧困問題は他人事
ではなく、毎日薄氷を踏む思いで暮らしている。弱者を更に痛めつける
社会を生み出したのは安倍政権である。怒りと悲しみの中で訴える。私
たちに(不当に使われた)税金を返してください。」と同じ思いで聞い
ている傍聴人の心に迫る陳述を述べられました。

 次に続いた小山さんや梶尾さんはそれぞれ表現を変えながら、安倍首
相がいかにこの国のあり様を踏みにじってきたかが語られました。
 2期就任期間7年数カ月で集団的自衛権に至らせるための不当な人事、
黒川検事に関しての検察人事への不当介入、放送界への介入によるメ
ディアの劣化をもたらした。
 そして国葬はすでに法的根拠がないなかで強行した岸田政権への批判
を指摘し、安倍氏は国民を不幸にしただけだと強調されました。
 その後に続いた原告代理人陳述では、「今問題になっている
パーティー券問題でますます原告の主張が明らかになった。」と述べら
れました。

 裁判後は、衆議院第1議員会館に移動して、報告集会が開かれました。
 そこではやや少人数ながら、多様な市民活動をしてこられた市民の自
己紹介がされました。
 「日の丸君が代裁判」の原告の方。フィリピン連帯活動に携わってき
た方。帰還兵のPTSD問題の方や在日外国人問題に関わってこられた方。
 最後に群馬の森朝鮮人追悼碑問題の方からは、1月29日に行政代執行
で追悼碑が撤去されることのご報告がありました。(歴史修正主義。こ
れも安倍首相が用意周到に行ってきた重大な問題です。)

 締めとして大口弁護団長からは「(国葬強行は)国民の内心に土足で
踏み込まれたということ。主権が無視された問題についてどこまで法律
問題として救済されるのかを闘っていかなくてはならない。」と参加者
に語られました。

 陳述人の皆さん、原告代理人の弁護士さんたち、事務局の方々、大変
お疲れ様でした。
 最後にひとこと付け加えさせていただきますが、法廷で陳述人や原告
代理人の声が大変聞こえにくい場面がありました。
 今後改善をお願い致します。傍聴席の私たちもこの裁判を我が事とし
て傍聴していますから。

 尚、傍聴席を多数で埋めることはとても重要だそうです。
 次回第5回口頭弁論は4月26日(金)の14時からです。
 ご都合がつくかたは是非、傍聴参加をお願い致します。