ジャズ・スタンダードと言われるかなり有名な曲の中には、
気の利いた邦題の付いたものがいろいろあります。(映画の場合も同じですね)
「春の如く」'It Might As Well Be Spring'
「独り者のラブレター」'I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself A Letter'
「言い出しかねて」'I Can't Get Started' etc.....
これらはいずれも日本語の語呂が良く、原題の内容と大きく離れず、さらに
そのストーリーをなんとなくイメージさせるものですが、時として全く誤訳に
なってしまうものもアリ。
訳詞と同じで、元のストーリーを離れずに、いい感じで、というのはなかなか難しい技です。
ある夜、'I'll Be Seeing You'を演奏しようとしたピアニスト、ふと手を止めて
「これって日本語でつけると、どんな題だろう?」
ちょうど英語に非常に堪能なお客様がいらしたのでその方に振りました。
「う~~ん、もう会うことがなくなっても、どこに行ってもその人の面影が浮かんで
心から離れないっていう・・・(苦労してニュアンスを伝えようとしている)」
ピアニスト「一言で、一言で」
するとカウンターで聴いていた年配のご婦人がおかしそうに
「なんだかトラウマみたいねえ?」
するとまた別の紳士が
「『愛のトラウマ』」一同爆笑
私「決定です」
数十年前の歌謡界で、洋楽の日本語訳に何かと言うと「愛の・・・」「恋の・・・」
という枕をつけるのが流行りました。ピッタリのものもありましたが、
「これもかよ」と憤慨失笑するものもたくさんアリ。
'I'll Be Seeing You'の場合は、「言い得て妙、技有り」という感じ
ただし、これが定着するとは、正直思われませんが・・・・・。
気の利いた邦題の付いたものがいろいろあります。(映画の場合も同じですね)
「春の如く」'It Might As Well Be Spring'
「独り者のラブレター」'I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself A Letter'
「言い出しかねて」'I Can't Get Started' etc.....
これらはいずれも日本語の語呂が良く、原題の内容と大きく離れず、さらに
そのストーリーをなんとなくイメージさせるものですが、時として全く誤訳に
なってしまうものもアリ。
訳詞と同じで、元のストーリーを離れずに、いい感じで、というのはなかなか難しい技です。
ある夜、'I'll Be Seeing You'を演奏しようとしたピアニスト、ふと手を止めて
「これって日本語でつけると、どんな題だろう?」
ちょうど英語に非常に堪能なお客様がいらしたのでその方に振りました。
「う~~ん、もう会うことがなくなっても、どこに行ってもその人の面影が浮かんで
心から離れないっていう・・・(苦労してニュアンスを伝えようとしている)」
ピアニスト「一言で、一言で」
するとカウンターで聴いていた年配のご婦人がおかしそうに
「なんだかトラウマみたいねえ?」
するとまた別の紳士が
「『愛のトラウマ』」一同爆笑
私「決定です」
数十年前の歌謡界で、洋楽の日本語訳に何かと言うと「愛の・・・」「恋の・・・」
という枕をつけるのが流行りました。ピッタリのものもありましたが、
「これもかよ」と憤慨失笑するものもたくさんアリ。
'I'll Be Seeing You'の場合は、「言い得て妙、技有り」という感じ
ただし、これが定着するとは、正直思われませんが・・・・・。
月のかんばせ
…
長すぎるけど、「月に浮かぶ君が面影」なんていうのが
この曲の題名としてはイメージぴったりと思えるのですが・・・。
・・・