サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

演劇という習い事

2009-11-10 17:14:49 | Weblog
 あまり演劇には興味がなかったけれど、子どもの通うアート教室では、音楽や造形、そして演劇まで習うことができる。
 今までは幼稚園の年齢だったので、分化したものではなく遊びの教室っぽい感じだったけれど、来年からは楽器なり造形なり演劇なりを選択しなければならないようだ。
 芸事の習い事といえば音楽の意識が強かったものの、演劇が実は一番生きる上で結構役に立つ総合芸術なんじゃないかと思うようになった。どこに行っても何か自分の全身を使って表現する必要ってあるもののような気がしたり…最も両親が日本人1世の子どもには、ポルトガル語で既にハンディーがあるのでちょっと演劇はかわいそうかなあっとも。
でも言葉を使って歌あり踊りあり舞台装飾ありの演劇って、やっぱり一番総合芸術のような気が。そんな習い事が一般市民にも広く開かれているブラジルの文化に対する意識にすごいなあっと思い、また子どもたちの表現力にすごさを感じた。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (eriko)
2009-11-10 21:01:06
日本では欧米にくらべて遅れているけど、徐々にドラマ教育など取り入れられはじめたみたい。演劇ワークショップを取り入れて、対人関係を築くのに役立てるとか、演劇といってもいろいろ手法はあるみたいだけど。私も大人になってからそういうの経験したけど、子どものときにもっとやりたかったなーって思う。
返信する
Unknown (emilia)
2009-11-11 17:35:16
>eriko
 そうか、最近は日本でも演劇ワークが盛んになりつつあるのかな?子どもの時は演劇なんてこっぱずかしかったけれど、今でもそうだな。ブラジルはヨーロッパのいいものを結構熱心に文化面では取り入れようとするところがあり、ブラジル人の素朴な感じと豊かな表現力と合わさって、案外斬新な演劇が盛んなようです。子どももやっぱり自由でおおらかな感じで、大人もそれをつぶすことが少ない気がします。
返信する

コメントを投稿