サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

シリゲーラ

2014-02-28 07:03:10 | Weblog
 土のある庭や田舎の農園であれば木がちょくちょく植わっていて、捨てるほどタワワに実っている旬のシリゲーラ。
 ものすごく高いわけではないけれど、買わざるを得ないのは街のアパート暮らしの宿命・・・

海苔の雨

2014-02-27 06:00:00 | Weblog


 刻み海苔が、ポルトガル語に親しむ子供にかかれば「海苔の雨(シューヴァ・デ・ノリ)」という表現に生まれ変わる…
 「黄金の雨(シューヴァ・デ・オウロ=ブラジルを代表する黄色い蘭)」ならぬ「海苔の雨(Chuva de Nori)」。
 こうやって世の中の新しい文学的表現(?)は生まれるんだろう…
「ガソリン30リットル入れると手巻き寿司一個のサービス」

ブラジルの輝くシューヴァ・デ・オウロ↓



白アリのフン

2014-02-25 07:48:49 | Weblog
 一時の酷暑な日中が過ぎ、朝晩過ごしやすくなったかと思うと、人間だけでなく、これまで夏バテで活動を休止していた(?)白アリまで活動を始めたらしく、久々に木の棚から毎日大量のフンをまき散らされて

pholia na luz プレ・カーニヴァル

2014-02-24 10:44:39 | Weblog

 
 サンパウロのプレカーニヴァルpholia na luz。
 二軍のサンパ隊とは聞いても情緒たっぷりな日曜日の午後の始まり時。
 暑さも日々の思い煩いも忘れてしまったかのように取りつかれたように踊るバイラリーナ。





 そんな中、サンバよりも興味津々になってしまったボリビアンパワー溢れるボリバコミュニティーのカーニバルパレード。
 この踊りが躍れてこそボリビアン!!といえる。
 本場のボリビアのカーニバルへ・・・行かなくても3月のサンパウロ市内のボリビアコミュニティーのカーニヴァルを、ぜひ見てみなければと本格的に思わされた瞬間。



 暑い中、山岳地帯のきれいな衣装。



 赤ちゃん連れもパレード。


 
 先住民由来と思われる戦闘モードのような型のボリビアの集団踊りは、ヨーロッパ人が新大陸に乗り込んだ時に感じた恐怖を思い起こさせられるような神秘的なエネルギー。
 「蛮界抑留記」を著したハンス・スターディンよろしく、ヨーロッパ人は文明的な武器を持たずに先住民に素手で立ち向かうことはとてもかなわなかったと思う。



手をつないで祈る

2014-02-23 06:59:23 | Weblog
 学校の保護者会の始まる前に、先生たちが手をつないでお祈り。
 その言葉をブラジル人の保護者も子供もほとんどみんな知っていた。
 ブラジルのカトリック教会でもミサが終わる頃に同じような場面に遭遇した。
 このお祈りを知っているか知らないか、唱えられるか唱えられないかで、ブラジルの多数派ブラジル人であるかないかがうかがわれそうな一場面。
 日本の「いただきます、ごちそうさま」みたいなものかな。

グーグルマップに思う

2014-02-22 00:19:58 | Weblog
 ブラジルに世界各国から移民した人々は、色々な土地からやってきている。でも、特定の地区の出身者が、その国の代表的な移民史の一つを作っていることがある。例えば沖縄県出身の人がブラジルに多く移民してきた逸話があるように。
 移民の出身地が、世界の観光地でも有名どころでもない土地のこともある。そんな場所でも、グーグルマップは垣間見ることができる。ストリートビューまでは見られない所も結構あるけれど、少なくても観光でおなじみの土地は割合見ることができる。
 グーグルマップは、行ったところのない土地や日本の懐かしいところまで見ることができて、ほんと、若者が国外に出たくなくなった人が増えているというニュースの背景にある気持ちも分かるように思い始めた。
 高いお金を払って危険を覚悟で短期間の外国旅行をするよりも、グーグルマップでも見て、その国の料理のレシピでも見ながらなんちゃって料理を手作りして、同じ文化を共有できる気の置けない仲間と家で食べながら、海外旅行したような気分になるのも一つの方法だと思う。その方が人間らしいアットホームな過ごし方にも思う。もちろん、平和で食べるのに困らないという社会背景が前提にあるからできることだけれど。
 南米、西欧、東欧、東南アジア、アフリカなど、色々な国をグーグルマップで見たら、確かにそれぞれの特徴があるのは間違いないけれど、ブラジルに慣れてブラジルの色んなものを見ていると、どこの国の建物の雰囲気も、ブラジルのどこかで見たような、そんな気がしてきて、違和感を感じないようになっている自分がいた。ちょっとごてっとした西欧のデザインでも、雑然とした東南アジアの通りや南米各国の雰囲気でも、旧ソ連ののっぺんとした集合住宅でも、ブラジルのどこかでそのちょっと真似たような物を見た気がする。
 世界各国の人の顔もそうかもしれない。ブラジルにいてから色んな国に行くと、そのような顔をブラジルでも見たような気がする…なんてことになりそうに思う。全く同じではないけれど、面影と言うものを感じられる顔にブラジルで既に出会ってしまうことに起因する。皆世界のどこかからやってきて、先住民や色んな人種や民族と混血してブラジル人になっているし、同じ民族同士の子どもでブラジル人の人もいる。
 ブラジルの色んな混沌とした各種風景を基にすると、もっとも違和感を感じるようになるのが、一番体に染みついている日本の人工美の風景に思う。自分でも信じがたいけれど、きれいに整った感じがドイツのきれいな整った感じよりも、ブラジルの風景からだとやっぱりエキゾチック感は高い気がする。
「BENTOYA弁当屋」

一石二鳥な道路の安全

2014-02-21 11:03:49 | Weblog

 牛の背骨を意味するロンバーダ。
 車道を一部隆起させてスピードを落とさせるのが目的のおなじみのロンバーダが、横断歩道と掛け合わせて新しく登場していた。
 横断歩道の手前でスピードを落とすことにもなるし、歩道と横断歩道の段差もなくなって、お年寄りや自転車、カヒーニョ(乳母車)にも快適な交通状況に

時差ぼけ

2014-02-20 06:25:00 | Weblog

 普通時間に戻って眠さの時差ぼけはないけれど、一時間時間が遅くなった分、何となくお腹がすく時間が早まって、いつもお腹がすいているような状態は、それはそれで何となく落ち着かない。

移牛

2014-02-19 07:54:09 | Weblog

 ピンドラーマと呼ばれた500年以上前にブラジルには牛はいなかったらしい。
 人だけでなく、牛も色々な国から人間のために人間と一緒にブラジルにやってきた。
牛さんありがとう
 今は和牛もブラジルのヤクルト農場で暮らしている。
 ポルトガル語ならボイ・ジャポネース。これからはブラジルでもワギュウの名前で親しまれるのかな