サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

サンタと刀

2010-11-30 17:51:55 | Weblog
 東洋人街だからいてもおかしくないオリエンタルな装いのサンタクロース↓ 

 サンタと刀という組み合わせを見て、第二次世界大戦中くらいに書かれたというアメリカの女性人類学者の著書「菊と刀」を知らないといって、数年前に説教されたことを思い出した。この美人人類学者ルース・ベネジクトの雰囲気が、どうも学生時代にお世話になったゼミの担当教官に似ていて、これまた説教されたことを思い出した…
 中華風ランプがクリスマスツリーにまかれる風景を発見。

安いマカ

2010-11-27 16:51:03 | Weblog

 サンパウロのボリビア食材店にマカの文字が並んでいるのをアミーガが発見
 婦人科系の体のトラブルの悩みをインターネットで検索すると登場するマカ。ペルーなどのアンデス山脈が原産で薬効があると紹介されている。ボリビアの女性もマカをよく飲用すると店員さんがポルトニョール(ポルトガル語とスペイン語が混ざった話し方)で説明してくれた。
 あらゆる西洋医学を尽くしても体調が整わない場合には、やっぱり試してみたいマカだけど、日本では輸入物ということもあり一ヶ月分くらいで5千円から1万円近い値段がついていた気がする。ブラジルの健康補助食品のお店などでは、レートを合わせて日本の半額くらいの値段で、それでもちょっと試すには高い…
 錠剤マカときな粉みたいになった粉状のマカと、根っこそのものが販売されていた。マカの錠剤が一瓶4レアル!!少し小さめなので、一か月分くらいを購入するとしたら20レアルくらいになるかも知れないけれど、日本の販売価格の10分の1くらいになると思われる。これなら夕食のサラダ感覚でちょっと試してみようかという気持ちにも…
 錠剤よりは粉状の方がさらに割安感があり、きな粉感覚で飲めそうな一品。
 きな粉状マカは袋を開けると甘い香りで特別の味気は無く、普通に飲めた。


新米をうがって見ると

2010-11-26 16:39:04 | Weblog

↑アルファベットを使用する国なら、こんなことが起きたって不思議じゃない(=新米と漢字で書かれたシールが逆さまにはられている。下の方の袋も全て同じだった)
 逆さまなのでうがって見ると古米かも!?なんちゃって…
 そういえば、ブラジルでは新米の季節は6月くらいにもあったはずなので、年に2回の新米があるようだ。
「県人会の式典」

幼虫うじゃうじゃ

2010-11-25 17:09:42 | Weblog

 ある特定の木に、幼虫が葉っぱ一枚につき一匹、裏から一生懸命葉っぱを食べていた。木全体を見ると、本当に幼虫がうじゃうじゃ。
 空気が悪い、水が汚いなどとかく環境を批判しがちなサンパウロだけれど、うじゃうじゃとたくましく生きる幼虫が蝶になることを思うと、まだまだ生命が生きるに足りない環境ではない、と考えさせられる…


開発中の住宅街

2010-11-24 17:33:04 | Weblog

 まだまだ開発中で緑豊かな高級住宅街として知られているアルファビレというサンパウロ市近くの場所。将来は町中のように住宅密集地になってしまう日もあるだろうか。

 メイン通りにブラジル生まれの日本人の名前がついたアルファビレ。



古い壁と

2010-11-23 16:37:35 | Weblog

 元の古い建物の壁を残して、古い壁が塀の様になり、奥に新しい病院の建物ができたリベルダージのバンデイランテス病院。
 ちょうちん型電灯の後ろで、保存された壁とクリスマス飾りと新しい建物が生き生きよみがえった感じに見えるのが面白い。

15歳用のロウソク

2010-11-22 16:49:45 | Weblog

 15歳でブラジルは誕生日会を開く習慣があるという話をしていた矢先、お店で15歳用のロウソクを見かけた。15本立てるよりも分かりやすく便利なロウソク。

↑ブラジル兵庫県人会創立50周年記念式典。親しみ深い旗3枚、懐かしい旗一枚。他県の旗は一度見てもすぐに忘れてしまうのだけれど…脳に焼き付いている兵庫マーク。

ネギのある喜び

2010-11-21 17:45:51 | Weblog

 アパートの管理人さんがネギの入ったスーパーの袋を見て、どのように食べるのかと尋ねてきた。細かく切って生のまま生の魚とあえて食べるのだと説明した。すかさず、ネギはとても美味しいよねと返答された。管理人さんはサラダに少し薬味としてかけるんだと言った。この世のものとは思えないくらいおいしい食べ物だという話し方が忘れられず、ふと思った。
 ネギは、実はブラジルには大昔からあった食材ではなかったのではないかという事を。聞いた話では日本移民が持ってきた野菜の一つとも。和食に必須な薬味であり、言われて見れば、ヨーロッパの料理はパセリはあってもネギの印象は薄い気がした。サンパウロは日本食に事欠かず、食生活にギブアップすることもないけれど、ネギの存在は密かに大きいかもしれない。何でもネギとしょう油を入れると、とりあえずごまかして食べられたりする。ネギがある土地は和食党にはありがたい土地…
 ブラジルの人がネギを食べるようになったのはここ100年以内、もしかすると、日本食ブームになった20年以内くらいで、もちろん人によっては最近初めて食べたということもあり得るかもしれない。管理人さんはまさに最近ネギを初めて食べてみた人だったかもしれない。
「植民地時代の教会」