サンパウロの庶民的生活

わたしの半径1メートル以内で考えたことや感じたことをつづってみようと思います。

アンゴラ×コンゴ

2016-02-29 06:37:06 | Weblog


 アンゴラに到着した、と思ったらそのレストランはコンゴ人の店だ、と女主人に言われた。
 そうはいってもアンゴラでポピュラーなキザカという料理を出してくれた。キャッサバの葉っぱを煮詰めたもので、フフー(アフリカでポピュラーな主食)と魚の頭が添えられて。
 アンゴラの公用語はポルトガル語。コンゴの公用語はフランス語。でもアンゴラには250くらい、コンゴは400くらいの異言語があるらしく、コンゴとアンゴラの国境はフランス語でもポルトガル語でもない普通に現地の共通語で意思疎通をするらしく、サンパウロのコンゴ人のレストランでもコンゴ人とかアンゴラ人なんてまったく見分けがつかず、コンゴという領土とアンゴラという領土から来た色んな部族にルーツを持つ人々が普通にサンパウロ暮らしを悲喜こもごもに。


イビラプエラ公園

2016-02-28 08:24:45 | Weblog
 コンクリートジャングルに包囲されるサンパウロのイビラプエラ公園。
 かつては緑とコンクリートの割合が反対だったはずなのに、もう一度緑を取り戻す日は来るのかな。
 パノラマ機能なんて使おうと思わないのに、自然とパノラマで撮影したくなる、ちょっといい場所に出遭った休日。


ハーブティーで始まる朝

2016-02-26 08:38:09 | Weblog


 色々な長期休暇が過ぎて慌ただしい朝が始まったものの、摘みたてのカッピン・シデイラ(レモングラス)を煮出したお茶は癒しのひと時。市販のパックとは何回飲んでも味が違う。不要な粉の渋味がない。
 アパートの庭で数本くらいしか伸びてなかった草がいつの間にか雑草然とわんさか。
 管理人さんが毎日手入れをしているけれど、誰も飲んでいる様子もなく、喜んでいるのは、アパートではジャポネースだけみたい...


子どもって怖い

2016-02-25 06:15:06 | Weblog


 子どもには絵を描かせると心が見えるなんていうけれど、心だけでなく、親のいろいろなことがダイレクトに目と心に焼き付いているんだと改めて。
 嬉しいような怖いような、上手いか下手かはともかく、子どもが学校の授業で描いた絵が、あまりにも母親の思い入れある世界が生き写しになっていたことに背筋がぞぞっと。
 そのくらいはいいとして、もっと怖いのは、よく言われるけれど夫婦関係の良し悪しが子どもの情緒に影響するということで、いやはやもう冷や汗で、子どもはだますことができないなと...。反省を込めて、良いことが伝播して行くように注意しなければ。

裸の入店お断り

2016-02-23 06:19:38 | Weblog


 ふと見ると、パン屋さんに「裸の入店お断り」を意味するプレートが。
 直訳では「服なしで入るな」。
 服のイラストに緑で丸が付いてるのもちょっと新鮮。
 先日は肉屋さんで明らかに上半身ブラジャーのみで買い物するお客さんを見たばかりだった。でも、肉づきがよくて、服替わりのような感じになるのか、まったくいやらしさがなかったのは不思議なところ。

ギー

2016-02-18 07:38:30 | Weblog


 頭に残って離れない「ギー」と名のつく商品を初めてブラジルで発見。
 『チビクロサンボ』の物語で、トラがぐるぐる回って溶けてバターになってしまったものを、「インドではバターをギーと言う」と説明が付いていた。
 商品には、バターとかマンテイーガとか、英語もポルトガル表記もなく、多分、トラやアメリカヒョウから作ったバターではないと思うけど、いずれにしてもちょっと特別な高級バターとして販売されていて、パンには最高らしい。ギーの味を一度は試してみたいな...