カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

中国の旅7

2018-12-31 | 海外旅行
 蘇州での観光は世界遺産・滄浪亭の見物。蘇州はシルク産業が盛んでそれで資産を築いた富豪たちが庭園を造園したのだそうで、その内の9つが世界遺産になっている。滄浪亭は蘇州最古の庭園ですが、規模は小さく他の庭園と比べると入園料が安い。ツアーを企画する際に入場料の安いところを選択する場合があると聞いたことがありますが、コストを数百円カットするためにここが選ばれたのだとすれば本末転倒のように思います。
 滄浪亭の外には堀があって橋を渡って入ります。
 
 前夜に雪が降ったらしく屋根にはうっすらと雪が載っていました。
 
 壁の形が富士山のような造形。
 
 
 窓のデザインはひとつとして同じものがないとのこと。
 
 窓枠の造形は趣向をこらしたもの。
 
 見物の時間は1時間ほどで、この日の観光は無錫と合わせてわずか2時間。この日はシルク製品と真珠製品の土産物店に連れてゆかれて、買い物に2時間余り、そして、この後の上海へ向かう高速鉄道の駅での待ち時間が2時間と、観光以外の時間が長く不満の残る内容でした。
 駅へ向かう車窓から。写真のような歴史を感じる建造物があちこちで見られました。蘇州には見どころがたくさんあるようなので、ここだけで2日程度滞在して観光するべきなのかもしれません。
 
 蘇州の駅。駅ナカには土産物屋や飲食店がありました。
 

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多摩川台公園

2018-12-30 | 多摩川台公園とその近隣公園
 1週間ほど前ですが、今季初めてシメとジョウビタキを確認しました。ジョウビタキは公園近くの住宅に飾られたクリスマス・リースに付いているピンク色をした実をホバリングしながら食べようとしているところでした。
 落葉が目立つ季節ですが、ミズキの落葉がまだ落ちて間もないのか色合いを保っていました。
 
 落葉を眺めていると偶然にバランスよく配置されていることがあります。カラーで撮った後、モノクロでも撮ってみると意味合いの違う世界が現れてきます。
 
 
 こちらはヤマユリの実の部分がドライフラワー状態に。これもモノクロと両方で。
 
 

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中国の旅6

2018-12-28 | 海外旅行
 4日目は無錫の観光。翌日は早朝に飛行機に搭乗するので観光はこの日が最後。
 無錫のホテルの窓からの景色ですが、中国の道路交通事情は、日本の常識とはかけ離れたところがあってびっくりでした。

写真のとおり、道幅とても広く片側3車線が普通です。車道の外側には2mほどの道が設けられていて、ここは自転車など軽車両用、さらに外側にも2mほどの道があって、これが歩行者用になっています。面白かったのは自転車と軽車両用の道を走る車両が実に多様であることがまずひとつで、日本ではほとんど普及していない電動スクーターがここを走ります。ガソリンエンジンのミニバイクはほとんど見ませんでした。
電動スクーターはいかにも安価な造りのもの(3万円程度からあるらしい)から日本のミニバイクのようにしっかりしたものまで様々です。この他に後ろに荷台を付けた三輪の電動スクーター、四輪の一人乗りの超小型電動車も走っていました。このように日本では見られないタイプの車両が数多くありました。
こうした軽車両は自転車と同じ扱いになっているとのことでヘルメットの着用義務はありません。速度制限がどうなっているのかわかりませんが概ね30㎞以内の速度で走っていたようです。その上、驚いたことに夜間点灯の義務もないらしくヘッドライトを点けずに入っている車両が多数派でした。交差点などでは一般車両と混在して走ることになるのでかなり危険だと思いましたが、現地の人たちは平気なようです。
かつての中国のように自転車が洪水のように走る景色に代わって電動スクーターが走り回っているのが現代中国の姿です。
  さて、観光の話にもどりますが、無錫では巡塘古鎮を見て歩きました。ガイドブックにはここのことは載っておらず、古い家並みが見られましたが観光地としてはB級ということかもしれません。前日の古西津渡と比べると見劣りしました。
 
 
 
 
 
 1時間の観光を終えて蘇州へ移動。所要時間は1時間ほど。

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多摩川台公園

2018-12-26 | 多摩川台公園とその近隣公園
 着いて間もなくシロハラに出会ったが、すぐに藪の中に入ってしまった。そうしているとエナガ、シジュカラ、メジロ、コゲラの大きな群れに囲まれて、50羽ほどもいるようだった。エナガは低い位置に降りてこなかものの、だいぶトリミングしてこの程度には撮ることができた。シロハラは今季の初認でした。
 
 コナラの黄葉を少し露出オーバー気味にして明るく撮った。
 

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中国の旅5

2018-12-25 | 海外旅行
 大明寺の塔からの眺め。池が点在する風景が広がる美しい眺めでした。この塔は新しいもので歴史的建造物ということではありません。エレベーターで上がりましたが、有料でした。
 
 バスで1時間半ほど南下して鎮江の町へ。鎮江は長江沿いの渡しの町として発展したとのこと。
 1000年の歴史を持つという古西津渡の街を散策。古い街並みが情緒豊か。
 黒い甍の波。
 
 
 土産物などの店も並びます。
 
 
 丘の上には寺の塔が見えたので急坂を上がってゆきました。ガイドブックには記載がなく特に名のある寺ではないようです。
 
 最後は黒酢の工場見学と買い物。
 工場に入ると醸造している独特の香りが漂っていました。写真の部分は見学用で現在使われているわけではないようでした。
 
  観光は14時頃で終わり、あとは次の宿泊地への移動ということで少し物足りなさがありました。高速鉄道で無錫に向かうのですが、発車まで2時間という長い待ち時間がありました。中国語を話せる人がツアーの仲間にいたので、その方を先頭に鎮江駅近くのスーパーに行き買い物をして時間を潰すことができたのは幸いでした。
 今度の車両は新しいものらしく内部も洗練されたデザインでした。
 


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三ッ池公園

2018-12-24 | 三ッ池公園
 先週、三ッ池公園にでかけましたが、冬鳥はアオジを一瞬見たのみで相変わらず冬鳥の姿が少ない状態が続いています。その他めぼしいところではアオゲラの鳴き声を聞いた程度。
 台風による倒木のため、長い間通行止めとなっていた箇所が通行できるようになったため、歩いたところモミジの黄葉に出会いました。ここは最も鮮やかな黄葉が見られる場所のひとつでぎりぎりのところで間に合いました。
 
 尾根道からの1枚。
 
 冬空に長く尾をひく雲が面白くモノクロで撮ってみました。
 

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中国の旅4

2018-12-22 | 海外旅行
 旅の3日目は揚州の観光でまずは痩西湖公園へ。ホテルからこの公園に向かう途中の景色も自然が豊かな景観で、野鳥も多そうに思いましたが、自然観察をしているらしい一行を見ました。
 中央の高い塔はこの後訪れた大明寺の塔。
 
 五亭橋は1757年に造られた美しい橋。
 
 五亭橋の天井に描かれていた絵。
 
 様々な様式の建築が見られる。
 
 
 この公園では5mほどの距離までやってきたムクドリ大の鳥がいたのですが、日本にはいない鳥で名前は不明。
 次に訪れた大明寺は日本にもやってきた鑑真和上が住職をしていた寺で5世紀に創建されたという。
 
 境内には鑑真記念堂があって、その内部。
 

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東京都写真美術館

2018-12-21 | 写真
 昨日はマイケル・ケンナの写真展を観に恵比寿の東京都写真美術館へ。その前に新宿で写真展3つをはしご。まずはリコー・ペンタックスで会員による入選作品展。以前と比べると少しレベルが下がっていると感じるのはやはりユーザー数が減っているからか。次のエプソンはモノクロで竹と椿を撮影したものですが、一言で言えば真っ黒けの写真。プリントも真っ黒なら会場も照明が暗く真っ暗に近い暗さ。あまりにも暗くて何が写っているのかよくわからず、見る気が失せて2,3分で立ち去りました。最後のニコンはプロの写真家が香港を撮ったものでこちらは楽しめました。
 東京都写真美術館に行くとちょうど65歳以上は無料の日ということで、ラッキーでした。先に3階で展示中の建築写真を見ましたが、アジェやアボットといった写真の初期の作家から現在活躍中の作家の作品まで内容的にも変化に富み、興味深い展示。
 最後に目当てのマイケル・ケンナの展示を観るために地下へ。マイケル・ケンナは私と同世代の人で写真はカメラ誌で少し見た程度ですが、印象に残る風景写真だったので楽しみにしていました。すべてモノクロームの写真で、奇をてらったものではなく実にオーソドックスでクラシックな作風と言っていいもの。風景写真と言っても自然写真ということではなく人工物が入った写真も多い。プリントのサイズは6切りから4切り程度の小さなものが結構あったことと、いわゆるファインプリントではなくあえて粒子が見えるようにしたプリントも少なからずあったのは予想外でした。基本的には諧調の豊かなプリントが多かったですが、ときには必ずしもそうではないものもあり、作品によってさまざまな表現を試みているようです。
ケンナの写真は、写真は引き算であるということを改めて思い起こさせ、プリントのサイズは小さくても写真からはしっかりと語りかけるものが伝わってきました。
 新宿で。クリスマス・イルミネーション(まだ点灯前ですが)。
 
 恵比寿のデパートのショーウィンドーなどの飾りつけ。
 
 
 有名なバカラのシャンデリア。
 
 マイケル・ケンナ展。
 

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宝来公園

2018-12-19 | 多摩川台公園とその近隣公園
 宝来公園のマガモは例年より少し少ないような気もするが、今年はもうこれ以上は増えないのではないでしょうか。
 警戒心が薄くかなり接近できるのでクローズアップしてみたが、光の当たる角度で緑になったり青く見えたりすることがわかる。
 
 
 宝来公園はモミジの木が多いですが、まだ紅葉が楽しめました。
 
 多摩川台公園に行くとヒヨドリの鳴き声が盛んに聞こえてきて、数羽がムラサキシキブの実を盛んに食べていました。
 
 エナガ7,8羽の群れに出会いましたが、公園は現在改修工事中で、立ち入りできない区域に飛んで行ってしまったので、撮影は諦めました。

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中国の旅3

2018-12-17 | 海外旅行
 明光陵に続いて夫子廟を訪ねました。明光陵から5,6㎞ほどの距離。廟の周辺の街並みが明清の時代の歴史的景観になっていますが、もちろん当時の物ではなく再建されたものです。書き忘れていましたが、明光陵は世界遺産になっています。
 夫子廟大成殿。
 
 夫子廟内で。屋根の反りが特徴的。
 
 夫子廟にあった石像。
 
 近くには川が流れていて情緒たっぷり。
 
 屋形船がたくさん並んでいます。
 
 何かの博物館があって、その入口導入部にこのようなオブジェが置いてありました。
 
 
 最後は揚州のホテルに戻る途中で長江(揚子江)にかかる大きな橋を見物。1968年に完成したとのこと。長江は川とはいっても行き交う船舶はかなり大きく日本の川のイメージとはかけ離れています。
 
 振り返ってみるとこの日が最も中身の濃い充実した観光でした。

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