カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

西方寺

2015-04-30 | あちこち
 西方寺は庭園も様々な花で彩られていて心和む寺になっていた。
 日当たりがよいせいかアヤメがすでに花期を迎えていた。
 
 山門脇の咲き残っていた八重桜を山門の藁ぶきの屋根を背景に撮った。
 
 本堂の屋根と裏山の新緑をペンタックス100㎜レンズで撮影。
 
 裏山の雑木林からはアオゲラの囀りが盛んに聞こえてきたし、境内ではエナガの鳴き声も聞こえた。裏山がどのくらいの広さなのかわからないが、アオゲラが生息しているということはそれなりの面積があるということだろう。それにしてもまさかここでアオゲラやエナガの声を聞けるとは思っていなかった。

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西方寺

2015-04-29 | あちこち
 横浜市港北区新羽に500年前から続く真言宗の寺があり、平安時代の仏像などがあると知ったのででかけた。当日は晴れて暑い位の陽気になったが、湿度が夏のように高くないのでそれほどの汗をかかずに到着。距離は9㎞ほどだった。
 山門までは長い参道が続く。山門の脇には八重桜がまだ咲き残っていた。
 
 本堂も鐘楼も1700年代初めの建立とのこと。大きな屋根の描く曲線が美しく端正な佇まい。本堂の中に県指定の文化財になっている平安時代の仏像が入っているのだろうが、閉まっていて見ることはできなかった。
 
 鐘楼の右後ろに見えるのは観音堂で中には小さな仏像が収められていたが、これも平安時代時代末期の作だそうである。
 
 

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多摩川台公園

2015-04-27 | 多摩川台公園とその近隣公園
 鳥については夏鳥は確認できなかったし冬鳥も皆無。例年ならセンダイムシクイなどの夏鳥が来ているはずなのだが・・・。エナガも引き続き姿が見られずで寂しい限り。雑木林の中を歩いているとオオミズアオを見つけた。マクロレンズは持参しなかったのでズームレンズで接写したが、かなり近づいても逃げなかった。羽化したばかりだったのだろうか。
 

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林試の森公園

2015-04-26 | 林試の森公園
 池にはカルガモ2羽が。この公園で雛を育てるのだろうか。この公園はあまり起伏がないが、ここだけは少し低くなっていて高低差がある所。
 
 スズカケノキは3種類あって葉の形などが異なると説明が書いてあったが、写真のスズカケノキがその内にどれかは確かめなかった。かなりの大木。
 
 クスノキも立派なものがたくさんあった。枝ぶりが力強かったのでカラーで撮った後、モノクロームにして撮った。
 
 林試の森公園は草花はあまり期待できないようだが、紅葉の季節もよいのではないかと思ったので、季節を変えてまた来てみたい。
 帰りは洗足池図書館に寄ってアサヒカメラを読みながら一休みして帰った。

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林試の森公園

2015-04-25 | 林試の森公園
 多摩川台公園ばかりでは鳥が少なく変わり映えがしないので、少し足を延ばして品川区にある林試の森公園にでかけた。品川区と書いたが地図を見ると目黒区にまたがっていて面積の半分ほどは目黒区に属している。この公園には数年前にこの近くにある中古カメラ店に来たときに寄ったことがあって、それ以来2回目の訪問になる。前回は電車だったが今回は自転車でやってきた。距離を計ると10㎞余りで往復約21㎞の走行距離。火野正平さんの日本縦断こころ旅で火野さんが走る距離は20㎞前後のことが多いからそれと同じくらいの距離だ。あと2㎞ほど走れば目黒の国立自然教育園、東京都庭園美術館などがあり、その気になればすぐに行ける近さだ。2月に新しく自転車を手に入れてこれまでに300㎞ほど走っているが、今回はこの自転車できた。これまで乗っていたのは(今も乗っているが)アルミのフレームだったので、路面からの振動が激しかったが、今度のものはマンガンモリブデン鋼フレームなので、衝撃をうまく吸収してくれて乗り味がずっと滑らかになった。重量も軽いし、ギアの幅も広いので坂道も楽に上れるようになった。ラレーというイギリスメーカーのものだが、もちろんイギリス本国で作っているはずはなく製造は台湾である。
 
 今回歩いてみると前回の印象よりも狭く感じたが、面積を調べてみると砧公園の1/3にも満たない広さだからそう感じるのも無理はない。それに前回よりも全体にさっぱりとして開けたように感じたが、聞くところによるといつ頃かはわからないが灌木や下草を切ったためのようだ。
 この公園で最も好ましい雰囲気の場所は写真の湿地や池があるところである。カメラを構えているとちょうどカルガモが飛来してきた。
 
 例年夏鳥のキビタキがやってくると聞いていたので期待していたのだが、まだキビタキも含め夏鳥の姿はなく冬鳥のシメがいた程度で、多摩川台公園で見られる鳥とほぼ共通していて多摩川台公園よりも遥かに広いわりに種類に乏しかった。
 この公園は元林業試験場だったので樹木の種類が多く大木、古木が多いのが特徴だが、いざ撮影するとなるとなかなか難しく絵にならない。写真のカエデは特に大木というほどではないが、カエデの赤い新緑とミズキなどの緑の新緑のコントラストが面白かったので撮ってみた。
 

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若冲と蕪村展

2015-04-24 | 美術
 
 サントリー美術館に「若冲と蕪村展」を観にでかけた。予想以上の混雑で行列が途切れることなく続いていて閉口したが、忍の一字で鑑賞するほかない。しかし、ここまで混んでいると絵に集中してみるのは難しいと感じる。
 若冲ではなんといっても「象と鯨図屏風」、蕪村では「山水図屏風」が圧巻だった。「象と鯨図屏風」は大胆なデフォルメと省略がまったく古さを感じさせず現代に通じている。伸びやかで勢いのある線描も見事。「山水図屏風」は銀箔の上に水墨で描かれた山水が重厚かつ繊細。若冲では「白象群獣図」やタイトルは不明だが、鷹を描いた作品も若冲ならではの作品になっていて楽しめた。二人とも画風は実に多彩で、作品からそれぞれの人間性が伝わってきたが、今回の展示ではそのあたりのところにずいぶん気を配われていると感じた。ただ、若冲の作品は最近ずいぶんTV番組でたくさんの名品が紹介されているので、その目で見てしまうとちょっと物足りなさを感じたのも事実。近くの新国立美術館ではルーヴル美術館展をやっているのでそれもとも思ったが、和食と洋食の両方では消化不良になってしまいそうなのでやめておいた。
 若冲の作品には様々な動物が登場していたが、美術館を出るとシマウマを描いたディスプレーが目に入ったので撮影。
 
 六本木ミッドタウンの地下広場には楽しい絵柄の作品が展示されていた。都心まででかけないとなかなかこんなものを目にすることはできない。
 

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田園調布せせらぎ公園

2015-04-23 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川台公園に続いて田園調布せせらぎ公園に寄った。しかし、こちらもコゲラの鳴き声を聞いた程度でこれといったものには出会えなかった。園内ではヤエザクラが葉桜に移りつつあり代わってツツジの花が次々と咲き始めていた。
 
 エノキやムクノキの新緑が久しぶりに広がった青空に映える。
 

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多摩川台公園

2015-04-22 | 多摩川台公園とその近隣公園
 昨日はようやく雨が上がったので多摩川台公園へ。雨が上がったとはいえどんよりとした曇り空だったが、午後遅くになってやっとお日様が顔を見せてくれた。気象庁によると今月のこれまでの日照時間は平年の半分ほどだったいう。
 エナガがまた姿を見せてくれないかと期待してでかけたが、結局現れなかった。冬鳥では相変わらずシメがまだ残っていて声が聞こえたが、だいぶ葉が繁ってきたので姿を見るのが難しくなってきた。
 結局鳥を撮ることはできず、咲き始めた草花を撮影。マムシグサ(サトイモ科)があちこちで長い首を伸ばして顔を見せていた。バックはツツジで開花が進んできた。
 
 クサイチゴ(バラ科)は早くから咲き始めたので、そろそろ終盤に近い。
 

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多摩川台公園

2015-04-19 | 多摩川台公園とその近隣公園
 新緑がまぶしい多摩川台公園。これはコナラの新緑。新緑を食べる虫が大量に発生し、この虫を鳥たちは雛に与えて雛鳥はすくすくと成長する、という具合に自然界の営みはよくできている。エナガももちろんそうして子育てをするわけだが、残念ながらA巣の方も巣が壊されてしまい、今のところこの公園では他に営巣は確認できていないので、今年もこの公園での繁殖はなしという結果になるかもしれない。この公園はカラスやオナガが多いから、巣が襲われる危険性は高くなかなか繁殖は難しそうだ。この写真を撮ったのは数日前でこの日を最後にエナガの姿は見えなくなった。
 
 こちらはクヌギの新緑で花穂がたくさん下がっている。この日は冬鳥のシメを確認したが、そろそろ夏鳥が渡ってくる頃だから、もう少し残っていると夏鳥と一緒にいるところが見られるかもしれない。
 

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三ツ池公園

2015-04-17 | 三ッ池公園
 よい天気になったので三ツ池公園へ。桜はソメイヨシノに代わってヤエザクラが咲き始めていたが、様々な色合いのものがあって楽しめる。
 
 池にはキンクロハジロがまだ結構残っていたが、ホシハジロとマガモはすっかり姿を消していた。池にはコナラの枝が張り出していて花房をたくさん付けている。
 
 小さな菜の花畑。花を嗅ぐと蜂蜜の匂いが。
 
 鳥の方はさっぱりで、ヒヨドリやシジュウカラといったお馴染みさんばかり。

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