カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

台湾の旅

2019-05-31 | 海外旅行
 3日目の最後は台北の市内を離れて淡水に向かいました。MRTで40分弱の距離。
 淡水は淡水河の河口にできた町。
 淡水を代表する歴史的建造物としてまず挙げられるが紅毛城ということで、淡水駅からバスで紅毛城まで乗車。
 紅毛城は1628年にスペイン人がここに要塞を建設したのが始まりとのこと。その後、オランダ軍がスペイン軍を撃退し、要塞の近くに城を建設したという歴史があります。
 バス停から紅毛城までやや急な坂道を上がってゆきます。眼下に淡水河が見えてきます。中央に写っているプリメラの白い花がよい香りを放っていました。
 
 紅毛城。
 
 紅毛城内部。
 
 次に向かったのは旧淡水関税務司令部(淡水小白宮)ですが、途中に真理大学がありキャンパスの中を通りました。
 レンガ造りの西洋風の校舎がありいい雰囲気です。
 
 旧淡水関税務司令部(淡水小白宮)は近くまで行きながらなかなか見つからず、汗をかきました。
 白亜の館です。ただ、内部はほぼがらんどうで当時の物が展示されているわけではありませんでした。
 
 
 同じ道沿いには多田榮吉故居もあります。多田榮吉は淡水の町の4代目の区長を務めた人です。
 
 丘を下って河辺に降り、少し散策してから再びバスで淡水駅に戻り、この後、士林夜市へ。
 

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台湾の旅

2019-05-30 | 海外旅行
 台北植物園の近くには国立歴史博物館があり、見たいところでしたが、現在は大規模な改修工事中のため閉館。その代わりに国立台湾博物館に行きました。植物園から歩いても行ける距離ですが、暑いので少しでも歩く時間を短くしようとMRTで移動。
 国立歴史博物館は二二八和平公園内にあります。
 
 日本統治時代に建てられたもので風格のある建築です。
 
 内部も優雅さと格調の高さが感じられるもの。
 
 
 この博物館の性格としては日本で言えば上野の国立科学博物館に相当するものですが、一部には民俗学的な展示も見られました。
 見て楽しませようという工夫が感じられる展示です。
 
 
 こちらは民俗学的な展示物。
 
 建物の規模としてはそれほど広くはない上に2階と地階は改修工事中だったため、通常の半分ほどしか見られなかったのは残念でした。
 なお、私が持っているガイドブックは少し古いものだったのでわからなかったのですが、当日もらったパンフレットによると少し離れた場所に別館があったことが帰国後にわかりました。入場料は30元(約110円)と安かったのですが、別館との共通券になっているのでさらに割安感があります。今後行かれる方は別館の方も訪ねてみるとよいでしょう。
 台湾の国立のこうした施設の入場料はどこも利用しやすい価格設定になっているようです。文化をすべての国民にという考え方からでしょうか。

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洗足池公園

2019-05-29 | 洗足池公園
 この時期はシジュウカラやエナガの幼鳥に出会えないかとでかけましたが、どちらも空振りとなりました。周辺の住宅地にでも行っているのかもしれません。
 ブラシノキの花の季節となりました。先日訪れた台湾の台北植物園にもあったように思います。
 
 大きなイロハカエデをモノクロームで。よくシジュウカラやエナガがやってくるのですが・・・。
 

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台湾の旅

2019-05-28 | 海外旅行
 孔子廟を出てすぐ隣にある噴水のある公園で一息入れてから、大瀧どう保安宮へ。公園の向かいにあり目と鼻の先。医学の神様が祀られているとのことで健康を願いに参拝されているといいます。
 
 堂には大きな壁画が描かれていました。
 
 次に向かったのは台北植物園。MRTは中正祈念堂駅で乗り換え小南門駅で下車。
 写真は中正祈念堂駅のホームですが広くて立派。どの駅にも転落防止の柵が設置されていて設備がよく整っています。
 
 公園に着いたころには11時近くになっていたのでかなりの蒸し暑さでした。予報だと気温は29℃程度ですが湿度は90%もあって、猛烈な湿度を感じました。日本では晴天で湿度が90%ということはまずないでしょう。
 台北植物園は広大と言うほど広くはないですが、園路が縦横に張り巡らされているのですべてを歩くとなるとかなりの距離になりそうです。
 
 
 池もあって変化に富んでいます。
 
 東屋で憩うこともできます。
 
 蓮池。写真の奥の方では超望遠レンズを構えた一団がメジロを撮っていました。
 
 緑が豊富なので当然野鳥も多く、それほど人を警戒しないので換算300mm程度のレンズでもなんとか撮影できました。台湾の野鳥図鑑を持っていないので名前は不明。
 
 この公園にゆかりの人物の住まいと思われますが日本家屋がありました。
 
 他に市指定の旧跡になっているびん南式の建築があったのですが、見落としてしまったのは残念でした。近くまでは行ったのですが、帰国後にパンフレットを読んで知りました。
 この公園も入園無料ですが、しっかりとした日本語パンフレットが用意されていて嬉しい限りです。

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台湾の旅

2019-05-26 | 海外旅行
 3日目はツアーが組まれておらず1日フリー。
 MRTの1日フリーパスを買ってMRTに乗車。台湾のMRTは運賃が安いので懐に優しいし、運行間隔も短くとても便利です。
 まず向かったのは行天宮。
 
 
 三国志の英雄、関羽が祀られているとのこと。
 関聖帝君の像はちょっと恐ろし気な表情。
  
 愛嬌のある顔つきの狛犬。
  
 再びMRTに乗って孔子廟に行きました。
 行天宮も孔子廟も参拝無料ですが、きちんとした日本語パンフレットが用意されているのには感心させられます。
 
 
 廟は様々な装飾が施されていますが、元祖ゆるキャラといった感じのものもあります。
 
 孔子廟は孔子の教えを紹介する施設が設けられていて、ミニ博物館のようになっています。
 
 それほど緑たっぷりというわけではないですが、タイワンリスに出会いました。
 

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三ッ池公園

2019-05-25 | 三ッ池公園
 この季節の木の花は白いものが多いですが、そのひとつのガマズミ。
 
 こちらはウツギ。
 
 そのウツギにナミアゲハが来ていました。羽化したばかりなのかピカピカの1年生という感じの羽。
 
 センダンは淡い紫色の花を咲かせています。
 
 センダンには2,3頭のアオスジアゲハやナミアゲハが吸蜜に訪れていました。
 
 エナガの幼鳥の群れに2回出会いましたがいずれも高所で採餌していたのでほとんど撮ることはできませんでした。同じ群れかどうかはわかりませんが、最初に出会った群れは少なくとも15羽ほどいました。
 遠すぎて鮮明には写っていないですが何かを咥えています。
 
 他にシジュウカラの幼鳥の声も2回聞こえました。
 この日は風がやや強く水面に波紋を作っていたのでモノクロームで撮影。
 
 昨夜はモーツァルトのヴァイオリン・ソナタK301とK376をグリュミオー、ハスキルという組み合わせの往年の名盤で聴きましたが、この演奏を聴くとまだデジタルなどというものがない時代の現在よりも時間がゆっくりと流れていた時代の空気がCDの中に閉じ込められていると感じます。ハスキルは1895年生まれなので、わずかな時間とはいえブラームスが生きていた時代の空気を吸っていました。
 モーツァルトのヴァイオリン・ソナタはデュメイ、ピレシュによるCDも持っていて音質では新しい録音のこちらの方が圧倒的に優れていますが、古くから聴きなじんでいるグリュミオー、ハスキル盤で聴くことが多くなっています。

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台湾の旅

2019-05-24 | 海外旅行
 故宮博物院を後にして十分に向かいます。
 バスは次第に台北の町を離れてゆきます。
 
 十分ではお決まりの天燈上げをしましたが、2回目なので特にどうということはありませんが、前回は天燈上げを終えるとほとんど滞在することなくバスに乗って移動しましたが、今回はちょうど列車が出てしまったため、1時間近く時間ができたのでぶらぶら歩きを楽しみました。
 十分駅。
 
 今回は平渓線に乗車して瑞芳まで行きます。車内はぎゅうぎゅうとまではゆきませんが、結構混みました。列車は渓谷沿いに進みます。
 
 30分ほどで瑞芳駅に到着。瑞芳駅から九分まではバスに乗車。前回は九分に着いたときは真っ暗になっていましたが、今回はまだ明るさが残っていました。
 
 ちょうど日没の時間になり、夕焼けが美しい。
 
 前回は真っ暗だったので、海が見えるとはわかりませんでした。
 
 夕食を終えると夕闇に包まれて、九分らしい世界が現れました。
 

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多摩川台公園と宝来公園

2019-05-23 | 多摩川台公園とその近隣公園
 台湾から帰国後、最初の撮影は多摩川台公園と宝来公園へ。
 このところこの2つの公園ではほとんど撮影できない日々が続いていましたが、この日は久しぶりに被写体に恵まれました。
 多摩川台公園の池ではクロスジギンヤンマの産卵が見られました。
 
 スイカズラの花を撮影しているとやってきたのがクロアゲハ。
 
 ホタルブクロが開花の時期を迎えています。
 
 見上げればエゴノキが豪華なシャンデリアのように花を付けていますが、そろそろ散る時期を迎えているようです。
 
 シジュウカラの幼鳥たちにも出会えました。甘える声を出して親鳥に餌をねだっています。
 
 宝来公園に行きしばらくするとエナガの幼鳥の声が聞こえてきましたが、間もなく公園の外に移動してゆきましたので後を追いました。
 住宅地をゆっくりと移動しながら採餌をしています。たくさんの幼鳥たちが電線に止まる場面もよくあり数えてみると25羽もいました。他に木の中にもいた可能性があるので全体では30羽を超しているのではないかと思います。ということは1家族ということは考えられないので2,3家族が一緒に行動していることになります。いってみれば共同保育のようなものでしょうか。
 カラスが幼鳥を狙って接近してくると親鳥が警戒の声を上げて幼鳥たちに知らせていました。
 

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台湾の旅

2019-05-22 | 海外旅行
 忠烈祠の次は故宮博物院ですが、ホテルに戻ったため、そのタイムロス45分間分がほぼそのまま見学時間短縮となり、見学時間120分の予定が80分となってしまいました。
 現地ガイドに付いて見てゆくと自分のペースで観たいものが見えないので、一人で観て歩くことにしました。
 まずは前回はパスされてまったく観なかった絵画部門がある2階に上がりました。
 水墨画や仏教美術が中心の展示。
 
 
 2階には陶磁器類も展示されていて前回行ったときに観た覚えのある作品もありましたが、多くは初めて観るものでした。というのも収蔵点数が多いため、定期的に展示の入れ替えが行われているからで、現地ガイドによるとすべての作品を観るには60年かかるとのこと。
 
 
 3階は陶磁器の他、青銅器などの展示が中心。
 
 2階、3階と観たところで残り時間が10分となってしまい、1階はほんの一部を観るのみとなりました。1階は前回もまったく観ていないので残念ですが仕方がありません。40分の短縮は痛かったです。
 1階の展示は仏像などの仏教美術、その他があります。
 

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台湾の旅

2019-05-20 | 海外旅行
 台湾の旅はこれで2回目で前回は冬でしたが、別の季節の台湾を経験したいと思い初夏を選びました。コースも前回は5日間で台湾を1周しましたが、今回は4日間で台北とその近郊のみ。
 エバー航空には初めて搭乗しましたが、機種はボーイング787型機。ボーイングは先頃墜落したばかりですが別の機種だったので少し安心。
 
 台北に着き空港のビルを出ると夕方の時間帯にも関わらず、蒸し暑い空気の洗礼を受けました。
 1泊目は北投温泉で着くと硫黄の匂いが漂っていました。ホテルは中国人観光客で一杯。
 翌朝ホテルの周辺を散歩。
 レンガ造りの教会がありました。
 
 東屋では体操をする人の姿がありましたが、散歩をしている中高年の人も多くこの国の人も健康維持に努める人が多いようです。
 
 野生のノボタンが咲いていました。
 
 何種類かの蝶が舞っているのを見ました。写真はスジグロカバマダラで私の持っている図鑑によると日本だと宮古島以南で見られるとありました。他にも日本では見たことのない蝶がいましたが、なかなか止まらず写せませんでした。
 
 2日目の観光は前回の旅ですでに行った所ばかりで、まずは故宮博物院ということだったのですが、一部の人のスーツケースをバスに積み忘れるというトラブルがあって、ホテルに戻ったため時間がずれて予定を変更。最初に忠烈祠を見ることに。
 
 初夏の強烈な光の下で忠烈祠の色彩が一層際立って見えました。
 
 忠烈祠で咲いていたランの花。
 

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