江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

北翔大学公開講座「地域連携による人財育成の可能性」開催のご報告!

2017年12月03日 | 教育・学校

 このたび、北翔大学公開講座「地域連携による人財育成の可能性」開催のご報告をいたします!

 昨日(12/2/)!
 北翔大学と北海道の包括連携事業
 2017年度北翔大学<短期大学部ライフデザイン学科>公開講座
 「地域連携による人財育成の可能性」と題し、開催いたしました。

 大学ベンチャーの先駆的立場にある西村学長は、
 ギョウジャニンニクや玉ねぎなどによる機能性食品開発に携わり、
 その経験から起業家精神教育の重要性と社会に果たす役割についてご講話いただきました。

 シンポジストによるご講話1 「働くこと 今までと 今後」と題し、
 清水誓幸氏<株式会社北翔 代表取締役>によりご講話いただきました。
 経営のミッションを共有し、制約を取り払い、創造的仕事空間を作り上げていらっしゃる清水社長、その背景にあるCSR活動でご紹介された社会貢献活動等や社長自らが示す働き方改革、そして、これらの企業行動に伴う経営ミッションの共有が社員の方々を導き、生産性を高めていらっしゃるように感じました。
 企業行動、人事考課、あらゆる経営の考え方をグローバルな視点におき、社員と共有された意識の中で推進されている企業、それが株式会社北翔であり、企業ミッションが社員を自ら成長させる要となっているのです。

 ご講話2「有給インターンシップ事業の実施による学生への就労支援・職業意識の醸成」と題し、江別市役所経済部部長 後藤好人氏によりご講話をいただきました。
 インターンシップの意義と役割について、現代の就職内定率や職務ミスマッティング、離職率などの背景から、現在江別市役所経済部が推進される有給インターンシップ<実働30日間>が大きな役割を果たしていらっしゃることが示されました。
 インターンシップの歴史が浅いわが国においても、産学連携による人財育成の一つとしてインターンシップの推進が各方面に浸透し、特に現代では文科省・厚労省・経済産業省等各省庁により重要性と推進強化が叫ばれています。
 江別市においても、これまでの実績と合わせて、有給インターンシップにおける学生ニーズに即した職域開拓など課題への取り組みと共に、学生地域定着自治体連携事業などの推進により、地域に根ざした人財育成の取り組みが示されました。

 ご講話3「地域連携と大学教育」と題し、北翔大学短期大学部学部長大関先生よりご講話をいただきました。
 ライフデザイン学科の前身である人間総合学科は、文部科学省「地域総合科学科構想」初年度的確認定を受け、わが国の先駆的な立場で設置された学科<専門学問を中核として学問領域を超えて自由に学びを広げる学科>です。
 こうした学科特性を活かした教育が、地域連携による実践教育であり、キャリアデザインコースでは学内ビジネス事業の実践、ファッションコースでは広範囲にわたる地域連携によるファッションショーの実現等、本学科は以前からずっと学内における専門教育と併用して地域等による実践教育を推進して参りました。
 今後、学内のあらゆる専門性を活かした<専門的学問を柱とした>創造的教育を発展・推進していくことが示されました。

 各ご講話終了後には、ご聴講いただきました皆様との活発な質疑応答が行われ、大幅な時間延長の中、盛況のうちに終了いたしました。

 ご講師を担っていただきました皆様、
そして、ご聴講いただきました皆様、
ありがとうございました。

 今後、皆様のご支援を得ながら、産学連携による人材育成を推進して参る所存でございます。
よろしくお願いいたします。


写真:シンポジウム「地域連携による人財育成」の模様


コメント
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