江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

木乃香の回復術に関する仮説。

2007年09月22日 03時41分45秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 ども、江戸です。ちょっと変則的な更新時間ですが、今週のネギま!の感想のコメントの所で、木乃香の回復術について話題になっていたので、私なりの仮説をまとめて、ここで発表してみたいと思います。


     
 まず、回復時にネギが苦痛を感じていますよね。これには人それぞれの解釈があるようですが、個人的には急激な回復に伴う負担の所為だと思っています。本来壊れていて長い時間をかけなければ修復できない物を、強引に短時間で治している訳ですからどうしても無理は生じてしまう訳ですね。


 また、この大回復についてですが、私が思うに細胞分裂を促進して傷を癒す「再生」をしたというよりは、バラバラになったパーツを組み立てて元の状態に戻す「復元」に近い物ではないかと思っています。血まで消えているのも、組み直されたパーツとして、本来あるべきネギの体内に戻ったからです。

 実際、回復力をただ促進しているだけならば、「3分以内」という縛りは必要ないでしょう。5分後だろうが、10分後だろうが、完治するまで(もしくは可能な限り)回復させても良い筈ですから。「3分を超えるともう治せない」というのには、何らかのシステム的な理由がある筈です。

 では「3分以内」というこの条件は何故存在するのでしょう? あくまで仮説の域を出ませんが、「脳」あるいは「魂」、ひょっとしたらアカシックレコード的な何かかもしれませんが、ともかく、何処かにネギが誕生してから現在に至るまでの肉体構成に関わる情報が記録されているとしましょう。

 もしも、そこにアクセスする事が出来、そして傷を負う前の肉体構成情報を読み取る事が出来るのならば、それを利用して破損箇所を元の状態へ完全に復元する事も可能なのではないでしょうか。実際、通常の回復ならば、あれだけの大怪我ですから、傷跡が残りそうな物ですが、跡形もありません。……これが木乃香の回復術の正体ではないかと私は解釈しています。

 しかし、これには欠点があり、記録されている肉体の構成情報は次々と最新の情報に更新されていくので、現状の魔法技術では3分前までしか遡って情報を読み取る事が出来ません。だから、3分を過ぎてしまうと怪我をした後の状態の情報しか読み取れず、回復が不可能になるのです。

 また、「頭がクシャッと潰れたり」等の即死状態になってしまうと、回復が不可能になる事を考えると、「肉体機能の完全停止=肉体構成情報へのアクセス不可」という事になります。そう考えると、やはり脳か肉体から抜け出す前の魂に情報が記録されていると考えるのが妥当なのですかね。

 こんな感じで、理論としてはそれほど無茶でもないと思うのですがいかかでしょうか?(魔法自体が無茶だという声は置いておいて……(^^;))

 いや、おそらくは「3分以内云々」という設定も、RPGに良く見られるお約束のような要素なので、元々は大した意味は無いのかもしれませんがね。結局は、私の仮説は強引な辻褄合わせにしか過ぎません。しかし、こういう深読みが出来るのがネギま!の楽しさでもありますね。まあ、物凄く作者の掌の上で踊らされている感もありますが(笑)。



 じゃ、また夕方頃に更新します。
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