江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
※各種作品のネタバレを含みます。
※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

ネギま!キャラクター大辞典 第7回

2006年09月10日 18時29分35秒 | ネギま!・ネギま!?・UQ
 毎度! 甥と姪に著しく睡眠を妨害された江戸です。子どもって無闇に声が大きいので、隣の部屋で騒がれたらとてもじゃないけど眠れません。いや、昼間に寝ている私が悪いという説もありますが……(;´Д`)。まあ、先ほどようやく帰ってくれたので、ホッとしております。


 では、ネギま!キャラクター大辞典 第7回を行ってみましょう。今回はこの人。

     
     綾 瀬 夕 映
 ハイ、人気投票の順位はともかく、かなり熱狂的なファンがついてるキャラですよね。かくいう私も「好きなキャラベスト3」には常に夕映が入っていて、一時期は1位だったこともあるほど好きなキャラです。
 ただ、当初はどちらかというと、のどかのオプション的な立ち位置のキャラだったように思います。無表情(気味の)キャラという、人気を獲得しやすい萌え属性持っていましたが、超人揃いのクラスメートの中では比較的地味な存在だったのではないでしようか。
 しかし、現在では作中でも1、2を争うくらい個性的なキャラに成長しました。その要素を一つずつ紹介して行きましょう。

●その1 バカレンジャーとリーダー的存在。
     
 実質的に、夕映の何かが狂い始めてきたのは、バカレンジャーに数えられた時からでしょう。バカキャラというだけでも大きな特徴ですが、しかし夕映の場合は、単に勉強嫌いなだけで、実際にはかなり頭が良いというのが、より大きな特徴付けとなっています。おそらく真面目に勉強をすれば、学年のトップクラスに名を連ねることも可能でしょう。
 また、夕映は大人しそうな外見とは裏腹に、意外と激しい気性を持っています。例えば……、

     
 いざと言う時は、本を凶器にして戦います。

     
 よだれをかけられたドラゴンにリベンジを誓う、負けず嫌いな一面もあります。

     
 ついつい、意見を違えた小太郎をムキになって論破してしまいました。

 この意外と激情家な面が、夕映が元より持つ頭脳と相まって、行動力や判断力、決定力等として発揮されていると思います。また、その一方では友人達の行動に対して非常に協力的で、面倒見の良い一面も見せています。
 これらを見る限り、夕映は指導者としてかなり高い適正を持っているように思えます。彼女がいつの間にかバカレンジャーのリーダーにされていたのも、ある意味当然の成り行きだったのかも知れません。そして、実際に彼女は、仲間達の危機を打破する糸口となった事も幾度かあるので、まさに頼れるリーダー、あるいは参謀役であると言えます。

 その2 嗜好。
 夕映は、『児童文学研究会』、『哲学研究会』、『図書館探検部』に所属している事からも分かる通り、本が非常に好きなようです。特に祖父が哲学者だった事もあった所為か、哲学的思考を好む模様。
 また、神社仏閣、仏像にも大きな関心を持っています。

     
 このように、自らの好む物に関しては、専門家並みの知識を誇っているようで、夕映の頭が決して悪くない事を証明する一つの材料となっています。
 そして、夕映の持つ嗜好で最も特徴的なのが、変なドリンクを好む事でしょう。

     
 夕映は頻繁にドリンクを飲んでいます。しかも、只のジュースではなく、『抹茶コーラ』や『ラストエリサー』等々、「本当に美味しいのか?」、「何処のゲームのアイテムだ?」と突っ込みたくなるような物ばかりを飲んでいます。また、名水の類も好むようです。ちなみに作中に出てきた『トマトミルク』なるものは、某コンビニで類似商品が売っていました(不味くは無かったです)。
 この「ドリンク好き」という属性は、夕映に更なる属性を付与しました。それは「尿漏れ」です。

      
 頻繁にドリンクを飲んでいる所為か、「トイレが近い」というネタが作中でも何度かネタにされており、実際に「漏らしたのでは?」と思える描写さえ存在します。しかも、原作のみならず、ゲームや同人誌等でもこの「尿漏れ」ネタは多用され、今では「もるです」、「もる」等が夕映の代名詞であり、愛称ともなっています。この「尿漏れ」属性の付与により、作者、読者共々に夕映が弄りやすいキャラだと認識させたのは間違いないでしょう。皮肉にも、これが夕映を人気キャラたらしめている大きな要因の一つである事は確実だと思われます。

 その3 紐パン。

     
 夕映は紐パンを愛用しています。その幼い容姿には少々過激で、アンバランスな印象もありますが、その容姿にコンプレックスを持つが故に、少しでも自身を大人っぽく演出しようという意図があるのかも知れません。そう考えると、なんだか涙ぐましい物がありますね。

 その4 恋愛関係。
 夕映は36時間目(5巻)でネギの偽物に迫られて以来、急速にネギの事を意識するようになりました。しかし、親友ののどかがネギの事が好きなのを知っているだけに、相当思い悩んでいたようです。元々がかなりの激情家なだけに、その葛藤はかなり大きな物であった事でしょう。ただ……、

     
     
     
 悪いが、恋愛関係で翻弄されている時のあんたが一番輝いている!!(笑)
 いやホント、端で見ていて思わずニヤニヤしてしまいます。ある意味、恋愛関係では全キャラ中でも一番女の子してますよね。とにかく元が無表情(気味の)キャラだったとは思えないくらい表情が豊かになるので、見ていて飽きません。
 しかし、夕映は親友ののどかを崇拝していると言ってもいいくらい重要視しているので、今後ものどかから一歩引いた位置でネギに接していくものと思われます。ただ、パーティーの仲間としてネギに助言を与える事が多々あるので、ネギにとって頼れる存在として仲を親密にしていく可能性は大きいでしょう。のどかとの勝負はまだまだ分かりません。……って、最終的にメインヒロインの明日菜が横から全部かっさらって行く可能性も否定できませんが(笑)。

 その5 魔法使いとして。
 夕映はネギが魔法使いである事を切っ掛けにして、魔法使いの道を歩み始めました。

     
 世界樹の魔力が満ちている学祭期間とはいえ、既に初歩的な魔法が使えるようになっている事からも、その才能はかなりの物なのかもしれません。実際、極東最強の魔力を持つという木乃香の術と比べても遜色が無い所を見ると、生まれつき持っている魔力の容量もかなり大きい可能性があります(もしくは、魔力を効率的に扱う才能に長けているのか)。
 しかも、ネギと仮契約する事で手に入れたアーティファクト『世界図絵』は、使いようによってはかなり強力なアイテムです。

     
 望めば魔法界の機密情報まで手に入れられるので、この時点で既に、夕映は並みの魔法使い以上の知識を誇っているも同然という事になります。後は魔法を扱う技量さえ追いつけば、「大魔法使い」を名乗る事も不可能ではないでしょう。あるいは、麻帆良学園で魔法先生をしている未来もあるのかもしれません。まあ、あくまでも可能性ですが、彼女の将来を考えると色々と楽しみです。ともかく、今後の成長に期待したいと思います。


 それでは今回はここまで。あ~、夕映は書くべき事がありすぎて、正直まとめるのが大変だった……(;´Д`)。
 さて、次回は「アルビレオ・イマ」の予定。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (黒猫)
2006-09-11 21:53:40
こんばんは、このシリーズも既に7回目突入。

毎回更新、本当にお疲れ様です。

今回は特に夕映愛にあふれていて、読んでいて楽しかったです。



この手の連続企画をきちんと続けていくのは大変だと思いますが、全員コンプリートまでがんばってください!
返信する
Unknown (江戸まさひろ)
2006-09-11 23:15:50
黒猫様、コメントありがとうございました。このように声を頂けると大変励みになります。

また、いつも記事をリンクして頂いている事についても感謝しております。本当に有り難う御座いました~m(_ _)m。



全員コンプリートにつきましては、なんとか達成したいと思っています。まだ何ヶ月もかかるとは思いますが、最後までおつきあい頂ければ幸いです~。
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Unknown (ペトロニウス)
2007-09-16 20:21:35
つたまらん・・・。こんなのあったんですねー見てなかった。僕は他人の記事はほとんど見ないので、見過ごしていました。感動しました(笑)。
返信する
楽しんでいただければ幸いです。 (江戸まさひろ)
2007-09-16 21:10:01
ペトロニウス 様

でも、古い記事は結構予想を外していたりして、恥ずかしかったりもするのですけどねぇ……(^^;)。
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