ども、ゴールデンウィークは何処にも行かないまま終わった江戸です。それどころか、ここ一週間ほど特に外出する用事も無いので、完全に引き籠もり状態。まあ、やる事は色々とあるのですけどねぇ。同人の原稿描きとか原稿描きとか原稿描きとか……。
でも、気分的に退屈なので、ちょっと外出したくもなりますが、遠出するような資金も無し……orz。ただ散歩するだけってのもあんまり趣味じゃないしなぁ……。
さて、今日も特に新しいネタは無いので、本棚から古い漫画を引っ張り出して紹介する事にしましょう。
今回のテーマはホラー漫画。私は数千冊ほど本を所有していますが、ホラー漫画と呼べる物は数冊しか持っていません。まあ、妖怪退治物等もホラーと呼べない事もない物もありますが、個人的にはそれらはある種のヒーロー物の部類だと認識しているので除外。
で、今日紹介するのは、ジャンル分けすると「ホラー漫画以外の何物でもないだろう」というような、「恐怖」に特化した作品です。それではいってみましょ~。
●悪 霊(高寺彰彦)
もう20年くらい前の作品です。作者は大友克洋のアシスタントをしていたというだけあって、作画レベルは非常に高いと思います。まあ、劇画調の作風である為に、あまり幅広い層に受けるタイプではありませんけど、それが逆に作品と調和して恐怖を倍増させているように感じます。
ストーリーは、とある孤島の大邸宅で起きる怪奇現象や殺人事件を中心に描かれています。物語が進むと、その地で繰り広げられた大量虐殺事件の存在が明らかになったりするのですが、そのシーンの陰惨な事と言ったら……。初めて読んだ当時はちょっとした衝撃を受けたものです。
ただ、霊能者が出てきて悪霊と対峙するという構図はいいのですが、最後の方では超能力バトル的な感じになっていて、その辺がちょっと微妙かなぁ……という気がしないでもないのですがね。
あと、死人こそ出ているものの、主人公サイドのメインキャラは概ね助かって爽やかな終わり方をしているので、厳密にはホラー漫画とは言い難い部分もあるように思います。
それでも、途中までのストーリー展開はホラーとしても秀逸だと思うので、ここに取り上げました。
●顔を見るな(高港基資)
こちらは紛う事なきホラー漫画。作者は誰かの霊体験を再現したかのような本物っぽい怪談話や、都市伝説系の話を得意としている人ですよね。一時期『ヤングキングアワーズ』でもそのようなホラー漫画を連載していましたが、毎回楽しみにしていたものです。
ただ、それらの話が、なかなか単行本化してくれないのが困りもの。コンビニ向けの総集編みたいな物ばかりが発刊されて、入手が難しいんですよねぇ(地元のコンビニには入荷しなかった)。今のところ、まともな単行本の形で出版されているのは、4作品だけじゃないかなぁ……(しかも、その全てがおそらく絶版)。
一応、その4作品の内、2作品は手元にあるのですが、その一つがこの『顔を見るな』。現在の私は、この手のホラー作品にはかなり耐性がついているので、あまり怖いとは思わないのですが、それでも子どもの頃に読んでいたらトラウマになりそうだと感じるエピソードはいくつかあります。
特にゴミ袋に子どもの死体が入っていて、その霊に取り憑かれたという話はヤバイわ……(;´Д`)。人の姿ではなく、ゴミ袋に入った状態の姿で付きまとわれるというのは、かなり嫌な物がありますなぁ……。
ちなみに、もう一つの単行本を持っている作品は、映画『女優霊』のコミカライズ版。映画はさほど怖いとは思った事は無いけど、女優が転落死したシーンだけは衝撃だったなぁ……。漫画の方は映画よりも内容が分かり易くなっていたように思う。
ところで、先日理髪店で子どもの頃にトラウマを受けた日野日出志の作品を読んでみたけど、それほど怖くはなくなっていました。当時、富良野の本屋で立ち読みしたのですが、それから数年間は富良野に行きたくなくなるほどの恐怖感をおぼえたほどだったのですけどねぇ……。
やはり大人になると感性が摩耗するのだな……と実感しました。まあ、この件に関しては、それでもいいような気もしますが(笑)。
じゃ、今日はここまで。
でも、気分的に退屈なので、ちょっと外出したくもなりますが、遠出するような資金も無し……orz。ただ散歩するだけってのもあんまり趣味じゃないしなぁ……。
さて、今日も特に新しいネタは無いので、本棚から古い漫画を引っ張り出して紹介する事にしましょう。
今回のテーマはホラー漫画。私は数千冊ほど本を所有していますが、ホラー漫画と呼べる物は数冊しか持っていません。まあ、妖怪退治物等もホラーと呼べない事もない物もありますが、個人的にはそれらはある種のヒーロー物の部類だと認識しているので除外。
で、今日紹介するのは、ジャンル分けすると「ホラー漫画以外の何物でもないだろう」というような、「恐怖」に特化した作品です。それではいってみましょ~。
●悪 霊(高寺彰彦)
もう20年くらい前の作品です。作者は大友克洋のアシスタントをしていたというだけあって、作画レベルは非常に高いと思います。まあ、劇画調の作風である為に、あまり幅広い層に受けるタイプではありませんけど、それが逆に作品と調和して恐怖を倍増させているように感じます。
ストーリーは、とある孤島の大邸宅で起きる怪奇現象や殺人事件を中心に描かれています。物語が進むと、その地で繰り広げられた大量虐殺事件の存在が明らかになったりするのですが、そのシーンの陰惨な事と言ったら……。初めて読んだ当時はちょっとした衝撃を受けたものです。
ただ、霊能者が出てきて悪霊と対峙するという構図はいいのですが、最後の方では超能力バトル的な感じになっていて、その辺がちょっと微妙かなぁ……という気がしないでもないのですがね。
あと、死人こそ出ているものの、主人公サイドのメインキャラは概ね助かって爽やかな終わり方をしているので、厳密にはホラー漫画とは言い難い部分もあるように思います。
それでも、途中までのストーリー展開はホラーとしても秀逸だと思うので、ここに取り上げました。
●顔を見るな(高港基資)
こちらは紛う事なきホラー漫画。作者は誰かの霊体験を再現したかのような本物っぽい怪談話や、都市伝説系の話を得意としている人ですよね。一時期『ヤングキングアワーズ』でもそのようなホラー漫画を連載していましたが、毎回楽しみにしていたものです。
ただ、それらの話が、なかなか単行本化してくれないのが困りもの。コンビニ向けの総集編みたいな物ばかりが発刊されて、入手が難しいんですよねぇ(地元のコンビニには入荷しなかった)。今のところ、まともな単行本の形で出版されているのは、4作品だけじゃないかなぁ……(しかも、その全てがおそらく絶版)。
一応、その4作品の内、2作品は手元にあるのですが、その一つがこの『顔を見るな』。現在の私は、この手のホラー作品にはかなり耐性がついているので、あまり怖いとは思わないのですが、それでも子どもの頃に読んでいたらトラウマになりそうだと感じるエピソードはいくつかあります。
特にゴミ袋に子どもの死体が入っていて、その霊に取り憑かれたという話はヤバイわ……(;´Д`)。人の姿ではなく、ゴミ袋に入った状態の姿で付きまとわれるというのは、かなり嫌な物がありますなぁ……。
ちなみに、もう一つの単行本を持っている作品は、映画『女優霊』のコミカライズ版。映画はさほど怖いとは思った事は無いけど、女優が転落死したシーンだけは衝撃だったなぁ……。漫画の方は映画よりも内容が分かり易くなっていたように思う。
ところで、先日理髪店で子どもの頃にトラウマを受けた日野日出志の作品を読んでみたけど、それほど怖くはなくなっていました。当時、富良野の本屋で立ち読みしたのですが、それから数年間は富良野に行きたくなくなるほどの恐怖感をおぼえたほどだったのですけどねぇ……。
やはり大人になると感性が摩耗するのだな……と実感しました。まあ、この件に関しては、それでもいいような気もしますが(笑)。
じゃ、今日はここまで。
最近なかなかピンとくるホラー漫画に出会えずにいたが、
レビュー読ませていただいて欲しくなりました。
最近は一般のマンガ雑誌でホラー作品が掲載される事は少なくなっていますよね。ホラーマンガを読もうとすると、どうしても女性向けのホラー専門雑誌とか、マイナーな雑誌に手を出さざるを得ない状況なのが寂しいです。