江戸前ネギ巻き寿司

オタク一匹の日常を綴る。
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※最近は多肉植物・サボテンの観察日記的な要素も。

最近の戦利品-魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語2。

2013年12月15日 22時48分30秒 | 漫画レビュー
 ども、脚が冷える江戸です。室温自体は丁度良くても暖かい空気は上に昇るという事で、床付近の冷気が容赦なく私を襲う! 底冷えするわぁ……。


 さて、今日も雑誌の感想ネタが無いので、最近の戦利品について語ってみましょうか。


●劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 2(ハノカゲ)

     
 劇場版コミカライズの第2巻ですが、この巻から怒濤の展開(未見の人はネタバレ注意)。作中に込められた情報量も多くて、劇場版との差異がどの程度あるのかは、ヘルニアの所為で結局1回しか映画を観る事が出来なかった私には把握しきれませんねぇ。これについては痛恨の極みですよ……(しかも、トイレで中座して観ていない部分もあるし)。そんな訳で、多少の記憶違いがあってもお許しを。

 それでも、ザッと読んでみただけでも追加されている要素がある事は分かると思います(マミがほむらの髪型の変化に気付く所とか)。また、脚本段階でそうなっていたのか、それともハノカゲによる独自解釈がなされているのかは分かりませんが、映画からの改変部分もあります。ほむらが自分の頭を撃つ所は、頭上の鏡(ガラス?)を落とす展開に変更(なお、この鏡にはホムリリィが映り込んでいます)。

 ともかく、これらの変更点によって映画よりも話が分かりやすくなっている部分があるように感じます。特にほむらの心情は痛いほど伝わってくるのでマジで曇るわ……。中でもテレビアニメコミカライズ版のハッピーエンドとも言えるラストシーンを挿入して、それを覆したのが凄ぇ……。でも、これって深読みすると「まどかとただの友達の関係」ではほむらは満足出来ないって事を表しているようにも感じますなぁ……(で、「愛よ」に繋がると)。

 まあ、実際にはまどかとの約束を守る事が出来ずに円環の理に導かれてしまっては、(別の時間軸の)まどかに合わせる顔が無いというほむらの自責の念がオリジナルとの表情の違いとなって表れているのだろうけれど、結局妥協しようとしたところでアレだもんなぁ。また、映画ではQBに向けられた(と私は記憶している)「だまりなさい」のセリフも、まどかを渇望するほむら自身に向けられたものとして描写されていて、まどかを守る為にまどかを拒絶しなければならないという、ほむらの凄まじい葛藤が上手く表現されていると思います。

 そんな訳で、アクションシーンや色彩、音響などは当然のごとく映画には勝てないのですが、一部ではそれに勝るとも劣らない内容のコミカライズになっているのではないでしょうか(個人的にはべべはこっちの方が可愛いと思うし)。これなら3巻も間違いなく期待通りの物になると思うので、来月の発売が今から待ち遠しいですわ。



 じゃ、今日はここまで。
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