かずさFM(83.4MF)「ランチタイムガーデン」は12時~14時、月曜日から金曜日の生放送です。
3月3日(金曜日)は、「きみさらず法律事務所」の弁護士 若林侑先生に、引っ越し(退去するとき)のトラブルについて、お話しを伺いました。
若林弁護士には毎回、身近な話題を法的な観点から解りやすく解説いただいています。
前回は夫婦間の不貞行為による慰謝料についてお話になりました。
今回は賃貸住宅などの退居時に発生するトラブルについてお話をお聞きしました。
借りていた住宅を退去するとき発生する修理などを、大家さんが負担するのか、借主が負担するのかについて、具体的な例をあげて説明していただきました。
修理が必要なものには、経年劣化のような、大家さんが負担する通常損耗と、借りている人の責任で修理費を負担しなければならない、特別損耗があるそうです。
通常損耗には畳の日焼けや、一般的に使われる家具や電気製品によるへこみなどです。
特別損耗には、汚れなどの処理を怠ったためにできるシミ、タバコによる壁紙などの変色、水回りの掃除を怠ったためにできた汚れなどです。
年度替わりは引っ越しの多い時期です。
通常損耗と特別損耗については。国土交通省がガイドラインを示しているそうですから、参考になるということでした。