かずさFM（83.4MF）「ランチタイムガーデン」は12時～14時、月曜日から金曜日の生放送です。
5月19日（金曜日）は、「きみさらず法律事務所」の弁護士 若林侑先生に、相続の寄与分について、お話しを伺いました。
若林弁護士には毎回、身近な話題を法的な観点から解りやすく解説いただいています。
前回は相続における基本的な注意事項についてお話をお聞きしました。
今回は相続における寄与分についてお話をお聞きしました。
若林弁護士は、はじめに、相続における、もめ事の事例について例をあげてお話しされました。
そのなかで、亡くなった方の面倒を見ていた子供さんと、そうでない子供さんとの遺産分割で、面倒を見た子供が他の相続人より多くの金額を要求することがあるそうです。
これを寄与分と言い、要件が認められれば、多くの財産を相続することが認められるそうです。
寄与分を請求するためには、具体的な介護の記録や生活費・病院の支払い領収書などを用意しておく必要もあるとのことでした。
また、面倒を見てくれた相続人に、多くの遺産を相続させるよう、前もって遺言書にしておくことも考える必要があるとお話していただきました。
