熊本秀樹の木更津暮らし・団塊世代生き残り戦略

ファイナンシャルプランナーのホットな話題
かずさFMランチタイムガーデン・生活まるとく情報

きみさらず法律事務所・若林侑弁護士に聞く(第52回)

2020年12月17日 | かずさFMランチタイムガーデン

かずさFM(83.4MF)「ランチタイムガーデン」は12時~14時、月曜日から金曜日の生放送です。
毎月第一・第三金曜日は「きみさらず法律事務所」の弁護士 若林侑先生に、生活に密着した法律のお話しを伺っています。
12月18日は、ネット上の法律問題について、お話をいただきました。

前回はコロナウィルスに関わる安全配慮義務についてお話しいただきました。
経営者は労働者に対して、三密をさける、テレワークを考える、通勤時間帯をずらすフレックスタイム導入などのコロナウィルス感染対策を講じ、働く人たちの精神的負担を考慮し、職場環境に配慮する必要があるとお話になりました。

今回は多くの人達が利用するネット上での、法的な責任を問われる事例について、具体的な例を上げて説明されました。

ネット上では、さまざまな情報発信がされていますが、軽い気持ちで悪口をまき散らすこと(悪評の流布)は名誉毀損や、業務妨害など、法的な問題に発展し、損害賠償などの責任を負うことになるので、注意する必要があるとお話になりました。

また、匿名だからと、ネット上で無責任な情報公開や発言は、法的な問題がある場合、個人を特定することができるとのことです。

他人の住所など、プライバシーの侵害や悪口、音楽など著作権の侵害、業務妨害、犯行予告などネット上で問題になる事例についてお話しいただきました。

若林弁護士は、今年最後の放送ですが、皆さんには、よい年をお迎えくださいとのことでした。

きみさらず法律務所はこちらから