【京都】国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などは1日、念じることで機器を制御するブレイン・マシン・インタフェース(BMI)技術の研究成果を発表した。脳波計測と近赤外分光脳計測(NIRS)でとらえた脳活動を解読し、車いすや家電の制御を実現。BMIを一般の生活環境でも適用できることを実証した。
共同研究に参加したのはATRのほかNTT、島津製作所、積水ハウス、慶応義塾大学。2011年7月に研究を開始し、これまでに島津製作所などが車いすに搭載できる脳活動計測装置を開発、積水ハウスが一般住宅を改装したBMIハウスを完成した。
多くの利用者が、さまざまな場面で利用できるBMIを想定し、脳波による制御ではネットワークを活用。6秒分の信号を送信し、データベースを参照することでフィードバックする。念じてから制御まで約6・1秒。室内に配した環境センサーとの連携などで安全制御を確保している。
共同研究に参加したのはATRのほかNTT、島津製作所、積水ハウス、慶応義塾大学。2011年7月に研究を開始し、これまでに島津製作所などが車いすに搭載できる脳活動計測装置を開発、積水ハウスが一般住宅を改装したBMIハウスを完成した。
多くの利用者が、さまざまな場面で利用できるBMIを想定し、脳波による制御ではネットワークを活用。6秒分の信号を送信し、データベースを参照することでフィードバックする。念じてから制御まで約6・1秒。室内に配した環境センサーとの連携などで安全制御を確保している。