団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

日本地熱協会がスタートした

2013-02-28 09:53:06 | 日記
自然エネルギーへの関心が高まるなか、国立公園内などで地熱発電に対する規制緩和がなされるなど、地熱発電事業の推進に対する環境整備が進んでいる。そのようななか、今月1日に、日本地熱協会がスタートした。同協会は、出光興産 <5019> をはじめ33社の企業が参加し、「地熱発電全般に関する調査研究」「政府その他関係機関に対する提言と陳情」「地熱発電全般に係る会員相互の情報交換」「地熱発電に対する理解の促進と広報」などを行う。活動を通じ、環境との調和や国への支援拡充などを推進し、地熱発電事業の健全な発展に寄与することを目指す。

 地熱発電は、日本国内のポテンシャルは約2300万キロワットといわれているが、実際に発電に使用されている割合は2-3%にとどまっているとみられている。熱源として利用できる場所の約8割が国立・国定公園内にあるとされるが、環境保護の規制が緩和されるなど、地熱発電を推進する機運が高まっている。原子力発電所の本格的な再稼働が見通せないなか、火力発電所の増設は、温暖化ガスとされる二酸化炭素の排出量増加につながりかねず、自然エネルギーを利用した発電の推進が望まれる。

 上場企業では、出光興産 <5019> 、大林組 <1802> 、伊藤忠 <8001> 、川重 <7012> 、国際帝石 <1605> 、清水建 <1803> 、住友商 <8053> 、石油資源 <1662> 、Jパワー <9513> 、東芝 <6502> 、日鉄鉱 <1515> 、海洋掘削 <1606> 、富士電機 <6504> 、三井物産 <8031> 、三菱ガス化 <4182> 、三菱重工 <7011> 、三菱商 <8058> 、三菱マテリアル <5711> が加盟。

 系列では、ソフトバンク <9984> 傘下のSBエナジー、JFE <5411> 傘下のJFEエンジニアリング、JX <5020> 傘下のJX日鉱日石金属、神戸鋼 <5406> 傘下の神鋼エンジニアリング&メンテナンス、新日鉄住金 <5401> 傘下の新日鉄住金エンジニアリング、三井住友 <8316> 傘下の三井住友銀行が加盟している。(
高橋克己)

提供:モーニングスター社

東電、原発作業員の被曝記録を提出せず 2万人分

2013-02-28 08:23:08 | 日記
福島第一原発で事故後に働いた約2万1千人が浴びた放射線量について、東京電力が全国の原発作業員の被曝(ひばく)記録を一元的に管理する公益財団法人「放射線影響協会」(放影協)にまったく提出していないことがわかった。東日本大震災による事故から2年近くたった今も、ずさんな被曝管理は続いている。

 原発作業員は電力会社を頂点に下請けが連なる多重請負構造の中で働いている。会社を転々とする人も多く、一元管理を徹底しなければ被曝限度を超えて働き続ける人が続出しかねない。

 被曝線量は一人ひとりが持つ放射線管理手帳に元請けや下請けが記入するとともに、電力各社から放影協の放射線従事者中央登録センターに電子データで送られて一元管理される。各社は新たな作業員が原発に入る際に手帳で被曝線量をチェックし、手帳の中身を確認する場合はセンターに照会する。年間の照会件数は6万~9万件に上る。

【佐藤純、多田敏男】

DNAメタル、永久磁石活用の箔浮上システム考案-塗工時間を半減

2013-02-27 22:34:40 | 日記
 【東大阪】DNAメタル(大阪府東大阪市、前田茂樹社長、06・6732・4334)は、永久磁石ローラーを活用した箔・アルミニウム箔の浮上システムを考案した。永久磁石にはネオジム磁石を用いる。リチウムペーストなど塗工・乾燥工程に用いることを想定。箔を両面同時に塗工後、箔を浮上させた状態で乾燥工程に移す。
 片面塗工に比べ時間を半分に短縮できる。リチウムイオン電池メーカーなどに提案する。N極・S極が長手方向に交互に並んだ永久磁石ローラーを使用。上下に配置した永久磁石ローラーの間に銅箔などを通し浮上させる。ローラーが回転し銅、アルミが近づくと渦電流が発生する。渦電流と回転するローラー側の磁石のN極・S極と反発して箔が浮くという仕組みだ。
 乾燥工程も上下に配置した永久磁石ローラーの間を箔が通る形にする。ローラーを上下で逆回転させて、銅箔やアルミ箔に発生する渦電流により発生する熱で加熱する。

東日本大震災2年/IHI、バイオマス発電参入-東北で実証

2013-02-27 22:32:04 | 日記
IHIは土壌除染対策で注目される資源作物を使ったバイオマス発電設備事業に参入する。搾汁液をメタン発酵させて、発電用エンジンの燃料として利用する。2013年度中に東北地域で実証試験を実施し、15年度中にも事業化する。将来は2000キロワット級の発電設備を稼働し、新産業育成や農地再生など東日本大震災の復興事業の一つとして、地元自治体や産業界などに提案する。
 資源作物「ソルガム」を使用する。搾汁した糖液をリアクター(反応容器)で発酵促進し、メタンガスを生成。ガスエンジンを駆動して発電する。
 ビール工場の排水処理システムなどで導入実績が豊富なIHI環境エンジニアリング(東京都江東区)の「ICリアクター」とグループ会社の新潟原動機(東京都千代田区)が持つガスエンジンを組み合わせる。


中国、地下水44%が汚染 華北平原で調査

2013-02-27 22:24:01 | 日記
27日付の中国紙、新京報によると、中国地質科学院の研究所は北京、天津両市と華北、山東、河南、安徽、江蘇の5省に広がる華北平原で行った地下水調査の結果、水質検査をした地点の約44%が汚染されていたと発表した。

 調査は2006年から5年間かけて実施された。処理を施さずに飲用水として使える地下水源は少数だった。(
共同)