東光はバッテリーやエンジンなど安全走行に必要な車載機器に搭載する電子制御ユニット(ECU)用として耐熱性能を高めた金属コイルを開発し、10月に量産を始める。車の安全走行に関連するECU向けに金属コイルを生産するのは初めて。バッテリー制御用ECUに採用が決まっており2014年10―12月期に自動車部品メーカーへの供給を開始し、エンジンや変速機などほかの車載機器への採用を狙う。
量産するのは独自の金属磁性材料を使った金属コイル「DFEH=写真」。ECU用に耐熱性能をスマートフォン向けの金属コイルより70度C高い、155度Cに高めた。サイズは7ミリ角、10ミリ角、12ミリ角。中国の珠海工場(珠海市)に専用の生産ラインを立ち上げる。バッテリー向けECUへの供給を皮切りにエンジンや変速機などのECU向けで採用を目指す。
スマホ向けで培った材料技術や巻き線技術を車載向けに応用し、耐熱性能を高めることでECU向け金属コイルを製品化した。
量産するのは独自の金属磁性材料を使った金属コイル「DFEH=写真」。ECU用に耐熱性能をスマートフォン向けの金属コイルより70度C高い、155度Cに高めた。サイズは7ミリ角、10ミリ角、12ミリ角。中国の珠海工場(珠海市)に専用の生産ラインを立ち上げる。バッテリー向けECUへの供給を皮切りにエンジンや変速機などのECU向けで採用を目指す。
スマホ向けで培った材料技術や巻き線技術を車載向けに応用し、耐熱性能を高めることでECU向け金属コイルを製品化した。