団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

「初代首都圏知事就任を目指す」とぶち上げた松沢神奈川県知事

2011-02-28 22:48:16 | 日記

驚くに足りない東京都知事選の石原氏不出馬・松沢氏擁立。気になるのは石原伸晃自民党幹事長によるリークの意図だ

 三月の暦が近づいてきて東京都知事選が俄然、盛り上がりを見せてきた。

 

 なにしろ予算総額12兆円、職員数17万人、人口800万人を超えるスーパー自治体のトップを決める日本最大の選挙だ。

 しかも大阪府や愛知県のように政令指定都市を持たないことから権限そのものも強大になっている。

 GDP換算でも世界のトップレベルに入るほどの「大国・東京都」、いよいよ本番に突入だ。

 4年ごとになるが、筆者は都知事選について毎回「週刊文春」でレポートを発表している。今回で3回目。鳩山邦夫秘書として戦った99年を含めると4回目の都知事選となる。

 きょう発売の「週刊文春」が第二弾になるのだが、その校了直前、次のようなニュースが飛び込んできた。

長く都政を見ている者には
「合点の行く話」

〈東京都の石原慎太郎知事(78)が、4月の都知事選に出馬しないことが22日、分かった。長男で自民党の石原伸晃都連会長らが支援者らに伝えた。石原知事 らは後継候補として、神奈川県の松沢成文知事の擁立を進めている。自民党都連は石原知事への出馬要請に向け準備を進めていたが、戦略の練り直しを迫られている。候補者選びに難航する民主党へも影響しそうだ〉(産経新聞ウェブ版2011.2.22 16:02)

 隣県の松沢神奈川県知事が石原都政の後継?

 きっと読者の多くはそう思い、このニュースがいかにも唐突に感じられるだろう。

 だが、12年間都政を見ている者からすれば、そうでもない。「ああ、なるほど」と合点の行く話なのである。

それは、このスクープ記事を執筆した産経新聞の石元悠生記者も同様だ。都政最長の社会部記者であるからこそ書けた記事なのである。

 結論からいえば、これは首都圏構想の始まりにすぎない。

2007年に「初代首都圏知事就任を目指す」
とぶち上げた松沢神奈川県知事

 ちょうど10年前(2001年)、石原慎太郎都知事が打ち出したのが、最大の政策こそが「首都圏メガロポリス構想」だ。2001年に石原知事が発表したその構想は次の通りである。

〈東京都では、首都機能を担う首都圏メガロポリス※の整備の方向性を示す「首都圏メガロポリス構想」を策定しました。

 首都圏メガロポリスは、イギリス一国に匹敵する生産力を持つ世界最大の都市圏です。しかし、現在、経済の低迷、自動車による大気汚染、首都移転問題など様々な危機に直面しており、七都県市の連携により首都圏メガロポリスの再生を図ることが不可欠です。

 このため、本構想を策定し、都民をはじめ広く国民や国及び首都圏メガロポリスの行政主体に対し提唱することにより、首都圏メガロポリスの再生に向けた七都県市による将来整備構想の確立と、共同の戦略的取り組みの展開の契機となることを目指すものです。

※七都県市(埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・横浜市・川崎市・千葉市)のおおむね首都圏中央連絡道路に囲まれた区域〉(東京都都市整備局HPより)

 2003年、松沢神奈川県知事、上田きよし埼玉県知事が誕生することで、この構想の動きが加速する。中田宏横浜市長も同調し、現実味を帯びてくる。成田空港を抱え反対に回った千葉県の堂本暁子知事を除けば、その時点で環境はずいぶんと整っていたのだ。

 さらに2007年の地方選挙では、4選禁止を打ち出し、トリプルスコアで勝利した松沢神奈川県知事が「初代首都圏知事就任を目指す」とぶち上げた。

 この年の選挙では、石原、松沢、上田の3知事がお互いの選挙応援に駆けつけるという姿もたびたび見られた。

そして、今回、いよいよ首都圏知事に向けて動き出したというのが、都知事選取材をしてきた者の感想なのである。

 首都圏構想によって何が可能か。その狙いは前出の東京都HPに10年前から掲載されている。

<・首都圏メガロポリス再生に向けた、目指すべき「21世紀の首都像」とその実現を図る「圏域づくり戦略」を明らかにしました。
 ・「圏域づくり戦略」は、首都圏メガロポリスの約3,300万人の集積のメリットを生かす「環状メガロポリス構造の構築」と圏域の一体的機能発揮を実現する「広域連携戦略の展開」により構成されます。
 ・七都県市が共同して取り組むべ広域連携戦略として、交通、防災、環境など13の課題ごとに個別の具体的連携戦略を明らかにしました。
 ・首都圏メガロポリスにおいて、基本的インフラが完成したときの整備効果について、シミュレーションを行い把握しました〉
(東京都都市整備局HPより)

 この構想を胸に、おそらく石原都知事、松沢県知事は連携していたのだろう。それが今回の「松沢後継指名報道」の真相だ。

 だが今回、その構想が漏れた時期が少し早すぎたようだ。

 それは石原伸晃自民党幹事長のリークによるものだが、果たしてその意図は。

 単に、父親の首都圏構想を理解せずに口が軽かっただけか、あるいは「松沢つぶし」のためにそうしたのか。今後、取材していこうと思う。


「特売日」と「ポイント5倍デー」を使い分ける

2011-02-28 22:30:57 | 日記

節約買い物法 特売品の周囲30センチに手を出すなと専門家

NEWS ポストセブン 2月28日(月)17時5分配信

コンビニとスーパーの値下げ&サービス競争は日進月歩。PB(プライベートブランド)商品やポイントの仕組み、そして“売る側の論理”を知って、もっと安く、もっとお得に買い物するコツを、元コンビニ店長、元大手スーパー社員ら、節約の達人たちが伝授します。

【「特売日」と「ポイント5倍デー」を使い分ける】
「月に1回だった特売が、最近は月に3回にまで増えてきている」というのは元大手スーパー社員でショッピングアドバイザーの今野保さん。

特売日だけでなくポイント5倍デーなどを設けるスーパーが増えており、消費者は毎日お買い得の気分にさせられてしまう。しかし本当に狙いめなのは「特売日」だけだという。

「特売される商品は通常より1~2割ほど安い。つまり100円の商品だと10~20円安くなります。それに対してポイント5倍デーで得するのは0.4割(100円=1ポイントで計算)。100円買っても4円です」(今野さん)

ポイント5倍デーに買ったほうがいいのは、特売の対象になりづらいPB商品など。

【特売日に「買ってはいけない商品」】
特売を増やしたスーパーは、どこで利益を上げているのだろうか。流通ジャーナリストの金子哲雄さんは、「特売品の周囲30センチには手を出すな」という。

「スーパーには“集客商品”と“収益商品”があるんです。たとえば牛肉を手に取るお客さんは焼き肉のたれも買うことが多いため、特売の牛肉で客を集めて、焼き肉のたれを売って利益を上げる。同じようにそばの特売ならめんつゆを一緒に買わせるわけです」(金子さん)

“売る側の論理”を知ることも大切なのだ。

【ティッシュは大型店orドラッグストアで】
スーパーの特徴を知れば、お得な使い分けができる。「地元の中小スーパーは、精肉店や鮮魚店、青果店が大きくなってスーパーになったケースが多いんです。したがって、魚・肉・野菜に代表される生鮮三品を買うのがおすすめ」(金子さん)

日用品を買うなら、大型スーパーかドラッグストアがおすすめだ。「ドラッグストアの収益商品は薬や化粧品ですが、これらは頻繁に買うものではありません。そのうえ薬は外に置くことができませんから、集客のためには、赤字覚悟で日用品を店頭に置き、店内の薬を一緒に購入してもらうよう工夫しているんです」(金子さん)

【チラシはスーパーからのラブレター】
登録会員数が100万人を突破したケータイサイト「シュフモ」(http://shuf.jp)をはじめ、最近ではケータイからスーパーの特売チラシが見られるサイトが充実しており、利用者が急増中だ。一方、紙のチラシの利用方法について話すのは、前出の今野氏。

「同じ店の紙のチラシを1か月分くらい貯めて並べて見ると、何曜日に、どのような商品が特売になるかというお店の傾向が見えてきます」

次の特売までに冷蔵庫のストックを消費するなどの対策がとれるため、チラシチェックは無駄を省けるというメリットも。チラシはスーパーからのラブレターなのだ。

※女性セブン2011年3月10日号

3位の賞金200万円と副賞の610万円相当の高級車BMW

2011-02-28 22:27:20 | 日記

市民ランナー川内の快走で実業団形無し 陸連幹部も一喝

夕刊フジ2011年2月28日(月)17:00

市民ランナー川内の快走で実業団形無し 陸連幹部も一喝
(夕刊フジ)

 27日に行われた東京マラソンで、市民ランナーがプロも真っ青の快走を見せ、男子マラソン界に衝撃をもたらした。

 2時間7分35秒で優勝したメコネン(エチオピア)に遅れること約1分、日本人トップでゴールに飛び込んだのは、川内(かわうち)優輝(23)。日本勢として3年ぶりに2時間10分を切る2時間8分37秒の好タイムで3位に入り、世界選手権(8月、韓国・大邱)代表に決まった。

 川内は、高校で事務職を務める公務員。マラソンブームに乗って3万3328人が参加した東京マラソンはアジア最大規模の市民マラソンだが、まさか本当に市民ランナーが並み居る実業団選手を抜き去るとは…。

 「市民ランナーでも世界陸上にいけることを証明した」と胸を張る川内は、春日部東高から学習院大へ。箱根駅伝で関東学連選抜のメンバーとして2度出場したものの、目立った活躍はなく、大学卒業後は埼玉県庁に入庁。教育局に所属し、現在は埼玉県立春日部高の定時制で事務を執る。

 練習は自己流で、職業柄、企業のサポートは一切受けられず費用もすべて自費だ。平日の練習は午前中の2時間。週末に東京・駒沢公園を20周約43キロ走ってトレーニングしてきた。時間も金も制約された市民ランナーに敗れたプロの実業団ランナーはまさに形無しだ。

 39キロ過ぎで川内に抜かれて4位に終わった尾田賢典(トヨタ自動車)は、「川内選手が後ろを走っていることを知らず対応できなかった」とショックを隠せない。ふがいない選手らに対し、日本陸連の幹部からは、怒りの声さえ飛び出した。坂口泰・男子マラソン部長は「川内君は時間を作り、お金をやりくりして練習しているのに。実業団の中には、のうのうと飯を食っている選手がたくさんいる。爪の垢を煎じて飲ませなければ」と一喝した。

 「実業団には負けたくない。お金をもらわず、(自分は)払って陸上をしている」という川内には、3位の賞金200万円と副賞の610万円相当の高級車BMWが贈られ、今後は日本陸連から強化選手として年額150万円が支給されるという。川内の快走に刺激された市民ランナーが、街中にまた増えそうだ


東大、マウスの血管内部を瞬時観察できるシステム開発-血栓も確認

2011-02-28 20:45:25 | 日記

東京大学の西村智特任助教らは生きたマウスの血管内部をリアルタイムで観察できるシステムを開発した。マウスの体内にある血管と白血球、血小板をそれぞれ違う蛍光色素で染めた。

血管内を転がる血小板がたまって血栓をつくる様子を初めて観察できた。どれだけ離れた点が区別できるかを示す分解能は従来の数マイクロメートル(マイクロは100万分の1)から0・2マイクロメートルになった。
血小板の大きさは2マイクロメートル程度で、従来手法では血小板の塊がぼんやり見える程度だった。脳梗塞や心筋梗塞などの疾患のメカニズムの解明が期待できる。

 厚みのある試料の断面を観察できる共焦点レーザー顕微鏡をシステムに組み込み、システム内の鏡や光学フィルターの配置などを調整し、細かい物をくっきり見えるようにした。3種類の蛍光色素をマウスの体内に注射し、麻酔をかけて眠らせた。


工学院大、「なた豆」中の尿素分解酵素でアンモニアを効率的に抽出

2011-02-28 20:43:15 | 日記

工学院大学の雑賀高教授らの研究グループは、なた豆に含まれる酵素「ウレアーゼ」を使って尿素からアンモニアを効率的に取り出すことに成功した。取り出したアンモニアを燃料電池のエネルギー源に使うシステムを構想しており、尿素がエネルギー媒体として利用できる可能性がでてきた。
 ウレアーゼは尿素を加水分解する酵素。加水分解によってアンモニアと二酸化炭素(CO2)が発生する。研究グループは加水分解の際の尿素水の濃度や温度など反応条件の最適化を進めた。10%の尿素を含む水溶液100グラムを40度Cで加水分解したところ、約5時間後に体積濃度にして1・8%のアンモニアが得られた。42度Cにすると酵素活性がなくなることもわかった。