大入り札幌大荒れ! そしてWASJへ。

札幌記念は大荒れとなった。馬連で3万7千円では仕方ない。ヤマカツエースが3着とは驚いたが、最初からいつもより余裕のない競馬になった。じっくり脚をためられなかったから、本来の弾け感が出せなかった。勝ったサクラアンプルールと9着のアングライフェンまでが3馬身差。まあ競馬とはそういうものか。
　注目の新馬戦はルーカスが完勝。デビュー戦だから、各馬ちょっと逸り加減だったけど、ルーカスはうまく折り合って馬群から離れた位置。9頭立ての7番手だったが、1頭でストレスなく走っていたので、その時点でガッツポーズだった。もう少し我慢してスパートかと思ったが、モレイラは気持ち早目に動いた。捲り切るまでは行かなくて、中途半端にも映ったが、直線再び加速しての完勝。相手も結構強いと思うので、時計も含めて評価は高いね。ちょっとグラスワンダーに似た感じも受けた。今日は追い切りのような形のレースだったから、中1週で札幌2才S行っても全然平気だと思うが、期待の大きい馬だからそんなせこい事はしない模様(笑)。　昨日の札幌は3万人近く入ったが、札幌記念だけでなく、この新馬戦の注目度も貢献したんじゃないかな。
　モレイラは20戦、7・4・1・8と数字的にはさすが。乗り馬を考えると、4着以下の8がやや多かった気はする。引き続きWASJに参戦するのは楽しみ。なんかまだWSJSという呼び名が印象強いよね。日本勢は戸崎、武豊、内田、福永、そして間に合った田辺。勿論ミルコとルメールも含め陣容は揃った。外国招待勢は比較的日本での知名度が低い感もあるが、当然それなりの実績を抱えたメンバー。さらに地方代表が船橋の中野省吾。大胆な騎乗で一部にコアなファンがいる気鋭のジョッキーだ。以前より、彼の腕は成績の数字だけでは計れないと思っていた。個人的にも中野の奮闘に期待したいね。すでにキーンランドCではネロ陣営からお声が掛かった模様。
　新潟2才Sも行われる。近年でもハープスター、ロードクエストなど次元の違うパフォーマンスが思い出される。今年は…。とりあえずDI産駒はいないし、過半数が1戦のみのキャリア。一応ムスコローソ、シンデレラメイクが勝ちっぷりは派手だったが、当然勝負するレースではなさそう。ダイワメジャー産駒が4頭登録。どれかは来そうだな(笑)。
　ソウルスターリングがトレセン入りし、サトノ勢はシャンティイに到着。なんか変な夏だけど、カレンダーは普通に進んでいる。さらに番組は続きます!　競馬は面白いね。