やまや＠アスティ静岡店

やまや＠アスティ静岡店



　巷で噂の「明太子食べ放題」に行ってきました。
場所は静岡駅ビルの１階、アスティ静岡西館です。
開店時間は午前１１時ですが、すでにお店の前で待っているお客さんもいらっしぃました。
すぐに開店時間になり、お店に入ります。

　私は出遅れて三組目でした。
まずは入口のレジで注文をしてから、ランチタイムは先払いです。
４種類の定食から、「豚しょうが焼き定食（税込み１０００円）」を選びました。
ほかには珍しい「がめ煮定食」などがあります。


　二人客はテーブルに、私のような一人客はカウンター席に案内されます。
二人掛けの長いすですが、それに一人でゆったりと座りました。
まだ空いているので、席はゆったりと空けて案内しています。



　まずは卓上の冷えたウーロン茶をセルフサービスで汲んで、出来上がりを待ちます。
目の前が調理場で、料理を作っているところがよくわかります。
店員さんは皆さん若い方ばかりでした。



　目の前には二つの小鉢が置かれていますね。
まずはその中身を確認します。
右手の小鉢のふたを開けると。



　中にはぎっしりと辛子明太子が詰まっていました。
なんとこれが食べ放題ですから嬉しいじゃあないですか。
切れ子ですが形はしっかりしていて、申し分のないボリュームです。



　そしてもう一つが「からし高菜」です。
こちらも美味しそうですが、さすがに辛子明太子さんの前では、身分が違いますからおとなしくしています。
このあたりはプロ野球のエースと、二軍の控えピッチャーぐらいの差がありますね。



　「おまちどうさまです」
すると思ったよりも早く定食が出てきました。
これはシステムがしっかりしていていいことです。
駅の食堂ですから、何よりも手早いことが求められますね。



　まずはメインの豚しょうが焼き。



　小鉢は甘めの大根切干でした。



　これにご飯とみそ汁が付きます。


　まずは豚しょうが焼きを箸でつまんでいただきます。
これはお肉がかなり厚めですね。
そして上質の柔らかい肉を使っています。
味付は程よいタレで、これはご飯が進みます。

　付け合わせのキャベツには軽くドレッシングが掛かっています。
このキャベツがシャキシャキでなかなかいい仕事をしていました。
このしょうが焼きセットだけでも１０００円の価値がある、良いボリュームです。



　しかしそれはさておき、まずはエースに登板をお願いしなくてはいけません。
おもむろに小鉢のふたを開け、中から辛子明太子を一切れ取ります。
ご飯の上に乗せると、これがまた美味しそうですね。

　家で食べるときはこれを半分に分けていただきますが、ここではそんな遠慮は無用です。
その明太子を箸でつまんでそのままお口に投入します。
そこに白ご飯。
これまた贅沢な明太子ご飯でした。



　せっかくですから、控えのからし高菜さんも様子を見てみましょう。
これまた美味しいことは美味しいですが、どうしても主役に目を奪われてしまいますから、これで降板でした。
それはともかくどちらもご飯を進めてしまいますから、あっという間にご飯がなくなってしまいました。

　しかし案ずることはありません。
こちらではこのご飯も食べ放題なんです。
そこで店員さんを呼んでお代わりをお願いしました。
その時にご飯の盛りを聞かれましたが、様子がわからないので普通盛りとお願いしました。

　最初のご飯の盛りも多めですから、私としてはかなりの冒険になるわけです。
たぶんご飯のお代わりをするのは数年ぶりのことです。
全く欲が絡むと人間胃袋まで大きくなるようです。



　お代わりのご飯はしっかり最初と同じ分量がありました。
今度はここに明太子を二切れ投入です。
以前吉野家さんで「辛子明太子定食」をいただいたことがありますが、この二切れで同じぐらいの分量がありますね。



　まだまだ生姜焼きも半分ぐらい残っていますから、おかずは十分です。
しかしさすがに残りが半分ぐらいで苦しくなりました。
私に比べるとお隣の中年サラリーマンさんはおとなしいもので、ご飯のお代わりもせずに、普通に同じしょうが焼き定食を１杯で済ませていました。
明太子がお好きな方でしたら、三杯ぐらいは軽く食べられるでしょう。

　ともかく二杯目の丼を何とか平らげて、これで終了です。
いやあ満腹満腹。
明太子もしょうが焼きも美味しかったですね。
ご飯もうまく炊けていて、定食としては万全でした。

　なお１０００円で提供するのは期間限定だそうで、たぶん現在は値段が変わっているかもしれませんのでご了承ください。
お腹が空いたときはこちらの定食がお勧めですよ。



　向かいのお店では５００円ランチもやっていました。
昼飲みもできるということですから、ここも気になりますね。
ごちそうさまでした。