昨年12月上旬の沖縄旅行の際、本島北部「やんばるの森」で沖縄固有種(殊にヤンバルクイナ)の探鳥ガイドツアーに参加しました。(→ こちら)
事前にツアーガイドから「冬季なのでヤンバルクイナが見える保証はしませんよ」と念押しされていたのですが、私めの普段の行いが良いせいか(笑)、念願叶ってヤンバルクイナに出会えましたです。
ヤンバルクイナ (山原水鶏) は沖縄本島の固有種 で、ヤンバルとは本島北部を指す呼称である「山原」から来たもので、国の「天然記念物」 (絶滅危惧種IA類) に指定されています。
飛べないヤンバルクイナは、夜 地上2~3メートルの樹上で眠るので、そこを狙って明け方に探鳥するのです。 よって、ツアーガイドは、夜間「やんばるの森」に立ち入る許可証を持っています。
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ヤンバルクイナは、全長35センチ位で、体上面の羽衣は暗オリーブ褐色、耳孔を被う羽毛(耳羽)から頸部にかけて白い筋模様が入っています。
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ヤンバルクイナの頸部から腹部にかけての下面の羽衣は黒く、白い横縞が入るのが特徴です。
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ヤンバルクイナの虹彩は赤く、眼瞼は赤橙色です。
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ヤンバルクイナの嘴は太く赤く、先端が白いのも特徴です。
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ツアーガイドによると、ヤンバルクイナの生息数は、10年程前は1,000羽を下回ったが、毒蛇のハブ退治として沖縄本島に導入されたが、ハブよりもヤンバルクイナを捕食していたマングースの除去事業の効果が現れてきて、近年は1,600羽前後にまで回復してきているそうです。
探鳥ツアーの出だしからヤンバルクイナが見れて、大満足でした。 この後も、探鳥ツアーや自己探鳥で出会った「沖縄の野鳥」を順次見て頂く予定ですので、乞御期待!
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