年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

ムカデに噛まれて 救急車! (2013年6月)

2013年07月05日 | 日々雑感

1週間 このブログの更新が出来ませんでした。 その理由を書きます。 (長文です)

6月29日(土)朝06:20、顔を洗ってタオルで拭こうとタオルを持った時、右手小指の下、手刀中央部に鋭い痛みを感じ、何かの虫に刺されたと思ってタオルを床に投げ捨てました。 その後、殺虫剤スプレーを持ってきて タオルの裏表を見ましたが、何もいませんでした。 念の為、ビニール袋にタオルを入れて口を縛りました。
 実は1週間程前に、風呂場で大きなムカデをおっ家内が見つけて 私めが殺したことがあったので、ムカデだろうと思ったのですが、その時は見つけられませんでした。

刺された/噛まれた傷痕を見てみると2ヶ所(間隔が8ミリも!)あったので これは 大きなムカデに噛まれたな と思いました。 傷痕の周りがジンジンと痛く、手のひら側がみるみる腫れあがってきました。 救急箱を見たんですが適切と思われるような薬は何もないし、噛んだ虫が何か分からないし、朝も早くて近くの医院は9時始まりなので、これは救急車を呼ぶしかないと思い、思い切って救急車を呼びました

1週間ほど前のTV番組「(タモリの)笑っていいとも」で、救急車に乗ったことがある人が若い女性100人中44人、その内 付添い人ではなく自分が患者だった人が25人もいたので、おっ家内と二人でその多さにビックリしたのですが、1週間後には我々自身が二人で救急車に乗ることになるとは…。 まさに明日は我が身…ですわ。

救急車が来て事情を説明し、噛まれた痕も見せ、念の為にビニール袋に入れたタオルも見せました。
虫噛まれはアレルギーショックが問題で、先ず血圧を測定しましたが、意識不明で倒れていてもおかしくない程に高い「225」もあって測定をやり直すと、それでも「160」と高目に。 測定している左上腕部の締付けがあまりにも強すぎて我慢できない程になったので、測定器がおかしいとクレームをつけて再測定を拒否しました。 翌日見てみると、血圧測定器の腕に巻くベルト部と測定器本体をつなぐホースの結合部が当った左上腕部の皮膚が紫色に変色しており、1週間後の今日になっても その痣が取れないほどに強く長時間 圧迫された訳です。  おっ家内も一緒に病院に行くと言うので、一緒に病院へ。

そうこうしていると病院に到着 @07:05。 医者は一般的な虫(例えば、スズメバチ)刺されへの対処として、虫毒に対するアレルギー反応としての全身症状(→ アナフィラキシー・ショック、例えば、蕁麻疹(じんましん)、呼吸困難、発熱、血圧低下など)は出ていないが、一応念の為にアレルギー・ショックを抑えるステロイド薬の静脈注射をしておきます、とのこと。 また 局所症状としての刺された所の腫れ対策は、毒素のタンパク合成を阻害することで殺菌的に作用するアミノグリコシド系の抗生物質軟膏を塗ることと、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬を1週間飲んでもらうことにします、とのことでした。

その後、静脈注射をしてもらい、会計(=2810円! ← 薬代込み)をし、薬の処方箋をもらって 隣の薬剤室で薬を受取って、病院到着から約1時間後の08:00頃に終了でした。 病院前でタクシーをつかまえて帰宅したのが、08:30過ぎでした。

もらった薬の説明書が(↓)です。

(↑の大きい画像はありません)

ネットでムカデに噛まれた時の対処法を検索・調査すると、ムカデ毒素は蛋白(たんぱく)酵素なので42℃で失活(効力が無くなること)すること、腫れは、噛まれて毒が体内に入ると共に、皮膚の表面に付着し、アレルギー反応や痛みを引き起こすものなので、先ず43~47℃前後のお湯で ヤケドしない程度に腫れた部分にかけ続ける(約20分間のシャワー)こと、その後ボディーソープ等でしっかり洗って毒を洗い流すのが良い対処法だと判りました。

そこで、翌6月30日(日)朝、遅まきながらも しないよりは良いだろうと思い、右手を44℃のお湯でシャワー&洗浄することに決め、その準備で浴室に入って、腰掛に立てかけてあった洗面器を動かすと、何と体長10センチ以上もある大ムカデが出てきました! これでムカデに噛まれたことが確認できました。 ムカデは殺虫剤スプレーで半殺しにして、頭を潰して捨てました。

過去 ムカデが家の中に入ってきたことは無かったので、どう対応したら良いのかもネットで調べましたが、家の周囲にムカデを殺す粉末殺虫剤を撒くしかないみたいですね。 ムカデの侵入路を探すのも 実際上不可能に近いようですし…。(→ 今後 一応は探してはみるつもりですが…)

3日目の7月1日(月)、手のヒラ側の腫れと痛みはほとんど引きましたが、2日間も軟膏を右手首より先に塗っているにもかかわらず、今度は逆に手の表面側が腫れてきて痛みも少しあって、ムカデ毒の凄さを実感しましたです。 ホームセンターへ行って、ムカデ対策用に家の周囲に撒く粉末殺虫剤と、殺虫剤スプレーでは大きなムカデはなかなか死ななかったので、瞬間凍殺スプレーを購入して、その日の夕方までには家の周囲に粉末殺虫剤を散布しました。 が、翌日2日から続く雨で……。(泣)

4~6日目の7月2日(火)~4日(木)の3日間は、朝起きると 手の表面側の腫れ(→ 皺や血管がほとんど見えない程に腫れている状態)や軽い痛みがありましたが、午後には腫れも痛みもほぼ無くなりました。 どうも夜 寝ている間に 手が浮腫(むく)むのに合わせて症状が悪化し、昼間の手の運動で血行が良くなって症状も改善するのだろうと感じました。

昨日で軟膏も内服薬も切れてしまった7日目の今朝5日(金)は、傷痕2ヶ所が膨らんできて、手のひら側も表側も腫れて(→ 腫れで手が握れない状態)、痒くてたまらず「ムヒEX」を塗りました。 薬で抑えていたムカデ毒が再び出てきた感じです。 ムカデ毒は実に怖いです。 皆様も ムカデには十分ご注意を!


1週間経っても腫れや痛みが完治しておりませんが、以上が ムカデに噛まれる、 救急車に乗る、 という人生初のことを2つも同時にやってしまった 顛末の概要です。 先の「タイヤのパンク」(→ こちら)といい、人生初が続いております。 さて 次は?(笑)

歳を取ると病気やケガの直りが遅くなるのでしょうが、それにしても ムカデ毒の凄さを初体験しました(→ まだ体験中ですが…)。 スズメバチとかと同様に、2回目の方が症状がひどくなるようなので、今後は気をつけたいと思っておりますです。 当分 何かをする時には ムカデはいないだろうな! とチェックするようになって、ちょっとだけ神経質になるんでしょうねぇ。(苦笑)


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