スーパータックが禁止になるんだって。

ロードの乗り方で4月1日からスーパータックが禁止になります。
プロでの話ですけど。

数年前から(多分2016年？)ヨーロッパのプロが始めて、危険だからよい子の皆さんはマネしないようにって解説の人は言っていましたが、いつの間にか“スーパータック”という名前がついていました。

下りで空気抵抗を減らすためトップチューブに乗る走法ですが、こんなの昔からみんなやってたよね。
自分の記憶では35年前にはやっていたから、それ以前にもやっていた人はいるはずです。

プロでも普段の練習とかでもやっていたと思うのですけど、実際にスーパータックのポジションを取っても思ったより速くなりません。
脚を回すには窮屈だしハンドルは切れないし、とにかく首が疲れます。
仲間内では“クラウチィングポジション”と呼んでいました。

直線でクラウチィングポジションを取ってカーブではサドルに座り直して、また直線でクラウチィングポジション。
座り直す時の方が腕が疲れるので、ハングオンでコーナーを攻めていたらインに切り込みすぎてすっ転んだこともありました。
モーターサイクルのハングオンのようにトップチューブに膝の内側を掛けるのですが、これも元のポジションに戻るのに腕力を使うので疲れます。そして不安定さのリスクの割には速くない……。

ウルトラマン走法…スーパーマンポジションとも言ってましたが、両足とも後ろにピンと伸ばすのも速かったのですが、ちょっとのギャップでも落ちそうになるし、それを生かせる長い直線もないので新発田に来てからは封印していますｗ
片足はペダルに残したまま反対の足だけ後ろに伸ばすのは時々してるけど、クラウチィングより不安定なのでこれもお勧めできません。

お尻を後輪に接触するくらいまで後ろに下げてお腹でサドルに座る方法もありますが、腕がピンと伸びてしまってハンドルが切れないのと、やっぱり元のポジションに戻るときに腕が疲れるのでこれもお勧めできませんね。

下りは休むパートなので普通のポジションで普通に下った方が良いです。長い下りでは膝を冷やさないようにゆっくりでも脚を回している方が良いのです。


レース中なら回すよ！逃げる時はコーナーもペダルが地面に当たるくらい傾けて回し倒すからね!!

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雪降って寒いです。