自転車乗りの自転車屋です β版

新潟県新発田市でサイクルショップ27(CS27)という自転車店を営んでいます。

日本海間瀬サーキットの4時間耐久レースに行ってきました。

2009-08-16 23:05:04 | TEAM SONICBOOMのログ
8月14日の話。

うす曇の空の下、日差しが柔らかいので楽に走れると思っていたのですが、競技開始時間には天気は回復、夏の日差しの中での出走となりました。
スタートラインに立っているだけで、アスファルトの照り返しが熱い。

今回、私は第一走者。スタート直後、集団の先頭へ出て様子をみようとしたら、一台のMTBが5mくらい前をシャカリキに漕いでいる。
あれは坂の上まで持たないな。今回の立ち上がりはスローペースで楽に走れるなって思っていたら、右からガッツ石橋さんが行ってしまう。放っておこうかとも考えたんですが、二人付いていったので私もそれに乗る。うーん、無駄に脚を使っちゃたな。下りでは前に出過ぎないようにブレーキをかけてセーブ。でもこの後、ズルズルとペースが落ちたのでたったの3周で交代しました。もう若くないんだから最初は抑えないと持たないね。

第二走者はHさん。期待通り余裕の笑顔を見せながら、淡々と周回を重ねて予定周回数を消化。第三走者のななパパさんに交代。ななパパさんも順調に宣言どおりの周回を走りました。

私の2回目。さっきの走りでアップは済んだので、調子よく走る。信条としては登りで頑張って下りは休む。けど、乳酸を除去するために決して脚は止めない。トップギアで負荷を掛けずにゆっくりとペダルを回します。間瀬は一周2kmと短く、変速ポイントが把握しやすいので、リズムを作ってイーブンペースで走るようにします…。
…が、後ろから早いのが来るとそれに飛びつく! ああー、レーサーの嵯峨や。後ろに付いたら次には前を曳かなくっちゃって思っちゃう。嗚呼、レーサーの習性って…。

そんなんでペースが落ちて、一周4分を割って回復できないところで交代。この回は10周。

次のHさん、ななパパさんも、トラブルも無く前回と同じ周回を走る。

私の3回目。ロングソックス改め、カンパソックスさんと同時にピットアウト。それじゃあ一緒に走りましょうと、彼のペースに合わせて走る。
前方にガッツ石橋さん発見。吸収する(このペースなんでてっきり付いてきてるのかと思ったのに、後で聞いたら付いてきてなかったらしい)。

暫くすると頂上付近で抜いたBH・G4乗りのコが『後ろ付かせてもらいまーす』  『はいよー』と、答える私。
ああ、昔はよくこんなやりとりしてたよなあ…。
そのコも含めて周回を重ねていると、登りでそのコがチームメイトに『ディスクホイールつけてる人、下りで速いから無理してでも付いていくといいよ。楽だから』
あのー、まるまる聞こえてるんですけど…。まあいいか、私は自分のペースで走ってるだけだし。

次の周回での登りでも『このディスクホイールつけてる人についていくと良いよ、絶対速いから!気を抜くと千切れちゃうくらい速いから!』
また言ってる、これはわざと聞こえるように言って、良い気にさせて後ろに付こうって魂胆なんだろうか。実はかなりの策士?
『後ろ付いてもいいけど、登りで曳いてよ』と、私。
『私、こう見えても女のコなんです。だから曳いて』と、彼女。そう言われんでも胸に「何でも出来る証拠」が付いてるから判るわ、魔女っこメグちゃんよ。
ラインを変えると、メグちゃん文句を言いながらちょっと頑張る。
代わりに誰か上がってくると見たらガッツ石橋さん。あっ、行っちゃう?!後ろに付こうかと思う前に先に行ってしまった!この薄情者!

しばらくBHのメグちゃんと走っただろうか、7周目の登りでまた、『ディスクホイールの人に付いていくと…』  『いや、オレこれで交代するからー』  『ダメー』  『ダメって言われても降りるー』  『ダメーダメー!』
こんな時だけ女のコになるのなぁ…。

ピットに帰ってきて確認すると、このコ、ソロだったよ。恐るべし。

残り時間は1時間と少し。後は二人が走って終了予定。トラブルでもない限り私の出番は無し。
丁度、ウチらのピットの前に大会本部があるので、MCの女のコを観察。実はMCで協賛のショップの名前を読み上げたのですが、その中でウチの店で自転車を買ったことがありますって発言があったんです。小僧にゃんも気が付いたんですが、覚えが無かったので次に読み上げたショップのことかと思ったんですが…。時々目が合うし、声に特徴があるんだよね…。

写真を撮ったら、ニコって微笑んでくれて『私のこと憶えています?』と、彼女。
『忘れないよ、Yさんでしょ!』即座に答えた俺ってスゲー!

競技終了後、集計まで時間があったのでYさんと話し込む。8,9年振りの再会かな?
彼女は十数か所も蚊に刺されて、あっちこっち水ぶくれみたいになっちゃってました。キンカン片手に頑張ってましたね。
来年も誘われれば来てくれるっていうことで…。しかし、主催者のMさんはどこでナンパして連れて来るんだか…。

今回も計測ミス多発。
小僧にゃんのチームは61周してて、ウチ等と同周回のはずですが、リザルトでは56周でした。ベストラップが3分未満のチームも数組。…ありえない。
以前みたいに各チームのピットクルーに計測させる方法とればいいのになぁ。ソロ参加者にもラップを取らせれば完璧なのにね。




ライダー交代の様子。カンパソックスさんからSさんへ交代。ファル軍曹が計測用のトランスミッターを交換してくれています。


怪我を押して疾走する小僧にゃん。


監督のような貫禄でライダーを待つななパパさんと、交代に備えて待機するファル軍曹。


小僧にゃんとチームを組んでいるガッツ石橋さん(上ハンバージョン)。


薄情なガッツ石橋クン(下ハンバージョン)。


激走するカンパソックスさん。


スリップストリームを使って楽こいて走るカンパソックスさん。


駆け抜けるななパパさん。拡大写真にすると、お腹がアレなのがバレてしまう。


ハルク・ホーガンばりの『いちば~ん!』宣言をする…、ウソウソ、『ラスト一周』の合図を出す、ななパパさん。
次は私の番か、準備しなきゃ。


ウイニングランならぬ、フィニッシュランを経て帰ってきた薄情者の…。


大会のMCを務めてくれたTYさん。原稿がないって怒ってました。次回はちゃんと書きます。(下から仰いだアングルなんで鼻の穴が大きくなっちゃった。ゴメンネ。それにピンボケ。ホントはもっと美人だよ。)


今回走った面子です。交代する順番の都合上、走ってる写真を撮れない方が数名。


次回はもっと頑張ります!

何を? 走りを?

いや、撮影を
コメント
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