ミュージカルな日々

ミュージカル好きの私が、観劇・映画・ドラマ・音楽・本の感想を書きつづるブログ、になる予定。

This is the Moment

2010-02-28 | ミュージカル動画・記事他
バンクーバー・オリンピックももうすぐ終わっちゃいますね~

今日は、フィギュア・スケートのエキシビジョンが楽しかったです

のびのび演技をしている浅田真央ちゃんを見て、ほっとしました
エキシビジョンの方が、彼女らしくて、素敵なプログラムだったかも

そして、エキシビジョンの最後は、出場選手全員によるショー
そこで歌われていたのが、This is the Moment

ミュージカル「ジキル&ハイド」のナンバーです
私はこの曲が本当に大好きでっ

↓この動画のアンソニー・ワーロウさんのCDと鹿賀さまのCDを、何度聞いたことか

Anthony Warlow singing \"This Is The Moment\" live


本当にこの方はいい声です

↓こちらは違う方の舞台の映像ですね
日本版もほとんど同じ演出なので、ちょっと懐かしかったです

Jekyll & Hyde - This is the Moment


鹿賀さまがファイナル公演をなさって、
誰か、引き継がないのかなぁ??

大好きなミュージカルなので、是非新キャストで上演してほしいです
石丸幹二さんとか、いいと思うのですが
どうかなぁ…

シリウスの道

2010-02-26 | ドラマ
wowowのドラマ「シリウスの道」を見ました

原作が好きだったので、再放送を録画して、時間をやりくりして見てみました

が…原作を超えるのは難しかったです

原作(藤原伊織著「シリウスの道」)は

主人公が、少年期に負った「罪」と、それを巡る謎を追ううちに、
25年振りに幼馴染三人が再会する、というストーリーと、
(ちょっと「永遠の仔」に似ている部分)

広告代理店での厳しくて、でも充実した仕事を主人公がバリバリこなす、
というストーリー(「ハゲタカ」や「空飛ぶタイヤ」に似ているビジネス小説の部分)が、

交錯しながら進んでいく…という小説です。

加えて、美人上司とのロマンスに、ハードボイルド的なパートまであって、
とにかく盛りだくさんな小説なのです。

本当に、すごく面白くて、読んで損のない、
一級のエンターテインメント小説だと思います

で、これを2時間半のドラマにするということで、かなり頑張っていましたが、
やっぱり散漫な印象はぬぐえず…

もったいつけた割には、まとまらないというか…
あと、長台詞で説教臭いのも頂けなかったし…

しかも、原作と大きく食い違う部分もいくつかあって、
それが成功していたところもあるのですが、
原作好きにはちょっといただけない部分もあり…

キャストは、イメージ通りだっただけに、ちょっと残念…

あ、けなしてばっかりいても仕方がないので、褒めますっ

まず、主人公の内野聖陽さん
珍しくびしっとかっこいい役で、嬉しい限り(笑)
何せ、汚くないっ

ちょっとくたびれたスーツで、ちょっと傷だらけになったりはしますが、
でも、とっても魅力的でした

相手役の美人上司は、真矢みきさん。
本当にお美しいので、内野さんとのツーショットにドキドキしてしまいました(笑)

あと、情けないように見えて、時には頑張る主人公の可愛い部下、には、
黄川田将也さん。

こういう役やらせると、上手いですよね 私は結構好きです
「宝塚BOYS」にも出演されるので、ちょっと楽しみです

オリンピック

2010-02-26 | 日記
今日は、我が家もご多分にもれず、
女子フィギュアに沸いた一日でした

真央ちゃん、銀メダル、めでたいですっ

あとは、鈴木明子さんも本当に素晴らしかったです
ウェスト・サイド・ストーリーに乗せての生き生きした演技、
こちらまで楽しい気持ちになって、最後は彼女の涙に感動しました


で、全然関係ないんですけど(笑)、
好きなCMの動画を発見したので、貼っときます



これが、不毛地帯で壱岐正を演じている人とは思えません…
無駄に爽やかで素敵過ぎます(笑)

しゃべくり007

2010-02-24 | 日記
まだまだ三浦春馬さんにハマっています(笑)
今日もYou Tubeで検索かけちゃいました

大河ドラマ「功名が辻」に出ていた時の動画もありました



お坊さんです
顔が綺麗だから、坊主も全然OKですね
大河に、また出てくれないかなぁ

こちらは、やはり仲間由紀恵さんと共演している「ごくせん」劇場版のPRですね
『しゃべくり007』の動画です。

20090713『しゃべくり007』1/3


20090713『しゃべくり007』2/3


20090713『しゃべくり007』3/3


お笑いの方々が多すぎて、三浦春馬さんにあまりしゃべらせないのが、ちょっと不服ですが(笑)、
思いっきり受けて爆笑していても、イケメンはイケメンですね~

「楽園」

2010-02-23 | 
宮部みゆきさんの「楽園」を読み終えました

「模倣犯」の続編、ということで、少し話題になっていたこの作品。
最近文庫になったので、思わず買ってしまい、
久しぶりの宮部みゆきワールドを堪能しました

彼女の作品は、
社会派・超能力物・ファンタジー・時代物
の四種類の組み合わせで分類できると思うのですが、

この「楽園」は、『社会派×超能力物』でした。

ただし、主人公が『社会派』の代表格である「模倣犯」の登場人物である前畑滋子なので、
『超能力』でしか説明しえない事象を、最初は科学的に、合理的に説明しようとあがくのです。

でもやっぱり「超能力だ!」と前畑滋子が確信するまでに、まるまる上巻全部を費やしています(笑)

なので、『超能力物』は苦手な私でも、
『超能力』を前提として展開する下巻をすんなり読むことができました。

それで、内容ですが、
面白かったし、最後はほろっときました

と、同時に『社会派』でもあるので、この社会の、というよりは、
人間の、暗い部分を覗いてしまった思いがして、暗澹たる気持ちにもなりました…

謎解き・エンターテインメントとしての面白さももちろんあります
先が気になって、終盤は一気読みでした

でも、純『社会派』好きの私としては、
宮部作品の最高峰は、やはり「火車」と「理由」なんですよね~
これを超える作品を是非読んでみたいです