ミュージカルな日々

ミュージカル好きの私が、観劇・映画・ドラマ・音楽・本の感想を書きつづるブログ、になる予定。

ある日、嵐のように

2010-05-20 | 佐藤浩市さん
本や映画を見よう、とは思っていても、どうしてもドラマを見たくなってしまう私

今クールのドラマはどうやら不作のようなので、
久しぶりに、大好きだったドラマ

「ある日、嵐のように」(2001年、NHK)

を見直してみました。

主演は、中井貴一さんと佐藤浩市さん
お二方とも検察官の設定で、
(佐藤さんは途中から「ヤメ検」として暗躍するようになりますが
NHKらしい上質な社会派ドラマです

共演者は、斉藤由貴さん・夏川結衣さん・江守徹さんなどなど。

中井貴一さんは誠実で真面目な男、

そして、佐藤浩市さんは暗い過去を持ち、
幸せを求めながらも手に入れることがどうしてもできず、
どんどん堕ちていく、哀しい男を演じていらっしゃいます。

今思えば、↑この設定はまさに佐藤浩市さんのもっとも得意とする役柄なわけですが、
高校生の私は、このドラマで初めて佐藤浩市という役者を知って、
完全に心を奪われてしまったのでした(笑)

今見直しても、佐藤浩市さん演じる土屋和彦はかっこよくて、哀しくて、でも色っぽくて、
やっぱり、私の理想の男性像だなぁと、ため息をついてしまいました(笑)

もちろん、現実にこんな男がいたら、危なくて近寄ってはいけないと思いますが(苦笑)

思えば、このドラマで、理想の男性像だけではなく、将来の方向性まで影響されてしまった私

単純だなぁと苦笑すると同時に、
高校生というタイミングで、それだけの作品に出会えたことは、
吉と出るか凶と出るかは別として、すごく大きなことだったんだなぁと改めて思いました

SAMURAI CODE

2010-01-15 | 佐藤浩市さん
トヨタのマークXのCMをモチーフに、ドラマが作られたそうです
webで配信中です↓
SAMURAI CODE

一話5分ということで、さっき見てみましたが、佐藤浩市さんは相変わらず素敵でした
ちょっと年くったなぁという感じは否めませんが、でも本っ当にかっこいいです

ドラマの内容はベタ過ぎて、コメントのしようがありませんが(笑)、
佐藤浩市さん見たさに、二話以降も見てしまいそうな予感です…

官僚たちの夏

2009-09-08 | 佐藤浩市さん
エンタメなしの日々も、あと二日!
早く解放されたいです…

そんな中で、唯一の楽しみだったのが、ドラマ「官僚たちの夏」
三週間のブランクを経て、久しぶりに再開

相変わらず、熱いです!
前回特許庁に出されてしまった風越(佐藤浩市さん)でしたが、
特許庁の中で人心を掌握し、三池炭鉱(もとい、「松池」炭鉱)の労働争議の仲介に首を突っ込み、さらには、国産旅客機に国産電算機を搭載させるべく奮闘。

特許庁長官と鉱山局の人間(高橋克実さん、堺雅人さん)が電算機に首突っ込んだら流石にまずいでしょ…

案の定、玉木(船越英一郎)に見つかって、玉木激怒
それに対して風越さん、「こんな性格だ、大目に見ろ」って(笑)
そりゃ、玉木じゃなくても「ふざけるなっ!」って言いたくなりますよね。

そんなこんなな中、敵対しながらも互いを認め合っていた、池田勇人(もとい、「池内」)首相(北大路欣也さん)が亡くなり、風越はついに通産省事務次官となるのでした。

というのが、今回のお話。相変わらず男臭くて、でも充実した内容でした。

このドラマ、今の官僚もこんな権力闘争をしているのかなぁと恐ろしくなったり、でも、風越たちには信念もあるみたいだけど、今の官僚って何を考えているのかなぁなどと、いろいろ考えさせられます。

あと、内容もですが、もう一つの見どころは何といっても佐藤浩市さんを始めとした俳優さんたちの熱演ですよね

相変わらず、佐藤浩市さんはめちゃめちゃかっこいいですし、
風越という有能で熱い信念をもった人、でも時々その有能さや熱い思いが裏目に出てしまう、そんなスーパーヒーローじゃない人間臭い主人公をしっかり造形していて、本当に魅力的です

あと、北大路欣也さんの池内首相も本当に威圧的で圧倒的な存在感。
二人が向かい合って演技しているところなんて、近年のドラマには見られない真剣勝負って感じで本当にドキドキしながら見ていました

風越と対峙する二時間サスペンスの帝王にはいろいろ突っ込みたいところも多々ありますが、
まあ、風越チーム(高橋克実さん、堺雅人さん、吹石一恵さん)はベストキャストで、本当に見ごたえがあります。

これから炭鉱がまた大変みたいで、ますます目が離せない