スズキ・メソード 清水尚志ヴァイオリン教室blog

~どの子も育つ、育て方ひとつ~

ブランコ?

2023-03-01 23:46:32 | 日記


バイオリンの左手の勉強でもう一つ大切な事を記載します。
バイオリンの弦は4本。このそれぞれの角度に弓を合わせて運ぶのですが、左手は中々、それぞれの角度に合わせずに押さえてしまう傾向があります。
画像を2つ載せますが、一つは1番高い音(E)の鳴る弦。
そして、もう一つは1番低い音(G)の鳴る弦。
弦を押さえる手の形を変える事なく両端の弦を押さえると腕、肘の位置が異なる事に気づけると嬉しいのですが。
これを、鈴木鎮一先生は「ブランコ」の様にと例えていました。
基本的に、左手の肘から指の付け根まで真っ直ぐに形取れると良いですね。そして、手首が寝てしまうと、各指先が上を向いてしまう。弦は下にあるのだから、指先も弦のある方、下向きになるように構えられると嬉しいですね。
まぁ、最初から綺麗に作るのは難しい事ですので、少しずつ整えられると良いですね。正しく「急がず休まず諦めず」。
根気よく、注意深く頑張りましょう。