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「清須会議」三谷幸喜原作・脚本・監督

2014年01月03日 23時42分19秒 | 映画・DVD
「清須会議」三谷幸喜原作・脚本・監督



なかなか面白かった.
本能寺の変で信長が討たれてから,羽柴秀吉・柴田勝家の両重鎮が,互いに信長亡き後の主導権を争う虚虚実実の駆け引きを,三谷幸喜独特のユーモアで描いた戦国時代劇.
といっても戦争シーンは全く出てこない.
ほとんどが,清須会議と呼ばれる評定のシーンと,その間に繰り広げられる宴会シーンや談合シーンで占められる.

最初は勝家の男らしさと秀吉のいやらしさが描かれるが,後半はむしろ,勝家の視野の狭さと秀吉の天下人への壮大な野心が中心となり,主客が逆転する.

随所に三谷節が現れて,会話を聞いているだけで楽しい.

また,「素敵な金縛り」の六兵衛さんが落ち武者姿で登場したのも三谷さんのユーモアだ.
さすがにこのシーンではあちこちで笑い声が聞こえた.

よくできたエンタメ戦国映画だ.

歴史の復習にもなるし,とにかく楽しい映画だった.

かみさんの提案で,一家4人で見に行った.
4人で映画を見るのは,もしかして初めて.

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