「ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~」三上延
鎌倉の片隅の古本屋「ビブリア古書堂」が舞台.
この古本屋で働くアルバイト,五浦大輔クンが主人公.ヒロインは古書店の店主,栞子(しおりこ)さん.
大輔君はたまたま店先で見かけた栞子さんに一目惚れしますが,彼のお祖母さんが残した一冊の本の価値を見極めるために(それを口実にして),栞子さんの古書店に持ち込むことから物語は思わぬ方向へ発展して行きます.
なかなか面白かった.
本はその本自体の持つストーリーとは別に,その本を買った人,読んだ人の人生の物語をも背負って存在しているんです.
そんなことを感じさせる一冊でした.ベースが謎解きなので,ミステリーファンの知的好奇心も満足させてくれるし,本の奥深さ,そして,登場人物の複雑な人生模様も本の価値を高めてくれるんですね.
シリーズ第1作目ですが,2作目も,Bookオフで見かけたら読んでみよう.
鎌倉の片隅の古本屋「ビブリア古書堂」が舞台.
この古本屋で働くアルバイト,五浦大輔クンが主人公.ヒロインは古書店の店主,栞子(しおりこ)さん.
大輔君はたまたま店先で見かけた栞子さんに一目惚れしますが,彼のお祖母さんが残した一冊の本の価値を見極めるために(それを口実にして),栞子さんの古書店に持ち込むことから物語は思わぬ方向へ発展して行きます.
なかなか面白かった.
本はその本自体の持つストーリーとは別に,その本を買った人,読んだ人の人生の物語をも背負って存在しているんです.
そんなことを感じさせる一冊でした.ベースが謎解きなので,ミステリーファンの知的好奇心も満足させてくれるし,本の奥深さ,そして,登場人物の複雑な人生模様も本の価値を高めてくれるんですね.
シリーズ第1作目ですが,2作目も,Bookオフで見かけたら読んでみよう.