「水鏡推理」松岡圭祐
才能+美貌+辛い過去 の三拍子そろった「ニューヒロイン」誕生.
ベストセラー作家にも関わらず,松岡圭祐さんの小説は未読でした.
松岡さんの小説には,いずれも探偵,鑑定士,添乗員などちょっと変わった職業で活躍する,推理力に秀でたヒロインが登場します.
この「水鏡推理」では,一般職の国家公務員である水鏡瑞希(みかがみ みずき)が主人公です.
国家公務員が推理?という素朴な疑問は,彼女の所属部署を見れば解決するはず.
「文科省 “研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース”」という長ったらしい名前.
〇〇局△△部**課という所属ではなく,タスクフォースです.
半沢直樹でも出てきましたね.
文科省といえば,大学の先生なら,貰えたか貰えなかったかは別にして,一度は申請書を書いたことがある科研費の財布の紐を握っているお役所.
その科研費をはじめとする公的な研究資金の不正使用をチェックする役目を担っているのが,このタスクフォースです.
もちろん,フィクションなんですが,この小説には公的資金を搾取しようとする輩が出てくる出てくる.
世の中の研究者は全員詐欺師か?みたいな勢いです.
それらの悪い奴らをちぎっては投げ,ちぎっては投げ,,,快刀乱麻の活躍をします.
まあ,エンタテーメントですから,深いことは追求せずに,瑞希の魅力と推理に身を任せるのが,この本の正しい読み方でしょう.
才能+美貌+辛い過去 の三拍子そろった「ニューヒロイン」誕生.
ベストセラー作家にも関わらず,松岡圭祐さんの小説は未読でした.
松岡さんの小説には,いずれも探偵,鑑定士,添乗員などちょっと変わった職業で活躍する,推理力に秀でたヒロインが登場します.
この「水鏡推理」では,一般職の国家公務員である水鏡瑞希(みかがみ みずき)が主人公です.
国家公務員が推理?という素朴な疑問は,彼女の所属部署を見れば解決するはず.
「文科省 “研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース”」という長ったらしい名前.
〇〇局△△部**課という所属ではなく,タスクフォースです.
半沢直樹でも出てきましたね.
文科省といえば,大学の先生なら,貰えたか貰えなかったかは別にして,一度は申請書を書いたことがある科研費の財布の紐を握っているお役所.
その科研費をはじめとする公的な研究資金の不正使用をチェックする役目を担っているのが,このタスクフォースです.
もちろん,フィクションなんですが,この小説には公的資金を搾取しようとする輩が出てくる出てくる.
世の中の研究者は全員詐欺師か?みたいな勢いです.
それらの悪い奴らをちぎっては投げ,ちぎっては投げ,,,快刀乱麻の活躍をします.
まあ,エンタテーメントですから,深いことは追求せずに,瑞希の魅力と推理に身を任せるのが,この本の正しい読み方でしょう.