30 伊藤義弘 投手 32歳 年俸3800万円
【2014年成績】 5試合 1勝0敗0S 防御率0.00 5回 4被安打 0被本塁打 3与四球 1与死球 3奪三振 被打率.211
今季も完全復活とはならなかった伊藤です。
昨秋の右肘の手術から苦しいリハビリを経ての一軍、そして涙の勝利とファンには嬉しいピッチングもありましたが、終わってみれば僅かに5試合の登板でしかありませんでした。
肘をかばうような素振りはありませんでしたしストレートにスピードは出ていましたのでホッと一息ではありましたが、それが特徴ではありながらも暴れ馬なボールの行き先を制御しきれず、もう少しはチャンスを与えて欲しかったものの仕方のないところではあります。
いっそのこと先発をさせてみたらどうよ、と思わないでもありませんが、やはりこれまでの経験を活かしての中継ぎエースを目指すのが伊藤の復活には近道でしょう。
とりあえずでも投げられているだけにいきなり荻野忠のようなことにはならないでしょうが、来季はもう33歳、一軍で30試合ぐらいは投げられるようでないと後がなくなります。
どちらかと言えばコントロールはばらけ気味ながらも強気の攻めで打ち取る、といった伊藤のスタイルだけに、四死球の多さにこだわりたくはありません。
ただベンチからすれば今の伊藤に求めるのはテンポのいいピッチングでしょうから、それもあっての出番の少なさだったのでしょう。
浦和でも数字だけを見ればもう一つな感じですし、顔ぶれを固定しがちな伊東監督だけに伊藤の名前があっても目を見張るような数字が出なければ来季も厳しいかもしれません。
良くも悪くも小器用なことができる伊藤とも思いませんので、危険球で退場となった次の試合の初球に内角に投じる、その気持ちを前面に出してやっていってもらいたいです。
まだまだボールには力がありますので、向かっていく気持ちがあればQVCマリンで輝ける日はそう遠くないと信じさせてください。
2008年通信簿 2013年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
2012年通信簿
【オリオン村査定】 3800万円 → 3000万円 (▼21%)
ただ、このまま中継ぎで良いのか?という疑問はあります。
酷使からか、故障して復活ですから、また登板過多になる可能性のある中継ぎでは、心配にはなります。
先発転向といっても、リリーフでの実績があり先発経験が無いとなると、首脳陣は先発とは考えないのでしょうね。
中継ぎの使い捨て的な感じになると、荻野忠といい、投手に(特にリリーバーに)悪い影響を与えかねません。
あの荒れ球は、特徴でもありうまく生かせれば武器になりますが、下手をするとボール先行で潰れてしまうと言う諸刃の剣ですね。捕手のリードやキャッチングに左右される可能性もあります。期待出来るようだとリリーフ陣の厚みが出てくるんですけどね。
シッカリと治せれば、これから5.6年はプロ野球選手として活躍できる可能性があるでしょうが、中途半端に見切って登板して結局、違和感からか調整してしまうことになったら、もう33歳になるのですから、リカバリーに残されている時間は無いと言えましょう。
伊藤投手には、オールスター前後あたりから復調して、その後20試合くらい投げてくれるようになったらいいのではないか?
なんて考えてます。
焦って開幕に間に合わせるかどうかより、シーズン後半にチームを支えてもらいたいところかな。
無理はして欲しくないですが、セットアッパーとして復活して、以前の様にフル回転というわけにはいかないかも知れませんが、さすがというところを見せてくれる様ですと、嬉しいですし、助かりますね。彼が直接先発する事は無いにせよ、前も後ろも助かる、みたいなちょっとした相乗効果を期待したいところです。
2010年の「胴上げ」投手ですね。
へろへろだった小林宏ではなく、実質的なクローザーとして、日本一の最後のマウンドに立ったのですから。
西村さんもその時来季は伊藤が・・・・と考えていたでしょう。
こんな期待をいったんは背負った選手が、このまま消えていってしってはいけません。
必ず復活してくれるものと信じています。
来年は正念場ですね
来年ダメなら首になるかもですね
今年宣告されてもおかしくはなかったですね
変化球は少ないし肩のスタミナもなさそうですし故障もありますので流石に先発は無理でしょう
さてデスパンダさんに関して
保留者名簿に掲載されたとあります
まずは一安心
早めに交渉成立させて下さい
林さん