ういーくえんど・なちゅらりすと

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シリをアゲるムシ達

2013-05-09 17:28:20 | その他の昆虫
シリアゲムシの季節がやってきた。
これはヤマトシリアゲ。
まぁ間違いなかろう。


こいつは・・・プライアシリアゲなんじゃないかと思うのだが、図鑑の模様とちょっと違う。
ただ、そもそもマイナー昆虫の世界だから載っている図鑑そのものが少ないのが痛いところ。
だいたい、翅の模様だけで同定してしまっていいのかどうかもよくわからない。


これは・・・スカシシリアゲモドキ?
まぁ比較的メジャーな種類だし、たぶんそうなんじゃないかと思う。


この仲間もそんなに種類は多くないのだから、誰かいい図鑑を出してくれないだろうか。
あ、マイナーすぎて売れないか・・・

ヒメクロサナエ

2013-05-09 17:25:21 | トンボ
この日の本命は、日本の誇る特産種、ムカシトンボ。
渓流に生息するトンボ故、ひたすら長靴で沢をさまよっていた。
ところがなかなか思うようにはいかないもので、まともなシャッターチャンスには恵まれず、こんなオバケみたいなのが写っただけ・・・


そんなムカシトンボが好むような渓流に生息できるトンボは多くはないのだが、その一つはこのヒメクロサナエ。


この個体は羽化失敗で翅の一部が伸びていないのだが、なんとかふらふら飛んでいた。
成虫が水辺に戻るのはもう少し先のようで、実際には羽化殻ばかりが目についた。


最近、渓流性のトンボもずいぶんご無沙汰だったから、またどこかで時間をつくって来てみたい。

ホソミオツネントンボ

2013-05-09 17:04:22 | トンボ
林道を歩いていると、水色のトンボが目に入った。
おや、成熟したホソミオツネントンボではないか。


冬の間はずっと枯れ枝のようだったくせに、春になるとこの色彩。
春になるとわざわざ青い色素を作り出すんだろうか。
よく考えれば不思議な話だ。

アサヒナカワトンボ×ニホンカワトンボ

2013-05-09 17:01:26 | トンボ
箱根に住むカワトンボ。
昔から特徴がうまく図鑑に当てはまらないと思っていた。
当時は県内のカワトンボはすべてヒガシカワトンボ(当時)とされていたのだが、これは橙色オスの翅に白濁部が出るのが特徴。
ところが箱根ではそれがほとんど出ず、色だけ見ているとニシカワトンボ(当時)に思えてしまうのだ。
じゃあニシなんじゃないかというとそれ以外の特徴はヒガシに近い気もする。

そして、最新の分類で確定した内容は、どうやら雑種由来の個体群らしいということだそうだ。
それは、私には実に納得できるものだった。
この個体は湯河原で写した、まさのその雑種由来群になる。


カワトンボ類の橙色型のオス。
これが私が一番好きなトンボの一つ。