タンザワフキバッタ

イナゴのようなプロポーション。でも翅が小さい。
自宅近くの名物と言ってもいいのかな。
タンザワフキバッタ。



フキバッタ類は私も好きな仲間なのだが、いかんせん、同定が画像ではきわめて難しいことが多い。
ただし、うちのあたりにはこれ1種類だけだから安心して同定できる。
そういう安心感は重要。

ウラナミシジミ

ハギの仲間の周辺をちらちらと舞うシジミチョウ。
ウラナミシジミだった。
地元では、今年初めて見つけた個体。



もともと南方系で湘南では越冬できず、普通は夏以降に見られるようになる。
年による個体数の変化がかなり大きいのは、移動個体の宿命なのか。
今年は残暑が続いて南風も多かった。
ところがここまでのウラナミシジミの個体数は少ないように思う。
冬が寒かったから近隣の生息地での越冬個体が少なかったのだろうか。
なかなか自然は予想できない。

ヒメクダマキモドキ

同じフヨウの葉の間。
何やら怪しい影が。
ヒメクダマクモドキだった。



以前は湘南では珍しい種類だったが、最近はかなり普通種。
それでもこのスタイルはなかなか魅力的。

フタトリコヤガ

オクラを植えていると時々遭遇するカラフルな毛虫。
フタトリコヤガの幼虫。
我が家のささやかなオクラの葉を齧っていた時には処分させてもらったが、この個体はよそ様のフヨウを貪っていた。



もちろん、被写体になってもらっただけでそのまま。

オオスカシバ

自宅近くでオオスカシバに出会った。
いや、出会う機会は少なくないのだが、意外に写させてくれる機会は多くない。



食草はクチナシ。
我が家の小さな鉢植えにも毎年のようになってきて、いつの間にか齧っていく。
頼むからもう少し大きな木のところへ産卵してくれ。