ういーくえんど・なちゅらりすと

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夜の海

2021-01-18 11:21:17 | その他の動物
思えば最近、全く更新をしていなかった。
仕事は確かにかなり忙しいのだが、週末の休みが全部消えてしまうほどではない。
だが、平日に忙しすぎると休日は本当に「休み」になってしまう。
そんな調子になってくると、たいした画像も増えず、更新も滞る・・・
結果として一部には体調不良ではなかろうかとご心配までおかけしてしまった。
せめて、2週に一度くらいは更新していきたいと思っているが、果たして。

真冬。
昼だろうが夜だろうが寒いものは寒い。
だったら夜、海岸に出てみよう。
真冬の夜の干潮は潮位が下がるのだ。

自宅から歩いて向かった磯には期待通りの生きものの姿。
もっともこれが11月なら魚も多いのだが、もうこの時期は水温の低下とともに深場に移ってしまっている。
見つかるのは脚の遅いやつらばかり。

まずは棘皮動物から。
マナマコはけっこう色彩変異があるのだが、これは赤系。

個人的には青系の方が好みなのだが、この場所では見つからなかった。

アカウニは比較的水深の深い場所に見られるので、なかなか昼間は見つからない。

夜になるとこうして無防備?に歩いている。

棘の長い危険な奴。ガンガゼ。

南方系のウニで長い棘には毒がある。
ただ、食べられるとも聞いたことがあるから一度くらいは試してみたいのだが、おっかないしなぁ。

軟体動物からのエントリーはまずはタコ。おそらくマダコ。

サイズ感がわかりにくいが、全体で掌サイズの子供だった。

体を一部持ち上げているのはババガセ。

ヒザラガイの仲間で、この下を獲物が通りかかるのをこうして待って捕らえるのだとか。

こいつも貝の仲間でタツナミガイ。

この浜にはうじゃうじゃいる、ウミウシの仲間。この姿だから気付かずに踏むと、煙幕であたり一面紫色に・・・

こいつはタカラガイの仲間でオミナエシダカラ。

外套膜に覆われていてなにがなにやらわからないが、普段この状態だからタカラガイはつやつやときれいなのだ。

そしてちょっとびっくりしたのはヤツシロガイ。

いや、潮間帯の生きものじゃないぞ、お前。
肉食性のけっこう大きくなる巻貝。

最後は刺胞動物からイソギンチャクの仲間。

ちょっと触っちゃいけない雰囲気満載だが、どうなのだろう。

次の週末はどうも雨っぽい。
久しぶりにヤゴでも狙いにいきたいところだが、果たして・・・