ういーくえんど・なちゅらりすと

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

シロジュウジホシカメムシ

2014-11-28 10:02:39 | カメムシ
ハマボウの葉に赤い塊。
お、いたいた。
シロジュウジホシカメムシの集団。


この成虫は羽化してまだ間がないようで、あんまり模様がきれいじゃない。


この個体はかなり鮮やかになっている。




とにかく派手なカメムシだ。
昔の図鑑では顔の赤いのがシロジュウジホシカメムシ、黒いのがクロジュウジホシカメムシとなっていた。
他の特徴は全く一緒だし、なんか嘘くさいなと思っていたのだが・・・
最新の図鑑によると、どうやら両者は同一種のバリエーションの範疇らしい。
何となく、納得。

アシブトメミズムシ

2014-11-28 09:57:41 | カメムシ
今回の沖縄での目標の一つだった。
かなりブサイク系。
海岸性のアシブトメミズムシ。
今までも何となく意識はしていたものの、気合いを入れて探したことはなく、実は本気で探せばすぐにみつかるんじゃなかろうか。
そんな軽い気持ちでいたのだが、探し始めてすぐに間違いに気がついた。
これはなかなか手強い。

冷静に情報を振り返ってみて考えた。
打ち上げられた発泡スチロールの下でよく見つかるという話があったが、あれは軽いものの下が好きなんじゃなくて、浜のかなり上の方にいるってことじゃなかろうか。
今年は大型台風が立て続けに二つきていて、とにかく西側の浜は荒れている。
ということは、狙い目は東側の広い砂浜。
目星をつけ、向かった浜辺で漂着物を丹念に蹴り飛ばしていくと・・・怪しい影。


いた!アシブトメミズムシ!




砂粒と比較してもらえばわかるが、相当小さい。
体長は7ミリほどか。
裏返してみるとその名の通り前脚が太い。
体はかなり扁平で、いかにも漂着物の下に潜りやすそう。


なれてしまえばいくつか見つけられるもので、けっこう体色のバリエーションもあるようだ。



小さな幼虫も出た。


バリバリの肉食性で、小形のダンゴムシなどを捕食しているのだという。
うれしくて見つけた個体をしばらく手で握っていたら、いきなり口で刺された。
その後、腫れたりとかかゆくなったりなんてのはなかったが、刺された瞬間の痛みはかなりのもの。
そういえばサシガメなんかに刺されても、相当痛いんだった・・・
この異形っぷりとともにその痛さは絶対に忘れはしない。

オキナワツユムシ

2014-11-28 09:57:00 | バッタ
薄暗い林の中を歩いていくと、木漏れ日があたる葉の上にツユムシをみつけた。
セスジじゃないし・・・ん、前脚が赤いな。
ということは、オキナワツユムシ!




意外に生息場所が限定されるようで、その姿はあまり見ない。
直翅類については狙って見つけられるほど研鑽を積んでいるわけでもなく、その出会いはほとんど偶然。
だからこそ面白くはあるのだが・・・