少し前、学生時代だった頃は「日本は核家族化」していると、よく教科書にも載っていました。
田舎で暮らす両親、都会で暮らす若夫婦みたいな構図があり、若夫婦も年を重ねると、
両親と一緒に暮らす「同居」をする?しない?で夫婦げんかしたりとか、
嫁姑のお悩み相談などは、午前中のワイドショーの中心的なネタだったような気がします。
しかし、最近フッと周囲をみると「核家族」どころか、若いうちから同居する人がとても多い気がします。
しかも、長男だから男親と同居という昔ながらの伝統的な同居ではなく、
奥さんの両親と住む、いわゆる「マスオさん」的な同居も、とても目立ちます。
このご時世、男性の仕事の量は増え、勤務時間もおのずと長くなり、
女性も共働きしないと、生活もなかなか大変。しかし、子供を預ける保育所はどこもいっぱいで待機待機。
頼れるのは親だけ。また若夫婦も、マンションなどの大きな買い物をするのは
二の足を踏んでしまい、賃貸はもったいないとくれば、どうせなら、親の土地に
2世帯住宅でも、と、やっぱり同居になるんでしょう。
おばあちゃんがお茶の淹れ方を教えてあげる、おばあちゃんの知恵袋を教えてもらえる、
そんなことがまた復活しそうな、そんな予感がします。
ん~わンっン(サザエさんより・・・)