写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

また、スズメが・・・

2017年07月03日 | 動物・植物
昨日、次女と4歳の孫姫が遊びに来て一緒にスズメを放した。
と言うのは、10日ほど前に玄関先をバタバタと飛び跳ねているスズメを見つけて保護していました。
地上すれすれを2~3mほど飛んでは落ち、上に向けて飛べる状態ではありませんでした。
放っておくと猫かカラスの餌食になってしまうため、救い上げたのです。


過去にも2度ほどスズメを育てたことが有り、その時に使った給餌具です。


自分から餌を食べようとはしないので、手で捕まえて強制的に食べさせるしかありません。
スポイトで水を指の上に垂らし、くちばしに添えると毛細管現象でくちばしに水が吸い込まれ、それを飲み込みます。
餌は粟を細かく砕いて水で柔らかく練り、注射器状の器具にて口に押し込みます。


鳥かごも準備したのですが、狭い中に押し込むのはかわいそうと、二階の卓球部屋に放し飼いにしました。
窓辺で外を眺めています。


ほどなく親鳥と思われる2羽のスズメが頻繁に近くの電線にとまる様子が見られるようになりました。
人が通ると飛び去りますが、直ぐに戻ってきます。


保護してから10日経つとある程度飛べるようになったので、孫達と一緒に見送ることにしました。
電線に親鳥が来ている時にそっと窓を開けると、飛び立っていきました。
それを見た親鳥が素早くその後を追っかけていなくなりました。
あれほど頻繁に電線から中を伺っていたのですが、それ以降はピタリと来なくなりました。
無事に再会して、元気に育つことを孫達と一緒に願った1日でした。

以下は過去にもっと小さい時に保護して育てたスズメの写真です。
右足が骨折していて片足しか使えなくて自然に復帰する事は出来ませんでした。
その時も放し飼いで、キャンピングカーで全国を一緒に旅しました。
走行中も手に止まって一緒に外を眺めています。


家でも旅行中でも時々外に出る時がありますが、2時間前後で帰って来て肩に止まります。
この時は真冬の北海道で寒かった為か、10分くらいで帰ってきました。


パソコンを操作しているとキーボードの暖かい場所に座り、目を閉じて気持ちよさそうにしていました。


今回は怪我も無く元気だったので、飛べるようになるのを待って放しました。



.風景写真

四季の風景写真