虹色仮面 通信

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出馬の意図は何?

2021-09-25 05:50:32 | 社会
スポニチアネックスより。

自民党総裁選に立候補した野田聖子幹事長代行が23日、実業家堀江貴文氏の公式YouTubeチャンネルに出演、勝者の見通しについて「私以外の誰か」と自虐的に話した。
告示1週間で投開票まで6日。苦戦が伝えられているとはいえ、4度目の正直で立候補にこぎ着けた野田氏から飛び出した白旗発言。派閥の締め付けが厳しいことがうかがえる。

堀江氏から「誰が当選するのか」とストレートに聞かれた野田氏は「まだ、分かりません。私以外の誰かなのだろうと思っている」と大きな笑い声とともに返した。

報道各社の調査では、河野太郎行政改革担当相が党員・党友票で大きくリードする一方、岸田文雄前政調会長は議員票でトップに付ける展開。安倍晋三前首相の支援を受ける高市早苗前総務相は岸田氏を猛追。同じ無派閥の野田氏は立候補に必要な推薦人20人からの上積みが進まない。

政策などの違いのほか、陣営が要因の一つとみているのが自主投票とされる裏で依然として横行する派閥の締め付け。
野田氏は党のインターネット動画チャンネルで推薦人代表で選対本部長を務める三原じゅん子厚生労働副大臣と対談、「今回の(派閥による)縛りは2択3択。その中の候補ならいいと。野田聖子は入っていない」と恨み節で訴えた。

過去3回、意欲を見せてきた総裁選。告示前に推薦人名簿が漏れて“はがし”に遭い、断念に追い込まれたこともあった。
「(選挙の)公認を出さないと言われ、号泣して“ごめん”と言ってきた人もいた」と述懐した。

今回も「残り数人まで達した段階から難航」(側近)。
選挙後の冷遇を恐れる議員が多く20人そろったのは出馬表明の30分前。
三原氏は告示翌日、ツイッターに「自分の意志で決めたことを、引きはがすための恫喝(どうかつ)、プレッシャー、嫌がらせなどで変えることは致しません」と投稿した。

容赦なくつぶしにかかる派閥政治。告示前に推薦人の一人から「名前は貸すが、野田氏に投票するか分からない」との声も漏れており野田氏の議員票が推薦人の20人を割る事態もあり得そうだ。<了>

周囲を固められ、どうにも身動きが取れならなくなり、文字通りの白旗ということか?
もしくは、自らの主義や主張を貫き通すための出馬か?
いずれにしても、勝敗が決する前に大将が、このような発言で大丈夫なのかしら。士気も上がりませんね。

その前に、この方も「?」がつくことが(いくつも)あるようですから、1つずつ、しっかりと発言してもらいたいものです。
近年の政治家は、自分のこと(それも不利益なことや都合の悪いこと)になると、急に口をつぐむ癖があるようで…。
公の立場にある人が、このような態度はいかがなものでしょうか?

まぁ自民党総裁選は、一般国民には縁遠い話ですから、内輪でぐちゃぐちゃやれば良いですけどね。