「本の町プロジェクト」ブログ

日本にも「ヘイ・オン・ワイ」のような本の町があったらいいな、から始まった物語。高遠での活動を経て次のステップを準備中。

須坂市の人形博物館

2009-05-20 11:22:35 | Weblog
ご開帳で賑わう長野市の、千曲川対岸に位置する須坂市に行ってきました。
長野駅から長野電鉄に揺られて30分弱。距離は十数キロのはずなのにこの遅さはなんだ?(笑)

町は古くからの宿場町で、田中家はじめ大商人の活躍で繁栄したところです。
が、今回の目的は町めぐりではなく、昨年秋に「本の家」で作品展示をやっていただいた堀内薫(Kao)さんの作品展を見にいくことでした。

会場は文化服装学院名誉学院長の小池千枝さんが個人的に集めたコレクションを展示する世界の民俗人形博物館
桜の名所としてしられる臥竜公園の奥にあります。
バス代ケチって歩いたので30分以上かかってしまいました。ここは素直に車がオススメ。

川沿いに伸びる気持ちのいい公園の中に博物館はありました。
コルビジェ風というか昭和モダンというか、面白い建物です。
二階の円形の部分がカフェになっていて、北信の山々を見ることができます。

堀内さんの今回の展示はキャトランドーレと呼ばれる妖精の国の登場人物たち。立体作品が中心です。
相変わらずの精緻な造型で圧倒されます。今回は特に点数が多く、充分堪能することができます。
新作も沢山あって、堀内さんファンは必見ですよ。

東京からはやや距離がありますが、善光寺や小布施、渋・湯田中の温泉などと組み合わせて是非おいでください。
6月9日(火)まで。会期中は無休です。



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