弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

北九州~羽田フライトからの夜景

2012-02-10 21:36:58 | Weblog
今から1年前、2010年11月の夜に大分から羽田に飛んだ飛行機から、本州太平洋岸のすばらしい夜景を見ることができました。そのときの様子を「伊豆大島上空から東京湾の夜景を見た」に書きましたが、カメラを持っていなかったのが痛恨でした。

このとき以来、九州方面に出張に出かけるたびに、できたらあの夜景を写真に収めたい、と念願しております。そして必ずカメラを携行しているのですが、なかなかうまく行きません。
まずは、夜の九州方面発羽田空港行きの飛行機に乗り、左側の窓側席を確保する必要があります。そして天気が晴天でなければなりません。
できるかぎりJALのクラスJを確保するようにしています。クラスJですと最前列なので、窓側席にさえ座ればつばさに邪魔されずに景色を見ることができるからです。
しかし、座席指定で「窓側」と指定してうまく窓側が取れても、右側の窓では目的とする景色を見ることができません。

そうこうして1年が経過しました。
先日の1月30日、条件の良好な旅をすることができました。羽田空港と北九州空港を往復する日帰りの出張です。往きはJALだったのでクラスJを予約し、右側の窓際を確保できました。ほぼ快晴です。
南アルプスの景色だけを下に掲げておきます。




帰りは夜7時過ぎのANAの便となりました。ANAには残念ながらクラスJのような席が用意されていません。チェックインしたところ、中列と後列は「窓側」を選択できたので選択したところ、ラッキーにもA席(左の窓側)を確保することができました。ただし後列の前の方ですから、窓からの視界の一部は翼で遮られてしまいます。

さっそくカメラを準備しました。
コンデジですが、ピントを含めて全手動モードが用意されています。以下の諸元に設定しました。
カメラ:Canon PowerShot S95
感度:ISO 3200
焦点距離:35mm換算でf=28mm
明るさ:F 2.0
シャッター速度:1/30秒
ピント:∞

感度と明るさはこのカメラのマックスです。シャッター速度については、手ぶれが怖いので1/30で我慢しました。
ただ撮影したのでは機内の照明がガラスに映ってしまいます。たまたまコートを持参していたので、頭からすっぽりコートをかぶって光を遮りました。

下の写真は神戸上空から神戸の夜景です。神戸空港が写っていません。神戸空港の上空だけは雲が懸かっているようです。


大阪上空です(下の写真)。淀川が黒くくっきりと見えます。中心の一番明るい部分が梅田で、そこから真っ直ぐ北に延びるのは北大阪急行に沿った道路でしょう。
右端の上半分に黒く見えるのは翼です。右下の影は窓枠ですね。


名古屋上空です(下の写真)。一番明るく写っているのが中部国際空港です。名古屋上空は一部雲に隠れているようです。


下の写真は、結局どこなのかわかりませんでした。


翼の赤灯が写り込んだ写真も掲載しておきます。翼のすぐ下に横一直線に夜景が見える部分は伊豆半島、その後方は駿河湾ではないかと思います。それが正しければ、この写真を撮したときの飛行機は伊豆半島の東沖合を北または北東の方向に飛行していることになります。


この写真の後に、直下に伊豆大島とおぼしき夜景がぼんやりと(輪のように)見えました。一応シャッターを切ったのですが、写真には写り込んでいませんでした。

1年前に大分から飛行した際に最も感動したのは、伊豆大島上空から見た東京の夜景でした。手前側に東京湾の両岸の輪郭がくっきりと見え、そのはるか後方には東京の夜景が広がっていました。
しかし今回は、残念なことに東京上空には雲がかかっていたようです。伊豆半島あるいは伊豆大島上空からは東京方面の夜景が見えませんでした。

とりあえず、「本州太平洋岸の夜景を空から撮すぞ」作戦の第一ステップを完了しました。今回使用したカメラで、大阪のように明るい夜景はシャッター速度1/30で何とか写りましたが、それ以外の小都市の夜景はこの条件では難しいようです。次回は、手ぶれを恐れずにもっと襲いシャッタースピードにチャレンジしてみることにしましょう。
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