弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

パソコンの冷却強化2

2007-02-20 21:22:34 | サイエンス・パソコン
パソコンの再生について2月6日に報告し、CPUの冷却強化を2月10日に報告しました。しかしまだ改造の勢いは止まりません。
冷却強化後にCPU温度は50℃前後で安定していると書きましたが、パソコンを立ち上げてから何時間も経過すると、温度はじわじわと上がっていきます。54℃程度までは上がります。

Pentium4用のパソコンケースは、左下図のように、ケースの外から導入した空気が直接CPUクーラーの入り口に導かれていますので、常に外気温度の空気が導入されます。
それに対し私が使っているPentium3用のケースは、右下図のように、CPUに直接導かれる空気取り入れ口がありません。CPUクーラーから排出された高温の空気は、そのままケースから排出されればいいのですが、そのまま舞い上がってCPUクーラーの入り口に導かれる程度が大きいでしょう。何とかこのバイパスルートを遮断する必要があります。


そこでまたボール紙工作の登場です。
CPUクーラーの空気入り口と出口とを遮断し、入り口にはなるべくケース前面ファンからの導入空気が導かれるように、出口から出た高温空気は入り口にバイパスせず、電源ファンとケース背面ファンを経由して外に導かれるようにしました。左下図が概念図、右下図ができあがったボール紙工作の写真です。
 

さて、これでCPU温度は下がったのでしょうか。
パソコンを立ち上げて長時間経過後のCPU温度が、第2次改造前で54℃程度あったものが、今は51℃程度で収まっています。取り敢えず数℃ダウンの効果はあったようです。画期的とはいえませんが。

私の家族が購入したCore 2 Duoマシンが到着しました。
いやいや、動作は俊敏だし、うらやましい限りです。
CPUは消費電力がすごく少ないのに、ケースと換気装置はPentium Dの大消費電力CPUに対応して作ってあります。ですから、排気口から出てくる空気は「冷風」です。それに比較し、私のマシンの排気口からは「温風」が排出されます。
コメント (2)
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