普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

屋上

2006-04-29 21:09:52 | Weblog
子どもと屋上に上がってみた。

今は足場がぐるりと巻いているので怖くはない。
しかし最終的には、50センチの高さの手すりのみ。
間隔は1メートル、間にはワイヤーをはる。

本当に安全なものをつけようとすると、
かなりがっしりとしたあられもない「柵」をつけることになる。
もちろんお金も相当かかる。

アリメさんの一言。
ここは「屋上」じゃないんですよ、「屋根」なんです。

なるほど、屋根にあがればそれなりに注意を要する。
まあ何でも安全にすればいいってもんでもないですね。

ところでバッジオさん、この靴、例のアレです。

階段がつながった。

2006-04-29 13:18:44 | Weblog
赤く見えるのが、階段。
2Fからロフトへあがる階段。
ここだけは鉄製の階段、踏み板に木を張り、色は白く塗る。
この階段は、僕があるくと少し揺れる。
「慣れますよ」とアリメさん。

コトリは、階段が5つもある。
残すは地上から玄関への階段の設置のみ。

家っぽくなってきた。


大きな窓

2006-04-28 15:09:35 | Weblog
写真は寝室の窓。

北側に明り取りのでっかい窓。
これが意外に明るい。
というかすごく明るい。

このやわらかい明かりで目覚める日を楽しみにしている。

この部屋は実は半地下である。
室内のグレーの部分までが地下、そこから上が地上部分である。

今日はアリメさんと電気屋さんと現場で打ち合わせをした。
2Fのテレビを設置する本棚、そして階段も出来上がっていた。
今日でいったん、大工さんの仕事は一区切りらしい。

まもなく、まもなく。


「毎日、しびれますよ」

2006-04-22 22:51:32 | Weblog
以前にも書いたが、コトリのリビングは天井が高い。
4メートルもある。
よって階段も長い。バリアフリーにはほど遠い。
しかしこれが実にいい。

写真は、3Fにいく階段の途中からのリビングの俯瞰。
これが気持ちいい。
この眺めを見て、僕は何度も「いいなぁ」とうなった。
横にいたアリメさんは、やはりニヤリと笑った。
「毎日、しびれますよ、きっと」

はやくしびれたい。


本棚

2006-04-21 20:20:03 | Weblog
作りつけが夢だった。

できました、本棚。
3Fの階段室の脇にある。

大工さんが丁寧に作ってくれた。
写真ではわからないけれども、仕上げがとても丁寧。
本当に美しい。

毎日、新しい何かができていく。
あと2ヶ月ほどで竣工。
うれしいような寂しいような・・・。

屋上

2006-04-19 22:16:44 | Weblog
本日もコトリに会いに行く。
アリメさん、そしてイラン人の友人も一緒。

どこがどうということもなく、ただ佇んできた。
屋上に上ると、雲が見えた。

今年の夏には、この広い空の下、ビールを飲める。
そう考えると少し胸がときめいた。

ギラッとひかる玄関

2006-04-18 23:49:17 | Weblog
この一週間は仕事がオフ。本当に久しぶり。
体にガタがきかかっているので、その調整も休日に行う。

一日はこんな感じ。
朝ご飯を食べる。子どもを幼稚園に送る。
マッサージにいく。終わったら買い物。
適当に昼食を食べてジムにいき汗を流す。
その合間に「コトリ」の現場に足繁く通う。
なんて充実した日々。ドルチェ・ビータ!

「コトリ」の現場は、これまでは妻子に任せっきりになっていた。
大工さんの仕事は、眺めているだけでも楽しい。
明日も行こうと思っている。

写真は、取り付けられたばかりの玄関。
ギラッと光ってました。
素材は亜鉛鉄板。
「コトリ」は、「木」と「白」、そしてこの「亜鉛鉄板」という
3つの構成要素からなっている。
不思議な取り合わせ。

ま、現代スイスってとこですか。
なんてね。

アリメ先生

2006-04-14 21:52:24 | Weblog
写真は、玄関入ってすぐの出窓。
この線も美しい、ほれぼれしてしまいます。

アリメさんと「コトリ」にて待ち合わせ。

いろいろな場所の納め方について、
大工の棟梁さん、現場監督さん、そしてアリメさんと打ち合わせ。

それぞれがそれぞれ「プロ」な感じがした。
「ご主人さんはこれでよろしいですか」と何度も確認を受ける。
「うーん」と唸ると、それぞれが知恵を絞って代替案が飛び出す。
いやー、すごい。感動。
そしてアリメさんは、現場ではやはり「先生」なのであった。
気恥ずかしそうなのがアリメさんらしい。

その後、テーブルを決めるために、妻とアリメさんと3人で南青山の家具屋へ。
お店の人にアリメさんのことを、設計を手がけた「建築家」と紹介すると、
ここでもアリメさんは「先生」と呼ばれていた。
やはりここでもアリメさんは照れてた。

たまには「先生」としてのアリメさんと一緒にいるのも楽しい。

本日、アリメ事務所にて

2006-04-13 20:14:06 | Weblog
壁紙、屋上の手すりなど細かい仕様についての最終確認。
まあ確認ですね。

模型を見ながら、家の話をしていることがすでに至福。

今日は現場もみたし・・・。
普請道楽、1日で2回もブログアップしちゃったし。
仕事のペースがこの位だとすごくいいんだけどなぁ。

写真は、2Fから3Fのトップライトを見た感じ。
いまいち伝わらないんだよね、写真では。

久しぶりに現場、行きました。

2006-04-13 17:53:46 | Weblog
今朝、久方ぶりに「コトリ」に逢いに行ってきた。
写真は、リビングを南から北を向いた様子。
階段が一部、ついていた。
正面に見えるのはロフト。

階段をあがりきった場所、つまり東側に床まである大きな窓。
そこに仕掛けたアリメさんの憎い演出を、本日体感した。
写真ではわかりにくいのですが・・・。

午前中は東あかりになる。
つまりそこから2Fのリビングに向かって光が注ぐ。
窓なんだけどトップライト。
アリメさんに、そのことを伝えたら、ニヤリとしていた。
「やっと分かりました?」って顔。

はい、やっと分かりました。

線の美しさ

2006-04-05 18:02:11 | Weblog
2Fのリビングダイニング。
手前の窓には、作りつけのソファーがつく予定。
アリメさんが送ってきてくれた。

この写真を見て、「線の美しさ」を覚えた。
美しい場所に住む、そのことが人生にどう影響を与えるのかは、わからない。
でもきっと何かが違うような気がする。

美しい家、がんばって綺麗にすまないとね。

冨士山

2006-04-04 03:05:15 | Weblog
見えるらしい。
屋上からの眺め。

富士山がみえるなんて考えもしなかった。
思いがけない僥倖。

なんかすごいご褒美を神様からもらったみたいな感じ。
だって家の屋上からから富士山が見えるなんて凄いと思いません?

僕自身はまだ一度も見たことがないけれど・・・。

2006-04-01 21:22:52 | Weblog
満開らしい。
新居の近くにある公園の桜である。
アリメさんが送ってくれた写真。
来年は、この桜の下を散歩したいものである。

私は、相も変わらず超多忙。
花見なぞ、とんでもなく、コトリにも会っていない。

間もなく仕事が一段落する。
また少し成長した、コトリにあえる。