普請道楽

建築家との普請の記録のためのブログ。
しかしすでに家も建ち、今では徒然なるまま感じたことを書く「日日雑記」であります。

寿によせて

2007-04-27 02:57:25 | Weblog
一人の男が結婚する。
彼とは随分と一緒に、飯を食らい、酒を飲み、音楽を聞いた。
山にも登ったし、温泉にも入った。
まるで家族のように付き合ってきた。

その間、その男の弟は交通事故で急逝した。
その時は、2人で浴びるほど、やけ酒を飲んで、酔いつぶれたこともある。

僕に子どもが生まれれば、我が子のように愛おしがってくれた。

コトリに住むようになってしばらくして、彼が一人の女性をつれてきた。
若いけれど、しっかりとした考えを持った人だった。

その2人が今度の土曜に結婚する。
妻の通っている教会での挙式。
奏楽をするのは妻、息子はリングボーイを務めるらしい。
僕はといえば、その後のパーティで、友人たちと一緒にビックバンドをやる。

本当はもっといろんなことを、この祝いのためにしたかった。
忙しい日常にかまけて、何も出来なかった。
ごめんね。

おめでとうございます。
心の底から祝福しています。
これまでいろんな事があったけれど、どうか幸せになってください。

休日の過ごし方

2007-04-23 00:26:31 | Weblog
ここのところ、体が完全に悲鳴を上げていた。
完全に病人モード。
動かすな、無理するな、とにかく栄養を。

ようやく峠を越え始めた。

相変わらずあまり本調子ではないが、少しなら無理をしてもいいよと
体の方からサインが出ている。

子どもと公園に出かけ、かけっこをしてみた。
相手は5歳。
それでも少し息が切れた。
体が重い。
それでももう少し負荷をかけても良さそう。

で、走ってみた。

30分間で5キロ、無理せずゆっくりと。
じんわりと汗が出る。
でも出きらない、なにか熱が発散しきれず、頭に熱がこもる感じ。
それでもまあなんとか走ってみた。
心地よい疲労感。

ま、そろそろ本気で体の事を考えなければいけない年齢。
少しずつ元に戻していこうと思っている。

花が咲き、緑がしたたる春の善福寺川は、ただただ美しかった。

チューリップ再び

2007-04-21 11:39:12 | Weblog
またチューリップが咲いた。
この間は、黄色、そして今度は赤いチューリップ。

妻に聞いたら去年の10月に植えた球根なのだという。
そんなに前から、この春のことを考えていたなんて、少し感動した。
本当に癒される。

仕事は、ほんの少しだけ落ち着き始めた。
この短い間、いろんな人が、いろんな事を、私のために考えてくれた。
長い時間をかけて、仕事の仲間にある種の感情が生まれていることを感じた。

どんなものも時間をかけることのなかに何か意味がある。

人の世のありがたさ

2007-04-15 20:27:35 | Weblog
先日来、なんだか愚痴の多い「普請道楽」。
そんな私に、何人かの友人知人からコメントが寄せられていた。

ありがたいことである。

さらにこの週末には、アスパラガスが届いた。
長崎県の壱岐という島で作られているという、とても立派なアスパラガス。
スーパーで売っているモノとは、明らかに味が違う。
http://www.konominouen.com/

それは、かおり高く、やわらかく、濃厚な味がした。

アスパラガスというのは、アスパラギン酸が含まれ、タンパク質も豊富で、
西洋では、疲労回復に食するモノだという。

そのやさしい心根に、胸が詰まった。

すみちきさん、くまにーさん、バッジオさん、ホソミワさん、
そして、なおさん。

心の底から感謝しています。

それでも春はやってくる

2007-04-11 16:31:23 | Weblog
つらい日常。
睡眠不足、プレッシャー、そして能力の壁。
そんな長いトンネルをずっと走り続けている気がする。

そんな日々が続こうとも、それでも春は、やってくる。
命の芽吹きの春、その勢いの凄まじさよ。
日一日と花が咲く。

写真は、玄関の前にある鉢植え。
一斉に花が咲き、つぎつぎに新芽が今にも花さかんと控えている。

この生命の盛んな活動に、毎朝毎朝、癒される。
「また一日、がんばろう」

やっぱり朝・・・。

2007-04-10 06:49:01 | Weblog
今日もやはり貫いた。
まあ覚悟の上だが、やはり体には効く。

週末は3連休をもらったのだが、
自分が風邪気味であることもあり、体は元に戻らない。
というか疲労を完全に持ち越した。
首肩は、風邪のせいなのかパンパンなのだが、薬でなんとか誤魔化している。

今週も来週もターボな日々が続くのであーる。

あかん、最近、グッチーなことばかり書いている。
でもさ、心は折れてないっすよ、心は。

それでも、仕事は始まる

2007-04-09 13:25:30 | Weblog
家族のインフルエンザはまだ収束していない。

妻は、少しずつ熱は下がっているが、まだフラフラ、頭も痛いらしい。
子どもは、昼間は元気だが、夜になると熱が上がる。

私は、というとインフルエンザは免れたようだが、
頭痛と関節痛とのどの痛みが確認され、医師にかかった。
で、薬を処方してもらい、症状は緩和されている。
が、体内ではまだくすぶっている感じもある。

それでも仕事は始まるのであった。
そして今夜もたぶん朝までコースなのであった。

「楽しぃー!」と自分に向かって呼びかけてみる。
ってちょっと病的?

午睡

2007-04-08 14:38:11 | Weblog
天気が良い日曜日である。
妻と子どもは相変わらずのインフルエンザ。
私は、相変わらずなんとかなっている模様である。

あまりに天気が良くて気持ちよさそうなので、屋上にて午睡。
無印のCDプレーヤーとクッション片手に屋上へ。

これはなかなか極上の午睡であった。

家族3人で出来ればもっとよいのであるが、今日は望むべくもない・・・。

「太陽」 ソクーロフ

2007-04-08 03:04:20 | 観た、聴いた、読んだ
なーんか、体もだるいし、家族は総倒れだし、どこにも出かけない週末。
DVDでも見ようと、夕餉の買い物のついでにレンタルショップへ。
ついでにビスケットも買い込み、カウチ・ビスケット。

で、借りたのがこれ。
ソクーロフの映画で「SUN」。
天皇の人間宣言に至るまでの経緯を描いた作品。

日本人にとってはタブーなテーマなので、
別にハラハラサスペンスはないのだが、
別の意味でハラハラドキドキするのであった。
イッセー尾形の演技は、絶賛もの。
いやー、凄い映画だなぁ。
だってさ、天皇の口癖がさ、「あっそ」だよ。

本来は日本人が撮るべき映画だとおもう。
自己批評性っていうんですかねぇ、そういうのって。
ちょうど今、「The Queen」って映画やってるはずだけど、
あーいう感じが日本でも出来るようにならないと、
本当にこの国は、きもちの悪い国になるような気がする。

なんて、サバイバルな週末に考えてみたりして・・・。

インフルエンザだ、それがどうした。

2007-04-07 20:18:11 | Weblog
A型らしい。
妻がやられ、息子もいった。
今日は、息子を医者に連れて行き、そこで確定診断を受けた。

普段、家にいない私であるが、この週末は休みなのであった。
おかゆを作ったり、うどんを作ったり、子どもに薬を飲ませる。
その一方で、自分は予防のためにマスク、うがい、手洗い励行している。
タミフルも飲んでみた。

なんとかこの2日間を乗り切っている、と思われる。
しかし過労なのか、それとも風邪の初期症状なのか、体の節々も痛む。
劇的な発熱はまだない。

サバイバルな週末。

関係ないけれど、たまたま先週、村上龍の「ヒュウガウイルス」を再読していた。
ウイルスってなんだか怖いなぁ。

なんというか・・・

2007-04-06 04:08:06 | Weblog
なんだかやるせない気持ちになる。
なぜだろう。

春の宵は値千金というが、なかなかそんな宵がすごせる日がない。
いろいろなことを考える日々なのであった。
なんなんすかねぇ、本当に。

ってこんな文章、読まされてもわかんないっすよね、誰も。

会社に泊まるといふこと

2007-04-05 00:42:24 | Weblog
昨夜は会社に泊まった。

朝の5時過ぎに仕事が終わったのだが、もう限界を通り越していて、
しかも今朝は、絶対に遅刻できない仕事があった。

なので打ち合わせ室のソファーに倒れ込むように寝た。

朝、アルバイトの大学生の女の子が、雑巾のように寝ている僕を発見し、
「どうもすいませんでした!」と部屋を出て行った。
なんか悪いことしたなぁ。

そして起きたら起きたで、また全速力で仕事。
昼食は、アルバイトの子に買ってきてもらったサンドイッチ。
それでも仕事は終わらない。

しかし世の中のどのくらいの人がこんな風な仕事の仕方をしているものなのか、
最近、ふと疑問に思うことがある。

幸いなことに好きなことをしているので、そういう意味では苦にはならないが・・・。
どうなんでしょうかねぇ、みなさん。



朝だ、徹夜。

2007-04-03 21:25:33 | Weblog
昔はマージャンとか、ライブとか、飲みとか、そんなことで徹夜していた。

今は仕事ばっかし。

そして今夜も仕事。
朝まで、かな。

やっても、やっても、やっても、やっても、終わらない♪

花見

2007-04-02 03:40:09 | Weblog
本当に、久しぶりの休日。
寝る間も惜しんで、息子と過ごした。
近所の公園でサッカーをした。
そして新宿まで行き、本屋で「タンタンの冒険」を買い、天ぷらを食べにいった。

それから妻と合流し、自宅近くの川沿いの公園に花見に出かけた。
といってもプラプラ散歩。
大勢の人が集まっていた。

そういえば、去年も来たことを思い出した。
まだ引っ越し前のこと。
以前住んでいた新宿から、ここまで花見に来たのだった。
そのとき、来年は新居から来るのだなぁと考えていたことを思い出した。

それが現実となった、感慨深い春だった。
桜の薄紅色が目に染みた。